この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

感想戦で強くなる

みなさん天機です。٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

今回は、感想戦で強くなる

というテーマで書いてみようと思います。

(この記事の字数は 約1700字)

 

 

 

将棋の藤井聡太さんの快進撃が話題になっています。

 

 

 

じつは、天機も将棋を指します٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

将棋の上達法には、いろんなものがあります。

 

 

 

実戦を数多く指したり。

 

詰将棋を解いたり。

 

棋譜並べをしたり。

 

定跡を研究したり。

 

本を読んだり。

 

 

 

いろいろなのですね٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

そのなかに、

 

 

 

感想戦をする

 

 

 

というのがあります。

 

 

 

感想戦というのは、将棋を知らない人には聞きなれない言葉です。

 

 

 

じつは、将棋を指し終えたあとに、

ここはこうすればよかったんじゃないか、とか、

こんな手もあったよね、とか、

対局を終えた勝者と敗者が、

一局の将棋を並べなおして振り返ることをいいます。

 

 

 

この感想戦

 

 

 

とりわけ、敗者にとっては、つらい作業です。

 

 

 

だれだって、自分が負けた将棋なんかは、振り返りたくない。

 

 

 

でも、強くなった人(おそらくは、藤井聡太さんも)はみな、

感想戦をやることで、強くなっていったと言われているのですね(*゚▽゚)ノ

 

 

 

感想戦は、ネットで将棋を指したり、

コンピュータと対戦したりしたときにも、できるものです。

 

 

 

コンピュータ将棋なら、一手目から棋譜を振り返る機能が

ついていることが多いので、

それで巻き戻しながら、自分の手を振り返るのです。

 

 

 

自分もふくめて、往々にして人間は、

自分が勝った将棋は得意になって振り返りたいものですが、

負け将棋は、むかついてくるので、

振り返りたくないものです。

 

 

 

でも、そこを振り返ると、強くなるのですね( *´艸`)

 

 

 

ここでふと思うのですが、この、将棋の感想戦という

考え方は、

将棋以外の多くの場面でも、使えそうな気がします。

 

 

 

たとえば自分は中学生や高校生だったとき、

学校で定期テストがあると、

がむしゃらに勉強していました。

 

 

 

社会なんかは、重箱のすみをつつくような、

マニアックな知識までおぼえたりしたものです。

 

 

 

でも、よく考えてみれば、

テストが終わった時に、

あー、終わった、と、

それで終わりにしてしまうんではなしに、

もう1回、テスト見直しという「感想戦」をして、

自分が間違えたところだけでなく、

先生は教科書のどういうところから問題をつくるくせがあるのか、

といったことを分析してみれば、

そのつぎはテスト対策も楽になったかもしれませんよね。

 

 

 

試験に関してこういった「感想戦」をおこなうことは、

天機の受験した司法試験では、

実際によくおこなわれていましたΣ(゚д゚;)

 

 

 

司法試験には、論文試験というのがあるのですが、

その論文試験を受け終わった受験生が、

まだ答案を書いた記憶のさめやらぬうちに、

もういちど、再現答案をかいてみる、ということをやるのです。

 

 

 

もう試験は終わっているのだから、ふつうは、

そんなめんどくさい作業、だれだってやりたくないでしょう。

 

 

 

ですが、自分がその年の論文試験に不合格だった場合、

司法試験委員会から成績通知がきます。

 

憲法はA、民法はB.商法はF、といったぐあいに、

科目ごとの成績がかえってくるのです。

 

 

 

そのときに、もし再現答案を自分がつくっておいていれば、

成績と照らし合わせて、

どういう答案を書けば高評価がもらえるのか、

一目瞭然になります。

 

 

 

というわけで、

しんどいけれど、再現答案を作る者は合格に近づく、

なんて、司法試験受験界では、言われていたのですね٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

これは、いろんな場面で応用が利くのではないでしょうか。

 

 

 

たとえば、パチンコ、パチスロ、あるいは、

競馬、競艇、競輪といったものでも、

自分の賭け方とその結果をふりかえってみれば、

もしかしたら、ある種の法則性のようなものが見つかって、

勝ちやすくなるかもしれない。

 

 

 

あるいは、人生のいろんな場面で、

自分が失敗したことのデータをノートとかにまとめて

あとから振り返れば、

だんだんとミスは少なくなっていくかもしれない。

 

 

 

というわけで、

感想戦というのは、あまりやりたくないものですが、

人生のいろんな場面で効果を発揮してくれるのではないだろうか、

なんてことを考えていましたლ(╹◡╹ლ) 

 

 

 

以上、天機でした(*゚▽゚)ノ