こんにちわ。天機です。
天機は、日々、いろんなことをぼけーっと考えています。
天機が考えるのは、「あたりまえのこと」が多いです。
誰もが知っているようなあたりまえのことについて、
「その背後にはどんな原理がかくれているのだろう?」
と、深読みしていくのです。
きょうも、そんなあたりまえのことについて、考えてみました。
さて、この世の中には、「方向」というのがありますね。
代表的な方向には、6種類あります。
前後、左右、上下、の、計6方向です。
そして、この世の中には、陸、海、空の、3つの場所があります。
空はわかりますね。陸地もオッケーでしょう。
ただ、水のあるところは、海にはかぎられないので、
川や、湖などもふくめてかんがえると、
陸、水、空、といったほうがいいかもしれませんね。
この、陸、水、空には、それぞれ、
ひとなどの陸上の生物、魚、鳥がいます。
その、それぞれの進み方をみてみましょう。
だいたい、たいていの生物は、口は、体の前のほうをむいてついています。
そして、生物が移動するとき、進んでいくときというのは、
口が向いているところの、前のほうへと進んでいきます。
陸上の生物である、ひとは、前のほうへ進んでいこうとするときに、
足を、進行方向に対して「前後」に動かします。
陸上の生物には、ほかに、ライオンや鹿、牛や馬といった生き物もいますが、
たいていは、前足と後ろ足がそれぞれ同様に動いたりはするものの、
進んでいくときの足の動かし方、その方向というのは、「前後」なんです。
つぎに、水の中にいる、魚についてみてみましょう。
魚は、からだにある「ひれ」を動かして進んでいきます。
魚のからだには、いくつかの「ひれ」がありますが、
進んでいくことに使用される「ひれ」は、「尾びれ」です。
そのほかのひれは、移動の方向を決めたりするのに使われます。
そして、この、進んでいくときに使用される「尾びれ」なんですが、
その動く方向は、進行方向に対して、「左右」なんですね。
尾びれを左右にふりふりしながら、魚は前のほうにすすんでいくわけです。
最後に、空にいる、鳥について考えてみましょう。
鳥は、飛ぶとき、前のほうへ進んでいくときに、翼を使います。
その翼の動く方向は、進行方向に対して、「上下」なんですね。
整理しましょう。
方向には、前後、左右、上下の6方向があります。
ひとなどの陸上の生物が前に進むときには、足を「前後」に動かし、
魚が水の中を前に進むときには、尾びれを「左右」に動かし、
鳥が空を前に進むときには、翼を「上下」に動かします。
ひと、魚、鳥、それぞれの、前に進むときに動かす体の部分の、
それぞれの動かす方向というのは、
これらの3種類相互の間では重複することがなく、
3種類がそろってはじめて、前後左右上下の6方向すべてがカバーされるわけです。
はじめは、鳥のかたちをぼんやりと心の中でイメージし、
その後、魚のかたちとかもぼんやりと心の中でイメージしていたのですが、
さらに考えをすすめていくと、うえのようなことを考えつきました。
きょうは、そんなお話でした。