この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

【紫微斗数】禄存星と化禄星。

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回は、紫微斗数のお話をしていこうと思います。

 

 

占いには、タロットとか西洋占星術など、

いろんな種類がありますが、

東洋で、四柱推命とならんで人気を集めているのが、

紫微斗数(しびとすう)という占いです。

 

 

紫微斗数では、命盤という自分だけの

運命をあらわす表に、

いろんな星を配置して占っていきます。

 

 

その星たちのなかで、

金銭的に恵まれる、財運がある、

ということをあらわす星の代表格が、

 

禄存星(ろくぞんせい)と化禄星(かろくせい)

 

の2つの星なのですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

この2つの星は、

ともに財運があることをしめす星なのですが、

微妙な違いもあります。

 

 

それを見ていきましょう。

 

 

まず、禄存星なのですが、この星は、

「固定の財」や「比較的おおきな財」を

あらわすと言われています。

 

不動産とか、巨額の預金とかいった感じでしょうか。

 

 

この禄存星が命宮にあるひとは、

うまれながらにして巨財に縁のあるひと、

ということになるかもしれません。

 

 

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また、かりに命宮にこの禄存星がなかったとしても、

ある大限でこの禄存星にめぐりあうことになれば、

その10年間のうちに

巨財が転がり込んでくる可能性があります。

 

 

もっとも、そんなラッキーな禄存星なのですが、

注意点もあります。

 

 

この禄存星、じつは、

その前後の宮にかならず擎羊星と陀羅星が

入るという、星の配置になるのですね((((;゚Д゚))))

 

簡単にいうと、

禄存星の入っている宮は、かならず

擎羊、陀羅という二大凶星に挟まれる、

という配置になるのです。

 

 

ですので、

たとえば命宮に禄存星があるものの、

それ以外に目立った吉星の守護がないような場合には、

前後の擎羊、陀羅の凶星の悪影響をうけて、

このひとは

財を守ることに汲々とする守銭奴になってしまう

可能性がある、と言われたりしています。

 

 

また、大限でこの禄存星にめぐりあった場合には、

たしかに、

巨財が転がり込んでくる可能性があります。

 

たとえば、

遺産が何千万か入ってきたり、

といったことですね。

 

 

ですが、です。

 

 

この禄存星は、大限でめぐりあった場合、

その10年間に「かぎって」

財運がよくなる、という暗示になりますから、

ぼーっとしていると、

10年が経過してその大限を抜けたときには、

何千万の遺産を使い果たして結局

ゼロになっちゃった!

なんてことにもなったりするのですね♬(ノ゜∇゜)ノ♩

 

 

この禄存星は、

イメージ的には、巨大な岩みたいなものを

イメージするといいかと思います。

 

どーんと来るんですけど、

そのかたまりは自然に増えたりしないので、

ほっておくと使い果たしてしまう・・・

というわけです。

 

 

あと、紫微斗数の星をならべていて、

なんとなく思うんですが、

この禄存星が入った場合、

そのほかの代表的な吉星、たとえば、

天魁とか天鉞、左輔とか右弼とかが

入りにくいような、

そんな気がするんですよ。

 

なんとなくですが。

 

 

なので、

大限でこの禄存星にめぐりあった場合、

ほかに補佐するような吉星を見なければ、

たしかに大きな財産には恵まれることに

なるかもしれませんが、

それ以外の運、

たとえば、人生が発展していく運だとか、

楽しい時間を過ごせる運だとか、

そういった運にはあんまり恵まれないかもしれません。

 

 

では、財運があることをしめすもう1つの星、

化禄星についてです。

 

 

この化禄星は、

「流動の財」「比較的大きくない財」

をあらわす、なんて言われています。

 

流動の財ですから、

やって来ては去っていき、また

去っていってはやって来る、というような、

そんな財なんですね。

 

 

自分はこの化禄星と、さきほどの禄存星をくらべると、

禄存星というのがドーン!と大きな岩みたいな財産が

やってきて、

あとはシーン・・・としているイメージだとしたら、

化禄星というのは、

滾々と湧き出る泉のように、

金額はそれほどでなくても定期的に収入が流れ込んでくる

ような、

そんなイメージがあります。

 

 

ですので、

たとえば10年間の運勢をしめす大限で出会った場合。

 

 

大限で禄存星に出会うと、

先ほど申し上げたように

遺産が数千万入ってくるとか、そういったイメージになりますが、

大限で化禄星に出会うと、

そこから毎月数万円の定期収入が入り始める、

といったような、

そんなイメージになるかと思います。

 

 

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あと、この化禄星は、

財産というだけにとどまらず、

いろんな楽しいこと、ラッキーなことも

管轄しています。

 

紫微斗数でいちばんのラッキースターといえば、

もしかしたら、

この化禄星かもしれません。

 

 

この化禄星がはいると、それゆえ、

財産が少し入ってくるだけではなくて、

いろんな楽しいこともくっついて起こってくる

と思います。

 

 

 

とくに、紫微斗数では

化禄星、化権星、化科星の3つをあわせて

三奇

と呼んでいますが、

この化禄星が、ほかの吉星である化権や化科と

加会するような配置になりますと、

とても大きなラッキーがやってくると思います。

 

 

今回は、そんなお話でした!

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ