この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

短い表現に幸運あり?

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回は、短い表現に幸運あり?

というテーマで記事を書いてみたいと思います。

 

 

みなさんは、なにかの表現をするときとか

なにかの名前を自分で決めたりするときとかに、

長い表現を好みますか?

 

 

それとも、短い表現を好むでしょうか?

 

 

天機は、自分のブログ記事も

概して長文になりがちなのですが(;´∀`)

じつは、もしかしたら

短い表現をしたほうが幸運がついてくるんじゃないかな、

なんてことを最近、ふと思ったんですよ。

 

 

こんな話を聞いたことがあります。

 

 

生活雑貨や家具などインテリア商品を販売する

ニトリという会社がありますね。

 

 

このニトリという会社のキャッチコピーは

「おねだん以上、ニトリ」というもので、

CMとかでもこのキャッチコピーが流れています。

 

 

でも、もともとはこの言葉は、

おねだん以上、ニトリ

みたいな短い言葉ではなかったらしいんですよ。

 

 

ニトリの社長である似鳥さんが、

あるとき、社員をあつめて

自社のキャッチコピーをどうするか、について

意見を募ったそうなんですね。

 

 

そうすると、いろんな意見がでたらしいんですが、

そのなかに、ある女性社員の出した

「おねだん以上、なんたらかんたら、なんたらかんたら、ニトリ

という長めのキャッチコピーがあったんです。

 

 

社長の似鳥さんは、

それはいい案だ、と思ったものの、

ちょっと長すぎる、とも思ったらしいんですね。

 

 

そこでバッサリと短く切って、

「おねだん以上、ニトリ」にしたらしいんですよ。

 

 

そうすると、そのキャッチコピーの効果もあったのか、

ニトリはどんどんと業績をあげていって

有名な企業になりました٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

ほかにも、こんな話もあります。

 

 

欽ちゃんこと、コメディアンの萩本欽一さんは、以前、

茨城ゴールデンゴールズという

野球チームの監督をしていたことがあったんですね。

 

 

監督をしていたので、

自分のチームの選手に対していろいろ

アドバイスとかもしたりしていたんです。

 

 

野球のことはよくわからないので、

もっぱら、どうすれば運がよくなるか、

運がよくなって試合にも勝つことができるようになるか、

といった観点からアドバイスしていたようです٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

あるとき、その選手のなかで

バントの下手な選手がいました。

 

 

勝負所でどうもうまくバントが決まらない。

 

 

そこでその選手は、コーチについて

バントの方法を学んだらしいんですね。

 

 

そのあとで欽ちゃんがその選手にたいして、

どうやったらバントがうまくできるようになるのか、

学んだことを説明してみろ、と言いました。

 

 

そしたら、その選手の説明が長いんですよ( ノД`)

 

 

打席に入ったら〇〇で、ボールが来たら〇〇で、と、

とにかく説明が長い。

 

 

とてもじゃないけれど、

実際の試合のときにそんな長々としたことを

思い出してはいられないから、うまくいかないだろう、

と思った欽ちゃんは、その選手に、

もっと短く説明してみろ、

と言ったんですね。

 

 

そう言われてその選手も悩んだと思うんですが、

考えたあげく、

「ボールがすうっと来たら、ぽんと打つ」と

欽ちゃんに言ったらしいです。

 

 

めっちゃ短くなってますよね( ´艸`)

 

 

その説明もあって、その選手はみんなから

「すーぽん」というあだ名もつけられることになりました。

 

 

でも、そうやって短く説明したら、

その選手も勘所をつかんだのか、

実際の試合でもきちんとバントが決まるようになったんですね。

 

 

 

 

以上2つは天機が見聞きした事例なんですが、

身の回りで見ても

ワンピースとかドラゴンボールドラえもんとかサザエさんなど、

大ヒットした作品のタイトルは

短くてシンプルなものが多いような気もするんです。

 

 

そういうと、

じゃあ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」とかいう

ヒット作品はどうなんだ?

と聞かれた場合に、返答に窮してしまうんですが( ノД`)

 

 

まあ、でもあれは「こち亀」という短いタイトルのほうが

人口に膾炙(じんこうにかいしゃ)していますよね(;´∀`)

 

 

ともあれ、このように

短い表現とか短いネーミングのほうが

幸運を運んでくる、

なんていうふうに自分なんかは思うわけです。

 

 

で、それだけならいいのですが、

反対に、

長い表現とか長いネーミングをしてしまうと、

不運を運んでくる危険性もあるような

気がするんですよ((((;゚Д゚))))

 

 

たとえば。

 

 

お医者さんとか診療所、クリニックとか医院の名前って、

ふつうはあんまり極端に長くなることは

ないと思うんですね。

 

 

田中眼科とか、渡辺歯科とか、橋本耳鼻科とか、

高橋メンタルクリニックとか、

そういったように、

固有名詞と、どんな診療科なのかがわかる情報がくっついた

シンプルなものが比較的多いと思うんです。

 

 

でも以前、

不自然に長い名前のクリニックが1つ、

あったんですね。

 

 

それは、大阪のビジネス街の中心にあった

「働く人の西梅田こころとからだのクリニック」

というメンタルクリニックです。

 

 

すごい長いですよね?

 

 

これで、正式名称です。

 

 

精神科だけではなく心療内科として肉体のほうも見ていたので、

こころのクリニックではなく、

こころとからだのクリニックとしたかったのでしょう。

 

 

そして、地名の西梅田を入れる。

 

 

さらには、年金生活の高齢患者とか、失業者、

専業主婦、無職の人、

あるいは障害年金受給者とか生活保護の人などは

診察したくなかったのかどうか、わかりませんが、

とにかく患者さんを勤労者に限定しようとしたのか、

「働く人の」という文言を強引に

クリニック名にねじこみました。

 

 

そうしていろいろ詰め込んでできた名前が

「働く人の西梅田こころとからだのクリニック」なんですね。

 

 

なんでこのクリニックのことを自分が知っているかというと、

このクリニックは、

凄惨な大事件の舞台になったからです。

 

 

2021年12月17日、

1人の放火犯がガソリンを持ってこのクリニックを襲撃し、

院長をふくめて死者27名を出す大惨事になりました。

 

 

犯人は以前、このクリニックに

障害年金受給のための診断書を書いてもらおうと思って訪れ、

断られるなど、

恨みがあったとも報じられています。

 

 

いろんな背景事情はもちろんあったとは思うのですが、

もしかしたら、

このクリニックの不自然に長い名前も

凶運を引き寄せてしまったのではないだろうか、

なんてことを考えたりもするんですよね。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

 

例によって、いくぶん牽強付会(けんきょうふかい)なところ

もある記事だとは思いますが、

なんとなくなんですが

短い表現は幸運を招くいっぽうで

長い表現は不運を招いてしまうこともあるような、

そんな気がしました。

 

 

今回はこんなお話でした。

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ