この世界の不思議

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将棋のこと。 2

こんにちわ。天機です。

 

 

 

今回は、前回書いた将棋の記事の、続きを書いてみようと思います。

 

 

 

そんなこんなで、おじいちゃんに教わった将棋なのですが、

将棋をおぼえたことで、

いろんなひととの出会いがありました。

 

 

 

まず、小学校、中学校、高校、大学と、

学生時代には、どこでも、

将棋を通じて楽しい時をすごせた、知人、友人ができました。

 

 

 

中学校のころは、学校に将棋を持っていけないので、

ノートにボールペンで将棋盤を書き、

そこに、鉛筆と消しゴムで、駒を書いたり消したりして、

友人と将棋をしました。

 

 

 

大学生のころは、自分は、学生寮にはいっていました。

 

その寮には、外国から来た留学生が一定数いて、自分は、

中国から来た留学生と、日本の将棋を指していました。

 

その、中国人留学生は、日本語がある程度話せました。

それだけでなく、どういうわけか、

日本の将棋が指せて、しかも、僕より強いか、僕と匹敵するくらいの

強さだったのです。

 

その中国人留学生は、ぼくと将棋をするなかで、

いろんなことを言ってくれました。

 

そのなかで、覚えている言葉が、

 

「天機さん、攻撃しないと、勝てないよ?」

というのと、

 

「天機さんは、外向的な性格ですね。」

というものです。

 

自分の将棋は、相手が勝とうと思っても、もはや勝てなくなるように、

相手の攻撃手段を少しずつ奪っていくのをよく基本にしているのですが、

それだと、よく負けてしまうんですよね。

そこを言われたんだと思います。

 

また、自分は自分のことを、とても内向的な性格だと思っていたし、

いまも思っているんですが、

外向的な性格と言われたことは意外でしたし、

将棋を指す中で、いったいどうやって、天機の中に、

外向的な性格、を見出したのか、興味があります。

 

とはいっても、その中国人留学生とは、

その後、音信不通になってしまいましたが。

 

 

 

また、学生時代以外でも、たとえば、

病院に入院してるときなんかも、

ほかの患者さんと将棋を指したことがありますね。

 

 

 

 

 

このように、将棋は、ひととの縁をもたらしてくれたのですが、

自分1人で将棋を指していたこと、指すことも、けっこうありました。

 

 

 

自分は子供のころ、ちょうど初代のファミコンが発売されて間もない

ころだったのですが、

親の方針で、家にはファミコンがありませんでした。

 

だけでなく、マンガも1冊もなく、ドラえもんの単行本すらありませんでした。

 

おかげで、1人でいるときは、ずいぶんと面白くない子供時代をすごしていました。

 

将棋盤と駒はあったので(100円で買った)、

自分1人で将棋盤に駒をならべて、

相手側と自分側を、自分1人で担当して、1人将棋を指したりもしたんですが、

まあ、面白くなかったですね。面白いわけがない。

 

 

 

中学生になったとき、お金持ちのクラスメイトが、自分に、

ゲームボーイタイプのゲーム機(ゲームボーイではなかったような気がする)と、

将棋のソフトを、無料でレンタルしてくれました。

 

それは、歩がスライムで、桂馬がカエルで、飛車が鷲かなんかで、

まあ、面白いのなんの。

コンピュータ相手に対戦するのって、

こんなに面白いものか、と思いましたね。

 

もっとも、親は、そのゲーム機を家で充電すると、

電気代がかかる、とかなんか言ってきましたが。

 

とにかく、楽しみ、というものを、抑圧してくるタイプの親でした。

 

 

 

大学に入って、一人暮らしをするようになり、

はじめて自分で買ったゲーム機が、初代のプレステでした。

 

このプレステのソフトには、値段の安いものもあり、

自分は、その、値段の安い将棋のゲームソフトを買って、

1人で遊んでいました。

 

もっとも、値段が安いので、

その将棋のゲームソフトの棋力が、そんなに高くないんです。

 

ある程度やりこむと、パターン化してきて、

相手は同じパターンの手ばっかり指してくるようになり、

自分がかならず勝つようになりました。

 

にもかかわらず、自分は、そのゲームをやり続け、

相手陣にと金王国をつくったり、全駒にして相手玉をいじめたりしていました。

 

いま思うと、壮大な時間の無駄です。

 

 

 

いまから10年ほど前には、

ケータイのゲームで、「激指」というのをやっていました。

 

それなりに楽しめたと思いますが、

月額300円ほどしました。

 

これなら、長い年月ののちには、割高になるのではないか、

と思って、パソコンの将棋ソフトをはじめて買いました。

 

それが、10000円ほどで買った、

「激指 定跡道場 2」とかいうやつだったと思います。

 

ここに至ってはじめて、

簡単には勝てないような相手とプレーすることができるようになりました。

 

 

 

そして現在は、「きのあ将棋」で指しています。

ネット上の無料将棋サイトで、対人対戦でもないのですが、

すごく強いです。

 

将棋AIの進歩には、驚かされますね。

 

 

 

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