この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

ゆる~くつながる、冥王星水瓶座時代。。。

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

早いもので、今年も大晦日ですね。

 

 

ことし最後の記事を投稿してみようと思います。

(この記事の字数 約4200字)

 

 

今回は、占い関連のお話になります~

 

 

さて、今年の11月に

冥王星がついに完全に水瓶座に入りました٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

ここ1年くらいでしょうか、

冥王星はこの水瓶座と、その1つ前にあるやぎ座とのあいだで

行ったり来たりしていたんですが、

とうとう完全に水瓶座に入ってしまい、

もう僕たちが生きているあいだに

やぎ座に戻ってくることは2度となくなりました。

 

 

この先20年弱くらいは

このままずっと水瓶座冥王星がいることになります。

 

 

冥王星のような、

太陽からとても遠い(公転周期の長い)惑星が

その位置する星座を変えるときというのは、

大きく時代とか世の中が変わるような

インパクトをもたらす、と

占星術では考えているんですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

冥王星の公転周期というのは

248年くらいありますから、

前回、冥王星水瓶座にいたときというのは

今から248年くらい前のことになるんです。

 

 

具体的にいうと、

18世紀の終わりごろ、

1790年くらいのことでしょうか。

 

 

そのころ、世界史上でどんな重要なことが

起こっていたかといいますと、

1789年に、フランス革命が起こっています((((;゚Д゚))))

 

 

この革命で処刑されたのがルイ16世で、

倒されたのがブルボン王朝ですね。

 

 

この革命は市民革命の1つで、

それ以前のように

倒した新興勢力が次の新しい王朝をつくる、というような

ことはもうなくて、

あたらしい勢力は

それまでの王朝による支配とはことなった、

市民が力をもつ政治体制を創出したんです。

 

 

これが、世界史上でも非常に画期的な出来事である

フランス革命なんですね。

 

 

つまり、前回水瓶座冥王星がいたときというのは、

フランス革命が起こって

それまで盤石と思われていた

国家とか、政治体制とかいった

そういう「組織体」が

ガラガラと崩壊した時期にあたっているんですよ。

 

 

ところで。

 

 

冥王星というのはグルグルと公転していますから、

水瓶座とはちょうど正反対の星座に

冥王星が位置しているときもあるんですね。

 

 

水瓶座とはちょうど正反対の位置にある星座。

 

 

それは、しし座です。

 

 

前回、しし座に冥王星がいたのは

1939年からのこと。

 

 

1939年というのは、

世界史上で非常に大きな事件が始まった年なんですね。

 

 

なにか、わかりますか?

 

 

第二次世界大戦が勃発した年なんですよ((((;゚Д゚))))

 

 

第二次世界大戦というのは、

連合国と枢軸国に世界が分かれて

5年くらいでしょうか、世界中で戦争が続いた

悲惨な時期ですよね( ノД`)

 

 

その時期というのは、

いずれの国家も戦争に勝つことを至上命題としていましたから、

国家というのは総動員体制をとっていたわけです。

 

 

つまり、国家が第一で、

とにかく戦争に勝つために

男子は兵隊にとられたり、女子は勤労動員させられたりして、

国家が国民を非常に強く、強制的に

統制するような、そんな時代だったんですね。

 

 

つまり、国家という「組織体」の力が

非常に強くなった時期だったんですよ。

 

 

対照的だとは、思いませんか?

 

 

冥王星水瓶座にいた時期というのは

フランス革命が起こって

ブルボン王朝とか絶対王政とかいった

国家とか政治体制とかの「組織体」が

崩壊した時期なんです。

 

 

他方で、冥王星

水瓶座のちょうど反対の星座である

しし座にいたときというのは、

第二次世界大戦の真っ最中で

国家という「組織体」の力が非常に強くなって

国民を強制的に統制していた時期なんですね。

 

 

つまり、

冥王星水瓶座=組織体の力は弱まる

冥王星+しし座=組織体の力は強まる、

というような構図があるように

天機なんかは思うのですが、

いかがでしょうか( ´艸`)

 

 

で、これから始まる冥王星水瓶座時代なんですが。

 

 

これは、冥王星水瓶座、のほうになるので、

組織体の力が弱まる、

というパターンなんですよね。

 

 

つまり、国家とか企業とかいった組織体が

個人を強く統制するという力を失うようになり、

個人がだんだんと力を持って

てんでバラバラな動きをするようになっていく、

そんな時代になるような気が

自分はするんですね。

 

 

 

 

これは、社会のいろんなレベルで起こってくることだと

思いますし、

実際にそのような兆候がすでに

あらわれ始めているようにも思うんですよ。

 

 

たとえば、

ここ最近の例をあげてみますと。。。

 

 

日本では来年、大阪・関西万博というのが

おこなわれるらしくて、

政府とか大阪府とかは

なんとかして盛り上げて、国民全般の関心を高めようと

躍起になっているみたいですが、

肝心の国民はあまり関心を持っていないように見えます。

 

 

つまり、国とかが音頭をとって

人々を一定の方向へと振り向けようとしても

国民がそれに乗らなくなってきているんですね。

 

 

国とかの誘導とか指導、扇動に国民が乗らない、

ということで言えば、

新型コロナワクチンとかもそうかもしれません。

 

 

2021年の、新型コロナワクチンがはじめて

導入されるようになった頃こそ、

いろんな宣伝の効果とかもあって

80%以上の日本国民がこのワクチンを打っていましたが、

その後、いろんな問題が明らかになるにつれて

ワクチンへの信頼性が低下したのか、

最近だと、定期接種になったにも関わらず

ワクチンを接種している人はだいぶ

少なくなってしまったみたいなんですね( ノД`)

 

 

これも、国とかの誘導に

国民がだんだんと従わなくなってきた、

ということのあらわれかもしれません。

 

 

国に対してだけではなくて、

企業に対しても人々はあんまり忠誠を誓わないように

なってきていますよね。

 

 

昭和から平成にかけての頃のように

一生その企業に骨をうずめるんだ、みたいな人が

だんだん減っているようにも思います。

 

 

最近のニュースでは、

日本でも世界でも「静かな退職」というのが広がっていると

報じられていましたね。

 

 

なんでも、ことさらに出世とかを目指さないで、

自分の最低限の業務だけをこなして

それ以上をしようとはせず、

言葉は悪いですが「サボタージュ」するような

従業員が増えてきているんだとか。

 

 

年末年始というのは忘年会や新年会の

シーズンでもありますが、

この年末、忘年会の実施率、参加率も

以前のようにはふるわなかった

という報道もありました。

 

 

つまり、企業という「組織体」に忠誠を誓う、

というようなことも

だんだんと少なくなっているのかもしれませんね。

 

 

メディアに関しても、

これまでは新聞とかテレビとかいった大手メディアが

中心になって

世論というものを形成してきたようなところがありましたが、

今年、

アメリカ大統領選挙とか兵庫県知事選挙とかの報道で

いわゆる「オールドメディア」というものへの

批判が起こったことからもわかるように、

既存のマスメディアへの信頼感は

だいぶ低下しているみたいです。

 

 

つまり、新聞とかテレビとかいった大手メディアという

「組織体」が、

世論を主導していく力をだんだんと

失いつつあるんですね。

 

 

かわって人々は、

ブログとかSNSとかで自分たちの意見を発信するようになり、

大手メディアはそれらを「誤情報、偽情報」などと言って

こき下ろすことに躍起になっていますが、

だんだんとX(ツイッター)などのSNSで発信される意見のほうが

大きな世論を形作るようになっていて、

そこでは人々がてんでバラバラな方向で

自分たちの考えを表明するようになっています。

 

 

以上、見てきたように

冥王星水瓶座に入るころから

たしかに「組織体」というものの力に衰えが見えるようになり、

国とか自治体、企業、大手メディアという組織体が

人々を動かす力を徐々に失いつつあるようにも

見えるんですよね。

 

 

そして、この組織体が力を失うという現象は、

国とか自治体、企業とか大手メディアといった

大きなレベルだけではなくて、

社会のいろんなレベルで徐々に進んできている

ようにも思うんですよ。

 

 

たとえば、学校現場におけるPTAという組織体については、

その活動にかんして保護者などから不満や批判が

でていることもあって、だんだんと機能しなくなり、

解散に追い込まれるところもでています。

 

 

学校ではほかにも、教職員の疲弊が問題視されるようになり、

クラブという組織体でもって部活動をおこなうということが

これまでのようにはできなくなっていく

と言われています。

 

 

日本各地で老人会とか町内会とかいった組織体に

加入するひとが減っていて、

消防団などの組織体に参加するひとも

減っているそうです。

 

 

つまり、日本の社会のいろんなレベルにおいて、

人々がたくさん集まって団体や組織体を形成し

その団体や組織体の活動としてみんなでなにかをする、

といったようなことが

だんだんとなくなっていっているんですね(;´∀`)

 

 

それとは対照的に、

SNSなどを通してゆるくつながってなにかをする、

というようなことは

増えているような気がします。

 

 

ほかにも、たとえば社会的な運動に関しても

これまではフェミニズム団体など、

市民団体や圧力団体とよばれる団体や組織体を形成して

活動し、

自分たちの考えを広めていくようなことが

広くおこなわれてきて

実際に影響力を行使し、実績をあげてきました。

 

 

でも今年は、

パパだけをディスるようなTシャツの販売を企画した

しまむらバースデイが

批判が殺到したために企画の中止に追い込まれたり、

男性は臭いと発言した女子アナが解雇されたりと、

べつに市民団体や圧力団体を形成していたわけではないけれど、

個人がそれぞれに苦情の電話を入れたりといった

相互には関連のない独立した行動

(彼らはべつに相互に連絡をとりあって行動したわけではない)が、

全体として大きなムーブメントになるという現象を

社会が目撃することになった、

そんな1年でもあったんですよね。

 

 

以上、述べてきたことをまとめると、

これから始まる冥王星水瓶座時代というのは、

たくさんの人々があつまって団体とか組織体とかを形成し

その団体とか組織体とかの活動としてみんなでなにかをする、

といったようなことは、

だんだんと力をうしなっていく。

 

 

その反対に、

それぞれの個人が相互に密接にかかわることはなしに

ゆる~くつながるような感じで、

てんでバラバラな思いを胸に離合集散していく

というようなことは増えていく。

 

 

そんな時代になるような気がします٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回はそんな感じです。

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ