この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

大杉漣さんの死去に思う、時代の変化。

こんにちわ。天機です。

 

 

 

きょうは、最近あいついだ、有名人の死去にかんして、

自分が思った、時代の変化との関連について、書いてみたいと思います。

(この記事の字数 約7700字)

 

 

 

先日、俳優の大杉漣さんが亡くなりました。まだ66歳でした。

 

すこしまえには、元フジテレビアナウンサーで、タレントの、有賀さつき

さんも亡くなっています。

 

期せずして、このお2人の活躍された時代、時期というのは、

ぴったりと重なっています。

 

 

 

大杉漣さんは、もともと、ピンク映画などに出演し、下積み生活を

送っていました。

 

1988年に、当時所属していた劇団が解散することになって、

大杉漣さんは、あらたな進路を模索することになりました。

 

そして、1992年、北野武監督の映画「ソナチネ」のオーディションで

抜擢され、一躍、スターダムにのしあがっていくことになったのです。

 

それから、いまに至るまで、およそ30年ほどにわたって、

活躍をつづけてこられました。

 

 

 

有賀さつきさんが活躍されたのも、だいたい、同じような時代です。

 

有賀さつきさんは、1988年にフジテレビに入社。

同時期にアナウンサーになったほかの女子アナとあわせて、

「花の3人娘」などとよばれて、女子アナブームのさきがけともなりました。

 

そののちフリーになり、バラエティータレントともなって、

いまにいたるまで、およそ30年ほどにわたって、

活躍をつづけてこられました。

 

 

 

このお2人が、今年、あいついで亡くなられました。

 

ひとつの時代が終わった、という言葉は、なにかにつけ、

よく言われるフレーズではありますが、

たしかに、一時代の終焉を感じ取った方も、それなりにいたのではないでしょうか。

 

 

 

10年ひとむかし、という言葉があります。

あるいは、人間の年齢に関して、ひとまわり違う、といった表現が

なされることもあります。

 

10年間、といった期間や、12年間といった期間(干支のひとまわり)は、

たしかに、ひとつのまとまった時代、期間をあらわす、

区切りになるような目安かもしれません。

 

 

 

ただ、時代については、もう少し、長いスパンで考えることもできそうです。

 

英語には、generationという英単語がありますが、この単語は、

「世代」という意味のほかに、「30年間」という意味があります。

 

また、四柱推命という東洋の占いにおいても、

接木運といって、30年間で、ひとつの運命の切り替わりがおとずれる、

とする考え方があります。

 

だいたい、1人の人間がうまれて、成長し、やがてつぎの子供を産むまでに

30年くらいかかると考えると、

30年間というのは、たしかに、

1つの時代の区切りになる、といえるような気がします。

 

 

 

こうしてみてくると、今年は2018年ですから、いまから30年前といえば、

1988年。

 

1988年ごろからスタートした、ひとつの時代のようなものが、

2018年ごろを境として終焉に向かい、ここで、時代がひとつ切り替わる、

と考えることもできそうです。

 

 

 

そして、不思議なことなのですが、これはたしかに、

実際の事象にも、符合しているところがあるのです。

事例を列挙してみましょう。

 

 

 

1989年の1月にはじまった、平成という時代。

その時代が、来年、終わりを告げます。

 

1988年に結成された国民的アイドルグループの、SMAP

そのSMAPは、2016年の末に解散し、

ことし2018年の3月までに、これまでつづいてきた、

SMAP所属のメンバーたちの番組の多くが、終わりをむかえます。

 

1991年にプロデビューした、野球のイチロー

2001年に渡米し、2004年には、MLBでのシーズン最多安打記録262本

を打ち立てましたが、

2018年のことし、2月の末になっても去就がさだまらず、

重大な岐路にさしかかっています。

※ イチローは1991年にプロデビューしていますが、高校1年のときから

レギュラーになるなど活躍していますから、

その活躍は、1988年にはすでに始まっていた、と考えることもできます。

その後イチローは、2018年3月に、マリナーズに電撃復帰しますが、

2018年5月4日、今期ののこりの試合には出場せず、

マリナーズの特別アドバイザーに就任するとの報道がなされ、

事実上の引退とみられています。

 

1988年にフジテレビの社長になり、

およそ30年間にわたってフジテレビの実権をにぎり、

日本民間放送連盟の会長もつとめた、日枝氏。

氏もまた、2017年に退任しています。

 

1988年に芸能活動をスタートさせた、タレントの江頭2:50氏。

そのキャラクターが多くの人に愛されてきましたが、

この2018年の3月で、それまで準レギュラーのような立ち位置で

出演してきた番組の多くが打ち切りになります。

 

1993年にスタートしたEU欧州連合)。

これまで順調に加盟国をふやし、欧州統合へと拡大をかさねてきましたが、

2016年、イギリスが離脱することになって、

はじめて離脱する加盟国をだすことになり、転機をむかえています。

 

1988年営業開始のマルイ川崎店は、今年、営業を終了しました。

 

1991年に連載を開始した、麻雀漫画の金字塔「アカギ」は、

ことし、連載を終了します。

 

1991年に全国フランチャイズ展開をはじめたブックオフは、

ここにきて、業績が悪化しています。

 

1986年に事業を開始した、ドレスジュネビビアンは、破たんしました。

 

1992年にスタートした、女子プロレス団体の「JWP」は、

2017年に解散しました。

 

1989年に営業を開始した、「とうほくニュージーランド村」も、

2017年に営業を終了しています。

 

1986年に開始した、「とんねるずのみなさんのおかげでした」は、

この3月で終了します。

 

1991年創刊の雑誌「FRaU」は、2017年、月刊誌としての展開を終了しました。

 

1991年ごろから活動を展開している、映画監督の三池崇史氏は、

これまで数多くのヒット作をとばしてきましたが、

最近になって、「テラフォーマーズ」や「無限の住人」が大コケするなど、

勢いにかげりがでてきています。

 

1986年創刊の雑誌「ゲームラボ」は、2017年に休刊になりました。

 

1984年創刊の雑誌「週刊将棋」は、2016年に休刊になりました。

 

1988年創刊の雑誌「プロ野球ai」も、2017年に休刊になりました。

 

1993年創刊の、原宿ファッション誌「Zipper」も、

2017年に休刊です。

 

1992年から十津川警部シリーズでブレイクし、その後、おみやさん、9係などと、

テレビ出演をかさねてきた、俳優の渡瀬恒彦さんも、

2017年に亡くなっています。

 

1991年に野茂投手が達成した、2けた奪三振記録は、

2017年に則本投手によって、ぬりかえられました。

 

高校野球1大会でのホームラン記録は、これまで、

1985年に達成された清原選手の5本が最多でしたが、

2017年に中村奨成選手がぬりかえました。

 

将棋の公式戦での連勝記録は、

2017年に藤井4段(当時)が29連勝を達成したことで、

30年ぶりに記録がぬりかえられました。

 

1988年に「沖縄アクターズスクール」の当時の校長にスカウトされて、

その後、1992年ごろから全国区での活動を展開するようになった、

歌手の安室奈美恵さんは、

ことし、2018年、引退を予定しています。

 

1987年に漫画家としてデビューした、人気漫画「るろうに剣心」の作者、

和月伸宏さんは、ことし、2018年、児童ポルノに関する法律に違反した

ことで、書類送検となりました。

 

1993年から、スペースクラフトプロデュースで音楽活動をおこなってきた、

作曲家、作詞家、編曲家で音楽プロデューサーの梶浦由記さんは、

ことし、2018年、スペースクラフトを退社しました。

 

1986年からNHKの「生活笑百科」に出演してきた、落語家の笑福亭仁鶴さんは、

2017年、32年目ではじめて欠席しました。

 

1986年からつづいてきた、神奈川新聞花火大会は、

2016年をもって、休止になっています。

 

だいたい、1991年ごろからスタートしたといわれている、

グローバリズムの拡大にたいして、

2016年には、イギリスがEUから離脱し、アメリカではトランプ政権が

誕生するなど、逆風が吹き始めました。

 

1990年から営業していた九州の遊園地「スペースワールド」は、

2017年をもって、閉園となりました。

 

1984年から営業していた「プランタン銀座」は、

2016年で営業終了です。

 

1993年ごろから全国展開していたカラオケチェーンの「シダックス」は、

2016年ごろから大量に閉店しています。

そして2018年、シダックスグループは、カラオケボックスの運営事業から、

事実上撤退するとの報道がありました。

 

1991年ごろから三菱自動車でおこなわれていた燃費不正は、

2016年に露見することになりました。

 

1989年にスタートした、テレビ番組の「鬼平犯科帳」シリーズは、

2016年にシリーズが終了しました。

 

1985年に放送を開始した「さんまのまんま」、

1991年に放送を開始した「ごきげんよう」も、

2016年に放送を終了しています。

 

1991年以来、優勝から遠ざかっていた広島カープは、2016年、

25年ぶりにリーグ優勝しました。

 

1991年からプロ生活をおくってきた三浦大輔投手は、

2016年に引退しました。

 

1985年にスカウトされて芸能活動をはじめた、女優の古村比呂さんは、

2018年、ガンの再発が報じられています。

 

日本穀物検定協会という団体が、毎年、「おいしいお米」ランキングを

発表しています。

1989年に、このランキングの中で、特Aという最高ランクが設定されました。

それ以来、28年連続で、新潟県産魚沼コシヒカリは、この特Aにランクされて

きたのですが、

2018年、はじめて特Aランクから陥落し、Aランクに落ちました。

 

大塚家具の現社長で、家具屋姫こと、大塚久美子社長。

1986年に一橋大学に入学、1991年に一橋大学経済学部を卒業し、

当時の富士銀行(現みずほ銀行)に入行。

はなばなしいキャリアを築いてきたのですが、

ここにきて、社長をつとめる大塚家具は、大幅な赤字決算がつづいています。

 

1985年に設立され、ウミガメの生態調査を33年間おこなってきたNPO法人

屋久島ウミガメ館」が、人員不足などを理由に、

ことし、2018年の12月での解散を決めました。

 

英国初の人気ブランド、ローラアシュレイ。

1985年に日本に初出店し、その後、女性を中心に人気を博してきましたが、

2018年9月までに日本から撤退すると発表しました。

 

1988年に、ビートたけし森昌行氏がタッグを組む形でスタートした、

「オフィス北野」。

ことし、2018年、ビートたけしが、そのオフィス北野から独立する意向である、

と報じられています。

 

1982年に建造された、俳優・加山雄三氏の持ち船である「光進丸」。

その船が今年、炎上しました。

 

1983年から芸能活動をしている、女優の菊池桃子さん。

彼女にストーカー行為をしていたとして、元タクシー運転手の男が

逮捕されました。

 

1985年に設立されたスタジオジブリ

そのスタジオジブリを、宮崎駿監督とともに二人三脚でささえてきた、

アニメ界の巨匠、高畑勲監督が、ことし2018年、亡くなりました。

 

アメリカの、老舗ギターメーカーの「ギブソン」。

1986年に経営危機に陥った際、ジャスコヴィッツらの投資家グループに

買われて、再建をめざしました。

それから30年余りになることし2018年、

ギブソンは経営危機に陥っています。

 

1984年から本格的に映画出演をするようになり、1986年の「プラトーン

への出演で一躍注目されることになった、アメリカの俳優、

チャーリーシーン。

2002年ごろからは、テレビドラマシリーズなどでも活躍していましたが、

2015年に、自身がHIVに感染していることを公表し、また、

2016年現在、破産状態にある、と伝えられています。

 

1986年に、キャノンが初めてデジタルカメラの初期モデルを投入し、

2000年代から徐々にデジカメは市場に浸透していきました。

2005年ごろには、フィルムカメラを凌駕して全盛期を迎えましたが、

その後、スマホカメラが競合になるようになり、

2018年現在、デジカメは厳しい冬の時代をむかえています。

 

1987年に19歳でフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、

脚本家としての人生を歩み始めた、坂元裕二さん。

1991年に脚本を担当した「東京ラブストーリー」が社会現象となるなど、

その後、およそ30年ほどにわたってサクセスストーリーを築いてきましたが、

2015年ごろから手掛けたテレビドラマが、

4作連続で視聴率が2けたに届かないという逆風を受け、

2018年、広瀬すず主演のテレビドラマ「anone」の大コケを受けて、

ついに、当面の間、テレビドラマの脚本執筆をお休みする、と発表しました。

 

1988年にアミューズに所属してから芸能活動を開始した、福山雅治さん。

テレビドラマに、映画に、音楽にと、華々しい活躍をおよそ30年ほどにわたって

続けてきました。

やることなすことうまくいく順風満帆の状況だったのですが、

2015年に吹石一恵さんと結婚したあたりから、運勢が下降線をたどりはじめ、

2016年のテレビドラマ「ラヴソング」は大コケし、

映画でも、2016年の「SCOOP!」は大コケ、2017年の「三度目の殺人

は微妙な結果となり、2018年の「マンハント」は話題にも上らない

大コケとなりました。

また、私生活では、自宅にコンシェルジュの女が侵入するという事件が発生し、

また、コンサートでは、スタッフの女性が眼球破裂するという事件もおこっています。

さらに結婚後は、ファンクラブの会員も激減しているとつたえられており、

CDの売り上げも大幅に減っています。

 

1986年に監督作品の「男たちの挽歌」が数々の賞を受賞したことで、

スターダムにのぼりはじめた、中国人映画監督のジョン・ウーさん。

レッドクリフ」など、数々のヒット作を送り出してきましたが、

ここ数年、変調が見られ、

2014年と2015年の「太平輪」、2018年の「マンハント」が、

いずれもコケています。

 

1985年に那覇市議会議員に当選したときから政治家としてのキャリアが

スタートした、沖縄県の翁長知事。

2018年、すい臓に腫瘍が見つかった、と発表しました。

 

1989年にデビューした、バンドの「LINDBERG」。

「今すぐkiss me」などのヒット曲をだしてきましたが、

2017年ごろから、ボーカルの渡瀬マキさんが体調をくずすようになり、

2018年、「機能性発声障害」と診断されたと発表がありました。

 

「女性問題」で新潟県知事を辞職することとなった、米山隆一氏。

現役で大学に合格しているとしたら、

1986年に東京大学理科三類に合格した時から氏の華麗なる経歴は始まりました。

その後、医師国家試験に合格して医師免許をとり、

大学病院で勤務したり、海外の大学に留学したりしたのち、さらに、

司法試験にも合格し、弁護士資格もとりました。

数々の選挙にも立候補したり、弁護士として勤務したりして、

ついに、2016年に新潟県知事選挙で勝利し、知事になったのです。

が、2018年、「女性問題」であえなく失脚。

 

1988年から芸能活動をスタートした、女優の高橋由美子さん。

2018年に、不倫騒動の余波もあってか、

所属事務所の「コニイ」との契約が終了、事実上の解雇かといわれています。

 

1989年に、テレビ朝日の番組「アイドル共和国」のなかで結成されたバンド、

城島茂バンド」を直接の前身とする、ジャニーズアイドルのグループ

TOKIO」。

およそ30年にわたって活躍を続けてましたが、

2018年、メンバーの山口達也に、未成年である女子高生への強制わいせつ容疑が

持ちあがり、激震に見舞われています。

 

1986年に「コミックバーガー」という誌名で刊行されたのをきっかけに、

およそ30年にわたって刊行されつづけてきた月刊コミック誌月刊バーズ」が、

2018年6月をもって休刊になります。

 

1992年から26年間にわたって、アニメ「クレヨンしんちゃん」で、

主人公、野原しんのすけの声を担当してきた声優の矢島晶子さんが、

2018年に降板することが発表になりました。

 

黒柳徹子さんが1989年からつづけてきた、

「海外コメディシリーズ」という公演が、

2018年をもって30年の歴史に幕をおろすことがわかりました。

 

フジテレビのお昼のニュース番組「FNNスピーク」は、

1987年10月にスタートしましたが、

2018年3月で、30年半の歴史に終止符をうちました。

 

1988年にカシオ計算機代表取締役社長の座に就いて以来、

およそ30年間にわたって同職をつとめてきた樫尾和雄さんが、

2018年6月、89歳で永眠されました。

 

 

 

このようにして、事例を列挙してみると、

1988年ごろから2018年ごろまでつづいてきた、

あるひとつの特徴をもった、およそ30年間にわたる一つの時代が、

地響きをたてて、終わりを告げようとしていることが、感じられます。

 

この30年間の時代には、この時代を特徴づける、

あるひとつの、「時代の風」が吹いていました。

 

たとえば、実際に吹く風についても、

東のほうから西のほうへと向かって風が吹いているのなら、

西に向かう人にとっては追い風になりますが、

東に向かう人にとっては向かい風になります。

 

あるひとつの時代に、その時代を特徴づけるような「時代の風」

が吹いているときにも、その時代の風が、

はたして、自分の運命にとって、

「運命の追い風」になるのか、それとも、「運命の向かい風」になるのかは、

ひとによって異なるのです。

 

1988年ごろから2018年ごろまでの30年間にブレイクし、

その時代に歩調をあわせるように繁栄、発展してきたようなひと、もの、というのは、

おそらく、

その時代に吹いていた「時代の風」が、

自分の個人的な運命に対して、「運命の追い風」になっていたような

ひと、もの、なのです。

 

そしていま、その「時代の風」が、おおきく風向きを変えようとしています。

そのため、

これまでその時流にのって繁栄、発展してきたようなひとやものに、

変調があらわれてきているのです。

 

 

 

1988年から2018年までの30年間に、あるひとつの特徴をもった時代

というのがあったとすると、

その時代の性質がもっとも色濃く、強くなるのは、

おそらく、その期間のちょうど真ん中あたりになる、

2003年ごろだと思います。

 

そして、その2003年ごろから、

この時代の風の後押しを受けて、めいっぱい、繁栄と発展を謳歌してきた

ようなひとやものにも、

やはり、ここにきて、変調のきざしがみられるのです。

 

それはこちら

 

reasongomainstream.hatenablog.com

 

あきらかに、時代はかわりつつあります。