この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

風の時代は、どのような時代になるのだろうか。

みなさん天機です。٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

今回は、風の時代はどのような時代になるのだろうか、

というテーマで書いてみようと思います。

 

 

 

みなさんおなじみの、

占星術と時代予測をあわせたような記事になり、

以下の先日の記事のつづきになります。

 

 

 

先日の記事⤵

 

reasongomainstream.hatenablog.com

 

 

 

さて。

 

 

 

西洋占星術かいわいでは、

この2020年12月22日からいよいよ、

風の時代というのが始まることが、おおきな話題になっています٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

西洋占星術においては、

おおきな時代の切り替わりにかんして、

火の時代、地の時代、風の時代、水の時代、という区分を用いています。

 

 

 

それぞれの時代は、だいたい、200年ほどつづきます。

 

 

 

1800年ごろから、この2020年までのおよそ200年間は、

地の時代でした。

 

 

 

それが、この2020年をさかいに風の時代へと移行し、

その風の時代は、ここから先200年ほどつづくことになります。

 

 

 

そんな風の時代。

 

 

 

いったい、どんな時代になるのでしょうか。

 

 

 

天機はなにかについて予測をたてるとき、

過去にさかのぼって考えることがあります。

 

 

 

冥王星水瓶座時代がどうなるのか、ということについて考えたときにも、

過去の冥王星水瓶座時代はどんな時代だったのか、

ということを振り返って考えたりしました。

 

 

 

そこで今回も、

風の時代がどうなるのかを考えるにあたっては、

過去の風の時代を振り返ることからはじめてみましょう。

 

 

 

火の時代、地の時代、風の時代、水の時代というのは、

この順番で推移していくのですが、

もちろん、細かくみていけば、

きっちりとそれがスタートする年と終わる年を確定させることができます。

 

 

 

ですが、非常におおざっぱに言えば、

だいたい、つぎのような感じになっています。

 

数字は西暦年です。

 

 

 

400~600 風

600~800 水

800~1000 火

1000~1200 地

1200~1400 風

1400~1600 水

1600~1800 火

1800~2000 地

2000~2200 風

 

 

 

どうでしょうか。

 

 

 

この表をざっとみると、直近では、

風の時代は2回あります。

 

 

 

西暦400年ごろから西暦600年ごろまでつづいた風の時代と、

西暦1200年ごろから西暦1400年ごろまでつづいた風の時代が、

それです。

 

 

 

この2つの時代。

 

 

 

歴史上では、いったい、どんな時代だったのでしょうか。

 

 

 

ひとことで言うと、じつはその時代は、

 

 

 

 非常に武骨で粗野な時代

 

 

 

だったのです。

 

 

 

よろしいでしょうか?

 

 

 

風の時代について述べているネット上のサイトも、

だんだん増えてきています。

 

 

 

風の星座というのはコミュニケーションをつかさどる星座ですから、

これから、2020年12月からはじまる風の時代というのも、

情報やコミュニケーションがさかんになるような、

そんな時代になる、とか、

個が尊重され、風のように伸びやかに過ごせる時代になる、とか、

そんなふうに予測しているサイトも多いのです。

 

 

 

ですが、天機はなにごとも、独自の見方をします。

 

 

 

天機の分析では、これからはじまる風の時代は、たぶん、

過去の風の時代を考慮に入れるならば、

 

 

 

非常に武骨で粗野な時代

 

 

 

になる可能性があります。

 

 

 

では、具体的にどのような時代になるのか。

 

見ていきましょう。

 

 

 

① アジアの勢力が強まり、ヨーロッパの力が減退する

 

 

 

この風の時代においては、過去、共通して、

世界史上においてアジアの勢力が強まっており、

ヨーロッパの力が減退していることが見て取れます。

 

 

 

まず、西暦400年ごろから西暦600年ごろにかけての風の時代。

 

 

 

この時代がはじまるすこしまえに、

アジア中央部で「フン族」というのが移動を開始します。

 

フン族というのは、中国を歴史上頻繁におびやかすことになる

北方異民族の「匈奴(きょうど)」と同系だと言われています。

 

 

 

このフン族は、西暦400年ごろから西暦600年ごろまでの

風の時代において、

ヨーロッパ領内に侵入し、

族長アッティラのもとで、フン帝国という大帝国をたてるのです。

 

ヨーロッパは、各国の連合軍が団結して防衛し(カタラウヌムの戦い)、

また、ローマ教皇が必死に説得したりして、

なんとかもちこたえます。

 

 

 

このフン族の移動によって、ゲルマン民族の大移動がはじまります。

 

 

 

ゲルマン民族は当時のローマ帝国領内に侵入し、

すでにローマ帝国は東西に分裂していたのですが、

ついにゲルマン民族傭兵隊長オドアケルによって、

西ローマ帝国は滅亡(西暦476年)させられてしまいました。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

いま現代を生きているわたしたちにとっては、

ヨーロッパっていうのは先進的で、

文物も洗練されていて、軍事力も強大で、

世界をリードしている、という印象があるかもしれません。

 

 

 

しかし、この西暦400年ごろから西暦600年ごろの、

風の時代のヨーロッパというのは、

強大なアジアの侵入におびえる存在だったのです。

 

 

 

フン族、そしてゲルマン民族が侵入してくるまでのヨーロッパというのは、

ローマ帝国支配下にあって文明も洗練されていました。

 

 

 

ローマ帝国は地中海沿岸各地に属州をもっており、

そこから多くの税収があって多数の人口をやしなうことができ、

とくに生計の手段をもたない市民に対しても、

パンや娯楽を提供することができるほどでした。

 

ローマ帝国の貴族たちは、あまりにも豊かであるので、

たとえば、飲食の悦楽をこころゆくまで楽しむために、

いったん食事をしたあとに、羽毛をのどにつっこんでわざと嘔吐し、

胃の中の飲食物を吐き出したあとでさらに飲食する、

なんてことをやっていたのです。

 

 

 

そんな爛熟したローマ帝国、ヨーロッパにとっては、

未開の地である東方のフン族ゲルマン民族なんていうのは、

文明も開けていないただの武骨で粗野な蛮族にすぎない、

はずだったのです。

 

 

 

ところが、そんな蛮族であるはずのフン族ゲルマン民族は、

華麗ではないけれども質実剛健な文化をやしない、

やがて力をたかめて、洗練された優美な文化を持つ

ヨーロッパをおびやかす存在になっていき、

その侵入によって実際に西ローマ帝国は崩壊してしまうのです。

 

 

 

実際、この西暦400年ごろから西暦600年ごろにかけての

風の時代においては、

かつてのローマ帝国の栄華の中心地であった都市ローマは、

何度も異民族による略奪にさらされることになるのです

(ローマ略奪、という項目でWikipediaに収録されています)。

 

 

 

これが、西暦400年ごろから西暦600年ごろまでの

風の時代に世界史上で起こったことで、

アジアの勃興とヨーロッパの力の減退が見られたのでした。

 

 

 

じゃあ、直近のもう1つの世界史上の風の時代、

西暦1200年ごろから西暦1400年ごろまでの風の時代は

どんな時代だったのか、というと、

やっぱり、アジアの力が増大してヨーロッパが弱くなる時代だったのです。

 

 

 

この西暦1200年ごろから西暦1400年ごろまでの風の時代

というのは、世界史上で特筆されることとして、

 

モンゴル帝国が全盛期だった

 

ということがあげられます。

 

 

 

ユーラシア大陸中央部にてチンギスハンの指導の下にはじまった

モンゴル帝国は、13世紀にだんだんと支配地域を拡大していきます。

 

ヨーロッパ方面へもその軍は進撃していきました。

 

 

 

当時のヨーロッパは各国が連合してこのモンゴル帝国の軍を

迎え撃ったのですが、モンゴル帝国が強すぎて話になりません。

 

 

 

ヨーロッパ連合軍とモンゴル帝国軍が戦った有名な戦争に

ワールシュタットの戦い

というのがあるのですが、このワールシュタットという言葉、

現地語で「死体の山」という意味だそうです。

 

 

 

言うまでもないことですが、この死体の山は、

ヨーロッパ連合軍がモンゴル帝国軍に撃破されたために出現した、

ヨーロッパ連合軍の将兵たちの死体です。

 

 

 

このヨーロッパへの進撃を主導したのは、

モンゴル帝国のバトゥという将軍でした。

 

ヨーロッパ諸国はバトゥの進撃に震え上がったのですが、

ヨーロッパが壊滅させられるまでには至りませんでした。

 

が、ヨーロッパはモンゴルの影におびえながら、逼塞することになります。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

このように風の時代においては、

西暦400年ごろから西暦600年ごろの風の時代には、

ヨーロッパはフン族ゲルマン民族の侵入に蹂躙され、

西暦1200年ごろから西暦1400年ごろの風の時代には、

ヨーロッパはモンゴル帝国の侵入に蹂躙されたのです。

 

 

 

いずれの風の時代にも、あきらかに

ヨーロッパの勢力は減退し、アジアの力が強まっていました。

 

 

 

ここで、ふと疑問が生じるかもしれません。

 

 

 

風の時代にはヨーロッパの力が弱まるって言うけど、じゃあ、

逆にヨーロッパの力が強まる時代ってあるの?

 

 

 

という疑問です。

 

 

 

あります。ヨーロッパの力が強まる時代があるのです。

 

 

 

西洋占星術での時代区分では、

火の時代→地の時代→風の時代→水の時代

の順番で時代が移り変わっていくのですが、

風の時代の1個前には、かならず地の時代が存在します。

 

 

 

じつは、この地の時代には、

おそらくヨーロッパの力が強まるのです。

 

 

 

西暦1200年ごろから西暦1400年ごろまでの風の時代には、

モンゴル帝国によって侵入されるなど、

ヨーロッパの力が弱まった、というお話をしました。

 

 

 

その風の時代の1個前には、

西暦1000年ごろから西暦1200年ごろまでの地の時代が存在します。

 

 

 

じつはこの地の時代、ヨーロッパ諸国においては、

ローマ教皇

の権力がとても強まっていました。

 

ローマ教皇のもとにフランス国王がひざまずく

カノッサの屈辱

という事件が起こったのも、この時代です。

 

 

 

この強大化したローマカトリック教会の力は、

やがて、ヨーロッパ圏外へのヨーロッパの進撃を現出させます。

 

 

 

それが、十字軍です。

 

 

 

西暦1000年ごろから西暦1200年ごろというのは地の時代であり、

地の時代にはヨーロッパの力が強まるので、

ヨーロッパは対外的に進出していくだけのパワーをそなえることになり、

そのあらわれが十字軍であったのです。

 

 

 

ところが、その地の時代のあとには、かならず風の時代が来ます。

 

そして風の時代というのは、ヨーロッパの力が弱まる時代なのです。

 

 

 

実際、西暦1000年から西暦1200年という地の時代にスタートした

十字軍ですが、

西暦1200年から西暦1400年の風の時代にはついに終了してしまいます。

 

 

 

だけでなく、この風の時代には、

ヨーロッパの力が弱まることがほかにもつぎつぎと生じてきました。

 

 

 

まず、この時代、今度はうってかわってフランス国王の力が

教皇権に対して優位となり、

教皇アビニョン捕囚といった事件が起こり、

ついに教皇権が分裂してしまいました(教会大分裂大シスマ)。

 

 

 

また、イギリスとフランスの間には英仏百年戦争がはじまり、

ヨーロッパでは黒死病(ペスト)も発生するなど、

ヨーロッパは分裂と疫病に悩まされ、

とてもじゃないけど対外的に進出していくようなことはできなくなったのです。

 

 

 

そして先ほども述べたように、

モンゴル帝国の影におびえる時代でもありました。

 

 

 

このように、

地の時代にはヨーロッパの力は強まり、

風の時代にはヨーロッパの力は弱まる、というお話をしました。

 

 

 

そうすると、直近の西暦1800年ごろから西暦2020年ごろまでの

地の時代はどうだったのか、ということなのですが、

地の時代にはヨーロッパの力が強まるという法則どおり、

この時代は非常にヨーロッパの力が強まって、

ヨーロッパは世界各地へと進出していくことになりました。

 

 

 

1800年ごろにヨーロッパにおいてフランス革命が発生し、

また、新大陸アメリカにおいてアメリカ独立戦争が発生します。

 

市民革命の時代です。

 

 

 

この結果、やがてこの地上に近代民主主義国家が成立することになります。

 

 

 

それはなんだか明るいニュースのように思えるかもしれませんが、

このヨーロッパの近代民主主義国などは、

資本主義をとり、原材料や市場をもとめて

世界各地を植民地支配していくことになるのです((((;゚Д゚))))

 

 

 

西暦1800年ごろに風の時代がはじまると時を同じくして、

新大陸アメリカに成立したアメリカ合衆国は、

黒人奴隷を多数輸入するようになりました。

 

イギリスはこの風の時代が始まる前から三角貿易などで大きな利益を

あげていましたが、

風の時代が始まると同時に、

インド、中国に対する侵略を加速させました。

 

 

 

19世紀中ごろにはインド帝国をつくってインドを直接統治下におき、

また同じころに、アヘン戦争やアロー戦争を引き起こして

中国を侵略していったのです。

 

 

 

こうしてだいたい、第二次世界大戦のころまでには

大英帝国による平和(パクスブリタニカ)という状況を、

世界史上に現出させました。

 

そして、第二次世界大戦が終了したのち現在までの時代は、

第二次大戦で圧倒的な勝利を得たアメリカ合衆国

世界を指導管理していく、アメリカによる平和(パクスアメリカーナ)

が世界史上にあらわれたのです。

 

 

 

つまり、こういうことです。

 

 

 

西暦1800年ごろから西暦2020年ごろまでの、

直近の地の時代においては、

地の時代にはヨーロッパの力が強まるという法則どおり、

ヨーロッパ諸国(欧米列強)は世界各地に進出し、

植民地支配をしていったのです。

 

 

 

その名残から現在でもヨーロッパ諸国は、

世界をリードするようなおおきな富や力を持っているのですが、

なかでも、

イギリス、そしてアメリカは、

この地の時代にそれぞれパクスブリタニカ、パクスアメリカーナ

という、二大盛期を現出させるほど、おおきな繁栄を見せた、

ということなのです。

 

 

 

その地の時代が。

 

 

 

ついに、終わります。

 

 

 

繰り返し述べているように、過去の歴史をみていると、

地の時代にはヨーロッパ(欧米)の力が強まるのですが、

風の時代にはヨーロッパ(欧米)の力が弱まるのです。

 

 

 

そして、西暦1800年ごろから西暦2020年ごろまでという

直近の、欧米の力が強まった地の時代が、

いよいよ2020年12月22日、終焉をむかえて、

ここから先200年以上にわたって、

欧米の力が弱まる風の時代がつづくことになります。

 

 

 

すでにその兆候があらわれてきているのではないでしょうか。

 

 

 

欧州では2016年に、イギリスのEU離脱が決定し、

初の加盟国の離脱ということが現実化しました。

 

 

 

これには、EU域内に移民が増加して、

それに対するEU各国民の不満が高まっていた、ということがあります。

 

つまり、欧州が統合に向かい、

さらにおおきく発展していくというその流れに、

おおきなつまずきが生じているのです。

 

 

 

アメリカ国内でも同年、トランプ政権が成立し、

国内の分断が加速したといわれています。

 

 

 

トランプ派と反トランプ派が互いに口汚く罵りあいます。

 

そこに、黒人と白人の対立も加わるのです。

 

 

 

今回、2020年の大統領選挙の結果次第では

アメリカは内戦状態に陥るかもしれないと危惧されていました。

 

 

 

さいわいにも、その状況は回避されたかに見えます。

 

しかし、バイデン政権になってもこの分断状況は

容易には解消に向かわないだろうといわれています。

 

 

 

そしてなにより明らかなことなのですが、

この2020年に発生した世界規模での大災害、

コロナによるパンデミックは、期せずして、

欧米諸国においてもっとも猛威をふるうようになっています。

 

 

 

このパンデミックがいつ、終息するのかはまだ見通せませんが、

このパンデミックの今後の展開次第では、

欧米諸国の世界における地位は、

おおきく低下する可能性があるようにも思われます。

 

 

 

以上、風の時代がどのような時代になるのか、

ということに関する第1の考察、

アジアの勢力が強まってヨーロッパの力が減退する、

というお話でした。

 

 

 

② 優美で洗練されたものが、武骨で粗野で質朴なものに

  よって圧倒される

 

 

 

これが、風の時代はこうなるのではないだろうか、

という予測の第2です。

 

 

 

これは、第1の、

アジアの勢力が強まってヨーロッパの力が減退する、

ということとも関連するのですが。

 

 

 

過去2回の風の時代、すなわち、

西暦400年ごろから西暦600年ごろまでの風の時代でも、

そして、

西暦1200年ごろから西暦1400年ごろまでの風の時代でも、

いずれの時代でも、

優美で洗練された文化をもっていたヨーロッパは、

そのヨーロッパからは蛮族にすぎないとみなされていた異民族

の侵入によっておびやかされることになりました。

 

 

 

ヨーロッパからは蛮族にすぎないとみなされていたそれら異民族は、

たしかに武骨で、そして粗野ではあったかもしれませんが、

質実剛健な文化をもっていました。

 

そしてなにより、

軍事力という力がまさっていたのです。

 

 

 

このように風の時代では、

ある意味で軟弱ともいえる優美で洗練されたものが、

武骨で粗野ではあるけれども質朴な「力」のまえに、

敗北を喫する可能性があります。

 

 

 

これは、じつは日本においてもそうなのです。

 

 

 

西暦1200年ごろに風の時代が始まるのとほぼ、時を同じくして、

日本では初めての本格的な武家政権の時代である、

鎌倉時代がはじまります。

 

 

 

それまでの地の時代をふくめた数百年間は、

日本では平安時代でした。

 

そこでは、天皇を中心とする貴族たちの優美で洗練された

文化があったのです。

 

武士などというのは、彼らにとってただの用心棒であり、

古語でいうなら、「むくつけき者」であったかもしれません。

 

 

 

ところが、軍事力という武骨な「力」をもった武士集団が

独自の意志をもちはじめ、

ついに西暦1185年、ときの後白河法皇にたいして、

全国に守護と地頭を設置することを認めさせるにおよんで

鎌倉幕府の成立となり、

荒々しい坂東武者たちが日本の支配権を確立することになったのです。

 

そうしてそこから先の鎌倉時代には、

仏教でも、建築でも、

文化の中に質実剛健なものが好まれるようになっていきました。

 

たとえば、建築においては、

平安時代の貴族趣味的な寝殿造の建物は、

武家風の簡素な武家造にとってかわられます。

 

仏像彫刻でも、力強い運慶、快慶の金剛力士像のような

ものがあらわれます。

 

仏教においても、武士の要求にこたえた

禅宗などの鎌倉新仏教が誕生していきました。

 

 

 

これが、日本における風の時代だったのです。

 

 

 

このように風の時代には、

優美で洗練されてはいるけれどもある意味で軟弱なものが、

武骨で粗野ではあるけれども質実剛健で力のあるものに、

とって代わられる可能性があります。

 

へんなたとえかもしれませんが、それは天機のたとえでいうと、

あたかも、

宝塚歌劇が上映されていた劇場に、そのメンバーがいるなかに、

突如として、

上半身裸で黒タイツの江頭2:50が100人乱入してきたような状態、

とでもたとえられるかもしれません((((;゚Д゚))))

 

 

 

実際にその兆候はあらわれています。

 

 

 

近年になって、

アメリカのトランプ大統領、イギリスのボリスジョンソン、

ブラジルのボルソナロ、フィリピンのドゥテルテなど、

粗野な言動をおこなう政治指導者があちこちで

あらわれるようになってきています。

 

今後ももしかしたら、その傾向はつづき、

風の時代があらたに始まるとともに、その傾向は加速するかもしれません。

 

 

 

これが、風の時代がどのようになるのか、ということについての、

天機独自の予測です。

 

 

 

この予測どおりにもし進むのならば、

世界的には欧米よりもアジアのほうに目を向けること、そして、

優美で洗練されたものよりかは、

質実剛健で簡素な生活スタイルを取り入れたりすること、

などに、幸福がありそうです٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

いよいよ風の時代スタートまで、1か月と少しになってきました。

 

風の時代は、2020年12月22日スタートです!

 

 

 

以上、天機でした(*゚▽゚)ノ