この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

脂ののった部分。

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回は、脂(あぶら)ののった部分、というテーマで

書いてみたいと思います。

 

 

物事にはなんでもそうですが、

脂ののった、いちばん美味しい部分というのが

あると思うんですね。

 

 

肉とか魚とかが典型ですが、

それ以外にもいろいろあります。

 

 

 

 

たとえば、なにかを学習するときにも、

脂ののった部分、というのがあるように思うんですよね。

 

 

高校数学なんかでいうと、

最初の式の計算あたりは、

やっててもあんまり楽しくない。

 

 

それからだいぶたって、

漸化式とか数学的帰納法微積とかが登場するようになって

はじめて、

高校数学の醍醐味みたいなものが味わえるんですね。

 

 

高校世界史とかもそうなんです。

 

 

最初の、人類の誕生とか古代オリエント、ローマ史の

あたりとかは、

あんまり面白くなくて退屈。

 

 

世界史が本当に面白くなってくるのは、

19世紀ぐらいになって、

世界をまたにかけてイギリスとロシアが対立していくころ。

 

 

近現代の激動の時代になってはじめて、

世界史は面白くなってくるんですね。

 

 

民法の勉強とかも、そんなところがあります。

 

 

民法では、まずはじめに「民法総則」というところを

学ぶことになるのですが、

これがあんまり面白くない(;´∀`)

 

 

なので、その無味乾燥さから

民法総則は躓き(つまずき)の石」

なんて言い方がされたりもするんですね。

 

 

でも、そこを通過して

債権各論、債権総論とかになってくると

ようやく面白さもでてくるのかなあ、なんて

思ったりもします。

 

 

つまり、なんでもそうなんですが、

最初のほうにはあんまり面白くない分野が

配置されているので、

そこであきらめて引き返してしまったりすると

面白さのある分野には

なかなかたどり着けないんですよね( ノД`)

 

 

そして、これはもしかしたら

人生そのものについても

言えることなんじゃないかな、って

そんなふうに思ったんです。

 

 

人生が始まってまだ間もないころ、

そんな若い頃というのは、

人生の前半に幸運が用意されている人であれば

楽しいことが多い時期でしょうし、

人生の前半には幸運が用意されていない人であれば

けっこう辛いことの多い時期かもしれませんが、

そのいずれの人であっても、

人生の本当の醍醐味を味わえるようになるのは

30代後半から40代前半ごろからなのかもしれないなあ、

なんて、

そんなふうにも思ったりするんですね。

 

 

自己啓発分野で有名な本に、

ナポレオン・ヒルという人の書いた

「思考は現実化する」という本がありますが、

この本の中では、

多数の成功者について調べた結果、

その成功のほとんどは

その人が40歳を過ぎてからはじめて達成されたものだ、

ということが明らかになっているらしいです。

 

 

また、運命学の分野でも

まだ若い頃の人間の運命というのは

両親の影響とか家系の影響とかがあるらしく、

その人自身の運命(自分自身の本当の実力)が

明らかになってくるのは

後半生になってからのことだ、

とする見解もあるようです٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

なので、

まだ若い時分のときに

自分の人生はつまらないなあ、とか、平凡だなあ、とか、

あるいは、

辛いことばっかりで嫌な人生だ!

とかいうふうに思っていたとしても、

もう少し生きてみると

人生の本当に脂ののった部分を味わえる

ときがやってくるかもしれない。

 

 

そんなふうにも思うのです。

 

 

今回は、こんな感じのお話でした。

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ