みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و
今回は、
人は学習するし、時代はかわる、
というテーマで書いてみようと思います。
人生は生きていると、
うまくいったなあ、成功したなあ、
ということもありますが、
これはミスったなあ、失敗したなあ、
なんていうこともあると思います。
失敗は成功の糧、なんて言われたりしますが、
失敗したことをきちんと覚えていて、
つぎの機会にはそれを生かすようにすると、
おんなじような失敗が起こらなくなって、
人生が快適になることもあります。
天機には、こんなことがありました。
あれは、いまから３０年ほど前。
ちょうど、昭和が終わり、
時代があたらしく平成へと踏み出したころです。
天機はそのころ、
中学にあたらしく入学しました。
ほかの小学校から来た同級生とも慣れ、
あたらしい友人たちもできかけてきたころ。
天機は、
べつのクラスにいつも１人でぽつんといる
１人の生徒のことが気になっていました。
その子は、
別の小学校から来た子でした。
天機はいつも１人でいるのに
あんまり誰も話しかける感じでもないことが気になって、
意を決して
その子にいろいろと話しかけてみることにしたのです。
そんなとき、
別の小学校から来た子で、
天機ともだんだん慣れてきた同級生が何人か、
天機に「忠告」しました。
「あいつとは、あんまり関わらないほうがいい」
天機は、なんで？
なんでそんなこと言うんだろう？
なんて不思議に思い、
その子とかかわることをやめませんでした。
すると、その後。
その子は、だんだんと凶暴な本性をあらわし、
天機はその子に
いじめられるようになってしまったのです( ﾉД`)
最終的に中学２年になるにいたって、
担任の先生にうったえて
そのいじめは止まりました。
３年生になるにあたっては
クラスが同じにならないように配慮もしてもらい、
風の便りでその子が
街頭で一般市民に触法行為をはたらいているらしい、
なんて噂も伝わってきたりしました。
その子とのかかわり自体はなくなったのですが、
同級生の忠告をきかずに
その子にかかわったために、
自分の中学校生活には暗い影が落ち、
心に傷痕をのこし、
何十年たってもその子が夢に出てくるような
ことにもなったのですね。
これが、
平成が始まったばかりのころに起こった出来事です。
そしてなぜか、
そのスタートに象徴されるかのように、
平成という時代そのものも、
自分にとってはあんまり楽しい時代ではありませんでした。
それから。
３０年ほどがたって。
平成という時代が終わって、
時代があたらしく令和になったばかりのころ。
天機は、
ハローワークでやっている、
職業訓練に参加することになりました。
職業訓練というのは、
内容はいろいろありますが、天機のとったのは、
就職活動の方法とか、
パソコンの使い方とかを教えてくれる
講座でした♬(ノ゜∇゜)ノ♩
その講座には、２０人ほどが参加していました。
講座がはじまって、しばらくたったころ。
その生徒のなかに、１人だけ、
挙動がなにかとおかしい男性がいるのが
目につくようになってきたのです。
自分だけがそう思っているのか、とも思いましたが、
どうやら、
生徒の多くがそう思っているらしく、
とくにその男性が、
生徒の女性の１人にたいして妙な行動を
とっているために、
女性陣からはかなり嫌われていました。
天機は講座がすすむにつれて、
だんだんといろんな生徒とも
コミュニケーションをとるようになりましたが、
その男性とだけは、
まったく関わりませんでした。
中学校のときの、
教訓が頭に残っていたからです。
つまり、
人から避けられている人間には、
なにか理由があることがある。
そこに自分だけが、
よく知りもせずに
妙な同情心なんかを発揮して関わったりすると、
自分が害をこうむってしまう場合がある。
中学校でのつらい経験をもとに
自分が得た教訓というのは、
おおむね、そんな感じのものでした。
なので、今回自分は、
心を冷酷にして、とうとう最後まで
その男性とは積極的に関わりませんでした。
そしたら。
その男性は講座が終わる最後の最後まで
孤立したままでしたが、
自分は、
その男性以外のほぼ生徒全員ととても仲良くなり、
小学校以来の楽しい時間を
過ごすことができたのです٩(ˊᗜˋ*)و
というわけで、
自分のつたない経験からなのですが、
ひとは、
辛い経験をすると、
知恵がつくと思います。
その知恵を、
その後におとずれた別の場面で適用すると、
こんどは
同じようなつらいことが発生するのを
回避できることがある。
今回は、そんなお話でした。
以上、天機でした( ´ ▽ ` )ﾉ
