この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

この世界の不思議

【矛盾】盾と矛、どちらが勝つのだろう?ー総合

【矛盾】盾と矛、どちらが勝つのだろう? というシリーズの記事の、まとめリンク集です。 reasongomainstream.hatenablog.com reasongomainstream.hatenablog.com reasongomainstream.hatenablog.com

命日と、シンクロニシティ。

こんにちは。天機です。 きょうは、日常の中にひそむ、奇妙な偶然の一致について、 お話ししようと思います。 奇妙な偶然の一致について、 共時性とか、シンクロニシティとかいった言葉であらわし、 研究対象としたのは、かのユングでした。 よく注意して見…

【矛盾】盾と矛、どちらが勝つのだろう?-その3。

盾の強みは、その面の広さにあった。 矛の強みは、その力のかかる部分の小ささにあった。 では、そんな盾と矛が戦ったら、いったい、 どちらが勝つのだろうか。 具体的な人間同士、兵士同士の戦いを思い浮かべるならば、それは、 相対する2人の人間が、それ…

【矛盾】盾と矛、どちらが勝つのだろう?-その2。

以前に書いた、盾と矛の記事の続き。 どんな矛でもつらぬくことができない盾と、 どんな盾をもつらぬいてしまう矛。 その両者が戦ったら、いったい、勝つのはどちらなんだろう。 ここで、盾と矛、それぞれの特性を考えてみる。 盾というのは、どんな特性をも…

気になる表現。

最近の日本において、 気になる言葉づかい、表現をいくつか。 「全然オッケー」という表現。 「走ったり歩く」という表現。 「~じゃないですかあ。」という表現。 レジでの会計の際などの、「よろしかったでしょうか?」という表現。 「関係性」という表現…

可能性と境界線 3

ずいぶん以前に書いた記事の、可能性と境界線シリーズ、 その第3弾を書いてみようと思う。 ベン図上に、整数全体の集合を全体集合としてとる。 そして、そのなかに、2の倍数である部分集合と、 3の倍数である部分集合を描いてみる。 そうすると、2つの部…

いちばん高い山と、いちばん深い海。

今日、8月11日は、日本では「山の日」とされる祝日にあたっている。 最近できた祝日だ。 「海の日」があるのに、「山の日」がないのはおかしい、 なんていう意見も後押しになって、できたみたいだ。 きょうは、この「山の日」にちなんで、 海と山について考…

【矛盾】盾と矛、どちらが勝つのだろう?ーその1。

つじつまがあわないこと、道理にあわないことをさして、 矛盾、という。 この矛盾という言葉は、中国の故事からきている。 話の概要は、以下のようになる。 昔、楚の国の人で、盾と矛を売る人がいた。 そのひとが、盾をさして言うのには、 「この盾はとても…

世界史でみる、北東鬼門方位の脅威。

風水というのは中国が発祥だが、 日本にも方位学というのは存在する。 移動するときの方位や、家を建築する際の方位などを、 それでみるわけだ。 日本の方位学において、とくに恐れられている方位に、 北東の鬼門方位というのがある。 どうせただの迷信だろ…

スタンダール「赤と黒」。

スタンダールの小説に、「赤と黒」という作品がある。 古典文学の一つだ。 この作品についてウィキペディアで調べると、 どうして「赤と黒」という作品名になったかについて、 いろいろな説があげられている。 が、ここでは、自分で独自に考えてみることにし…

自分にとって敵なのか、味方なのかーその3。

このやり方を使えば、まだ自分が実際に会っていないような相手でも、 そのひとが自分にいい影響をあたえる人なのか、 それとも、よくない影響をあたえる人なのか、という予測がつく。 これから交際をはじめようかな、恋愛関係になろうかな、 と思っているよ…

自分にとって敵なのか、味方なのかーその2。

自分にとって敵であるのか、味方であるのか、 それを知りたい相手の生年月日と時間がわかったら、 といっても、正確な時間まではわからなくても、ある程度までは ホロスコープはつくれるのだけれど、 それがわかったら、ホロスコープをだしてみる。 そうする…

自分にとって敵なのか、味方なのかーその1。

ある人物や、ある団体、あるいは、ある現象といったものまで、 それらがはたして、 自分にとって、敵になるのだろうか。 それとも、味方になるのだろうか。 あるいは、自分の運命とどのように関係しているのだろうか。 自分は、そういうことを考える人間だ。…

そもそもの原因を作ったやつが、いちばん悪い。

つぎのような事例をかんがえてみよう。 AがBの頭をこづいた。 それに対して、BがAの頭をこづいた。 それに対して、AがBのほっぺたをひっぱたいた。 それに対して、BがAの顔を殴った。 それに対して、AがBの腹を殴った。 それに対して、BがAの腰を蹴った。 そ…

女性はなぜ髪の毛をのばすのか。

女性はなぜ髪の毛をのばすのだろう。 そして、男性はなぜ髪の毛を短く切りそろえるのだろう。 世界のほとんどの地域で、一般的に、 女性の髪の毛は長く、男性の髪の毛は短い。 これについてネットで調べると、 そうしたほうが女性は美しくみえるから、とか、…

人間の耳は、なぜ、互いに反対方向を向いているのか。

ユダヤのことわざに、こんなのがある。 「人間には、口が1つしかないのに、耳は2つある。 自分が話す分の倍だけ、人の話を聞かなければいけないからだ」。 これをさらに推し進めて、 どうして人間の耳は、たがいに反対方向を向いてついているのか、 考えて…

太公望と、まっすぐな針。

太公望については、いろんな伝説がある。 そのひとつが、まっすぐな針で釣りをしていた、というものだ。 ふつう、釣りをするときには、かえしのある針をつかう。 でなければ、魚がえさに食いついても、逃げられてしまうからだ。 でも、太公望の釣りは、独特…

「トロッコ問題」に、あらたな仮定を付け加えてみた。

トロッコ問題、といわれる問題がある。 詳しい内容はググってもらうとして、自分は、以下のように、 あたらしい仮定を加えてみることにした。 ある線路で、制御不能な列車が暴走している。 その列車がすすんでいく線路の先には、100人の作業員が 保線作業…

矛盾の、その前。

このブログで、自分はしばしば、 世界のはじまりには矛盾という名の女性がいた、と述べている。 はじまりに矛盾があった。 その矛盾が、理を産んだ。 矛盾と、その理が、まじわった。 2番目の子供である、生がうまれた。 こんな順番で世界は生成した、と、…

電子はなぜ、陽子と中性子のまわりをまわっているのか。

この世界に存在するものはすべて、原子からなると言われている。 原子は、中心に陽子と中性子があって、 そのまわりをぐるぐると、電子がまわっているそうな。 なんで、そんな構造になっているんだろう。 そんなことを考えた。 世界のはじまりに、矛盾という…

水と火。

ここに、1本のろうそくがあって、火がついているとする。 ろうそくにともった火なんかは、 大きさとしてはとても小さなものだ。 でも、もしそこに赤ちゃんが近づいたら、 お母さんはあわてて止めようとするだろう。 火には、やけどその他の危険がある。 そ…

数と、言葉。

数も、言葉も、この世界の真実をつかもうとして 人間がうみだしたものだ。 しかし、その真実のつかみ方には、違いがある。 数は、数字は、世界で基本的に共通だ。 そして、おそらく数式や演算の規則、数学の公式も同様であろう。 3+3=6、3✕3=9、と…

アングロサクソン系国家群の、首都名。

アングロサクソン系からなる国家が、世界には存在する。 通称、ファイブアイズといわれる、 米国、英国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、 がそれである。 かれらは、世界で非常に力をもっている。 米国の首都は、ワシントン。 英国の首都は、ロ…

芥川龍之介の「羅生門」の、なぜ。

羅生門という作品は、高校の国語の教科書にかならずといって いいほど、とりあげられる作品だ。 この作品の「なぞ」について、自分の思うところを書いてみよう。 ◇ なぜ、「羅城門」ではなく「羅生門」になったのか。 人間が生きていくためには、かならず、 …

「欲」という漢字と、人間の三大欲求の性質。

人間の三大欲求には、食欲、性欲、睡眠欲があるといわれている。 これら三大欲求には、共通する性質がある。 それは、「接着」。 食欲は、食べ物を自分の体内に取り入れようとする欲求だ。 牛乳でも、パンでも、食べ物というのは、食べられるまでは、 自分の…

矛と盾。

詰将棋をたまに解くことがある。 詰将棋を知らないひとが、たまに、 「相手が自分の考えている手と違う手を指してきたらどうするの?」 と聞いてくることがある。 詰将棋というのは、早い話が、場合分けだ。 相手の応手というのは、すべて読み込まれている。…

従来の漢字理論。

従来の漢字理論には、自分は、あまり納得していない。 漢字がどのようにつくられたのか、その字源や成り立ちといった ことに関しては、 古くから、いろんな説がとなえられてきた。 代表的な漢字論に関する古典としては、説文解字がある。 また、日本の有名な…

「許」という漢字には、なぜ「午」がはいっているのか。

漢字の考察記事である。 ゆるす、というのは、漢字で書くと、許す、だが、 なぜ、許という漢字には、午がふくまれているのだろう。 その字源については、どうなっているのだろうか。 漢字学者の白川静は、この許という字は、神が許す、というところから きて…

可能性と境界線 2

可能性というものについて、自分なりに考えてきた。 可能性というのは、内部に無を内包しているものの、 無そのものではなく、 無のように見えて無とはわずかに異なるものである、と考えた。 そこには、内部の無を無として確保するための、 外界に対する抵抗…

可能性と境界線 1

可能性とはなんだろうか。 われわれは、いろんなところでこの可能性という概念をつかって 物事を考える。 明日の降水確率は50%です、というとき、 だいたいそれは、明日雨が降る可能性が50%である、 というような意味でつかわれる。 可能性はまた、人…