四柱推命には、内格、外格の区別がある。
日本で市販されている四柱推命の本には、
通変星のみを論じて、内格、外格の区別をしないものもあるが、
妥当ではない。
四柱推命では、内格であれば、
バランスをとることが吉になる。
それに対して、外格であれば、
バランスを崩し、偏りをもたらすなんらかの要素があるので、
その要素を強め、より偏ったほうが、吉になる。
このことから、外格のひとは、つぎのようにも言えるかもしれない。
外格のひとは、自分の性格のなかに、一般人とは異なった特異な部分が
あるのであれば、
たとえそれが、一般的な感覚や社会常識からみて眉をひそめるような
ものであったとしても、
その要素を強め、伸ばしたほうが、自分自身の発展のためには、吉になる。
決して、自分のその部分を矯めて、世の中に迎合しようとはしないことだ。