この世界の不思議

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【売れ残り】恵方巻きと年賀状の、生産をすこし減らせばいいのでは?

こんにちわ。天機です。

 

 

きょうは、恵方巻きと年賀状について、書いてみたいと思います。

 

 

もうすぐ、節分がやってきますね。

節分には、恵方巻きを食べるおうちも多いかと思います。

 

この恵方巻き、いろんなお店が販売に力を入れています。

イオンをはじめとした、大手スーパーの店頭にも並びますし、

コンビニ各社でも販売されますよね。

 

 

でも、この恵方巻き、売れ残った商品については、コンビニだと、

コンビニのバイト店員が、自腹で買い取らされる、なんて話も、

まことしやかにささやかれています。

 

実際はどうなのか、天機は知らないのですが、

もし、そのようなことが問題になっているのならば、

端的に言えば、

恵方巻きは、売れ残ってしまうほどたくさん生産、販売されている」

ということにほかならないわけですから、

恵方巻きの生産をすこし減らせばよいのに、と思うのですが、どうでしょうか。

 

 

 

資本主義というのは、限られた資源を効率的に、商品の生産に結びつけて

いくことが求められる経済の形態です。

ある商品の生産に資源をさけば、別の商品の生産に使える資源は、

それだけ減ることになります。

 

このことを、トレードオフの関係にある、なんて言ったりします。

そして、どのような商品を生産するのかについては、

消費者が、何を求めているのかということを、正確にキャッチアップしていく

必要があるのです。

 

 

恵方巻きが毎年大量に売れ残るとするのならば、消費者は、

恵方巻きを、それほどには求めていないということです。

 

その生産にかかる原材料やライン、人員などの資源を、たとえば、

おにぎりやパスタ、その他の商品の生産にふりむければ、

もっと豊かになれるのでは?などと、天機はどうしても考えてしまうのですね。

 

 

 

同じようなことが、年賀状についてもいえるような気がします。

 

年賀状についても、毎年、その販売員に販売ノルマが課せられて、

売れなかった分は自腹で買い取らされる、といったようなことが、

まことしやかにささやかれています。

 

かりに毎年、それだけ大量の年賀状が売れ残るとするのならば、それは、

年賀状という商品が、それほどには求められていない、

ということを、端的にしめすものなのだと思います。

 

昨今は、メールやLINEで年頭のあいさつをすませる若い世代なども

増えてきているようですから、

年賀状からひとびとがはなれていく、という傾向には、

ますます拍車がかかることも、十分予想されるわけです。

 

 

そのいっぽうで、Amazonなどのサイトをつうじて、ネットで買い物をするひとが

増えた結果、

宅配便をとりあつかう企業各社では、さばききれないほど大量の荷物が集まる

ようになり、

いっぽうでは、そういった企業では値上げを余儀なくされるほどになり、

他方では、ドライバーなどに過度な負担がかかるといった状況にもなっている

わけです。

 

だとするならば、年賀状をとりあつかう日本郵便としては、

年賀状の生産を減らして年賀状にかかわる業務を縮小し、そのいっぽうで、

そのことによって生まれた人員などの資源を、

日本郵便でとりあつかう「ゆうパック」などの、宅配業にかんする業務

に振り向けて、その拡充を図る、といったことも、

検討されてよいのではないでしょうか。

 

 

 

経済活動に使える資源には、限りがあります。

消費者があまり求めてはいないようなところにその資源を使うよりも、

ひとびとが必要とするところにその資源を使ったほうが、

結果的には、みんなが豊かになれるんじゃないだろうか?

 

天機は、そんなふうに思います。