みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و
今回は、風の時代と中国の王朝、というテーマで
記事を書いてみようと思います。
すこし前に、
風の時代がこれから始まるよ~
なんてことが、世間ですこしだけ話題になったことが
ありました。
この風の時代というのは、もともとは
西洋占星術の用語なんですね。
西洋占星術では、
火の時代、地の時代、風の時代、水の時代、
というのがそれぞれ約200年ずつを担当して
順番に移り変わっていく、と考えるんです。
つまり、全体では800年周期なんですね。
で、19世紀のはじまり頃から2020年ごろまで、
おおよそ200年間にわたって続いていた地の時代というのが、
2020年12月22日に終了しまして、
ここから先200年間ほどつづくことになる
風の時代があらたに始まった、というわけなのでした٩(ˊᗜˋ*)و
ところで、この風の時代については
自分も以前にいくつかのブログ記事を書いたのですが、
今回は「中国の王朝」との関係にフォーカスして
風の時代について考えてみたいと思います。
さて、風の時代というのは先に述べたように、
800年ごとにめぐってくるんですね。
いま、2020年ごろから風の時代が始まりますよね。
となると、前回の風の時代は、その800年前の
西暦1200年ごろから始まっています。
さらにその前の風の時代は、その800年前の
西暦400年ごろから始まっているんですね。
さらにさらにその前を考えると、
その前の風の時代は、そこからさらに800年前の
紀元前400年ごろから始まっています((((;゚Д゚))))
整理しますと、ここ最近の風の時代は、
紀元前400年ごろから始まる風の時代と、
西暦400年ごろから始まる風の時代と、
西暦1200年ごろから始まる風の時代と、
そして現在の、
西暦2020年ごろから始まる風の時代、
というのがあるわけなんです٩( ๑╹ ꇴ╹)۶
で、じつは、過去に風の時代であったときというのは、
中国においてはすべて、
分裂と動乱の時代
になっているんですよね。
まず、紀元前400年ごろから紀元前200年ごろまでつづいた
風の時代というのは、中国史では
春秋戦国時代のなかの戦国時代という
長い長い戦乱の時期にあたっています。
春秋時代というのが前半で、戦国時代というのが後半、
前半と後半をあわせて春秋戦国時代と呼んでいるんですね(;´∀`)
この長い戦乱がようやく紀元前200年前後に終息して、
秦漢帝国が成立するのです。
つぎに、西暦400年ごろから始まった風の時代なんですが、
この時代、中国はやっぱり、分裂の時代なんですね。
有名な三国志の時代が終わって、
晋という国が短期間、統一を果たすのですが、
それがすぐに終了してしまい、
中国は南北朝の分裂時代を迎えます。
西暦400年ごろから約200年間つづく風の時代は
ほぼほぼ、その南北朝の分裂時代になっていて、
その風の時代が終了しかかるころに、
ようやく隋という統一王朝ができます。
つぎの風の時代である
西暦1200年ごろからの約200年間は、
中国に、異民族であるモンゴル人が
征服王朝である元という国をたててしまうんですね( ノД`)
風の時代はほぼほぼ、この元に支配されることになり、
この風の時代が終わりに近づくころに
ようやく明という国ができて、
漢民族が自前の国を回復するんです٩(ˊᗜˋ*)و
と、このようにみてくると、
ここまで直近の風の時代には、
中国はいつも分裂していたり、動乱を経験していたり
するんですよね。
戦国時代であったり、
南北朝時代であったり、
異民族に支配されていたり、
といった感じになっています。
ということはもしかしたら、
風の時代というのは、漢民族が中華の地において、
自前の統一王朝を建てる力が弱まる時期、
なのかもしれません。
そうなってくると、
この西暦2020年からはじまる風の時代にも、
中国において、なんらかの分裂や動乱が
発生するのかもしれない、
なんてことを、
天機は考えてみたりもするのでした。
今回はこんなお話でした。
以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ