この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

たいせつなのは、人間の資質

みなさん天機です。٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

今回は、たいせつなのは、人間の資質

について書いてみようと思います。

(この記事の字数は 約2300字)

 

 

 

ところでみなさんは、願い事とかするでしょうか。

 

もし、たった1つだけ、願い事をなんでもかなえてあげる、

と言われたら、

どんな願いをかなえてほしいですか٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

もし、その願い事をじっくりと考える時間があるのなら、

たっぷり時間をとって、

自分や、大切な誰か、あるいはこの世界のみんなが、

より幸福になれるような願い事を考えるかもしれません。

 

 

 

しかし、時間がほとんどなかったら。

 

 

 

とっさに、

 

100億円ください!

 

とか、

 

かっこいい彼氏が欲しい!

 

とか、

 

可愛い彼女が欲しい!

 

とか、

 

そういった願い事を口走ってしまうかもしれませんね。

 

 

 

多くの人は、自分も含めて、

なにか普通では簡単に手に入らないようななにかを、

 

手に入れることで

 

幸せというものはやってくるんだ、と、

なんとなく考えているのではないでしょうか。

 

 

 

しかし。

 

 

 

なにかを手に入れたとしても、

その手に入れた本人の資質いかんでは、

簡単にその手からこぼれ落ちてしまうことも、

なきにしもあらず、なのです…Σ(゚д゚;)

 

 

 

天機は将棋が子供のころから好きで、

将棋に関連する本も、いろいろ読んできました。

 

それらの本の中から、2つ、こんなお話を紹介しましょう。

 

 

 

1つめは、「捨て屋、拾い屋」のお話です。

 

 

 

これは、今は亡き米長邦雄さんという、

日本将棋連盟の会長さんもつとめたことのある有名な棋士が、

その著作に書いておられたことです。

 

 

 

米長さんの知人に、遺産相続で30億円あまりを手に入れた

ひとがいました。

 

巨大な財産です。

 

普通に考えれば、一生食いっぱぐれることはないような、

そんな財産です。

 

 

 

ところが、これまた米長さんの知人の女性なのですが、

その遺産相続をしたひとを評して、こう言ったそうです。

 

 

 

「あのひとは捨て屋だからね。いまに、

 財産をすっかり失って、すっからかんになる。」

 

 

 

米長さんは、そんなこともあるものか、と思って、

その遺産相続をしたひとを観察していました。

 

 

 

すると、ほんとうに不思議なことなのですが、

その女性のいうとおり、

なぜかそのひとの財産は、ぽろぽろ、ぽろぽろ、

失われていくのです。

 

 

 

投資をすれば、失敗する。

美術品に手を出せば、価値のないものをつかまされる。

といった具合に。

 

 

 

そうしてそのひとは本当に、一文無しになってしまいました。

 

 

 

するとくだんの女性はまた言うのです。

 

「あのひとは一文無しになる。けど、一文無しになったことで、

 かえって幸せになる」と。

 

 

 

実際、その一文無しになったひとの母親は、

認知症のうたがいもあったそうなのですが、

自分の子供が一文無しになった、こりゃ自分がしっかりしなくてはいけない、

ということで、

すっかりボケもなおってしまったとか。

 

それで、いまは親子水入らずで、それなりに幸福に暮らしているそうです。

 

 

 

余談ですが、棋士の米長さんは、自分のことも

その女性に聞いてみたのですが、

 

「あんたは、拾い屋。」

 

と言われたらしいです٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

では、将棋関連で、もう1つのお話を。

 

 

 

羽生善治さんといえば、平成時代に大活躍をした

将棋界のスーパースターです٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

将棋を知らない方でも、

やっててよかった公文式、のCMに以前、登場したことがあるので、

ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

そんな羽生さんが、まだ将棋をはじめたばかりの子供のころ。

 

家族で将棋を指していたそうです。

 

 

 

とはいうものの、羽生さんはそのころ、

すでにかなり強かった。

 

家族とは、段違いの実力の差があった。

 

ふつうに指したら、勝負にならないわけです。

 

 

 

そこで生まれたのが、

 

盤面反転ルール

 

です。

 

 

 

羽生さんがいっぽうで、家族がもういっぽうをもって

将棋をさしているときに、

家族のほうが、自分たちのほうが不利だな、負けそうだな、

と思ったら、

盤面をひっくり返して、羽生さんがいままで指してた側に

移ってもいい、というものです。

 

 

 

すごいですよね!

 

羽生さんがもうすこしで家族を倒そうというときに、

家族が盤面を反転させると、こんどは、

羽生さんがもうすこしで倒されそうな側をもたされるわけですから。

 

 

 

それでもそこから羽生さんは、

ふたたび盛り返したらしいです!

 

 

 

どうでしょうか。以上2つのお話。

 

 

 

最初のお話では、30億円という、

まるで人生の幸福、人生の勝ちを保証してくれそうな大金が

転がりこんできたのに、

捨て屋である、という自分の資質のために、

そのお金を失ってしまった人。

 

 

 

もう1つのお話では、

局面の絶対不利な場面をいつも持たされることになるのに、

そこから逆転していく羽生さん。

 

 

 

自分は、この2つの話から、

人間の幸不幸、成功と失敗を決めるのは、

そのひとがなにを手に入れたか、ということではなくて、

そのひとが何者であるのか、という、

その資質の部分がおおきく影響するものだと感じました。

 

 

 

先に述べたように、ひとは願い事というときに、

100億円くださいとか、素晴らしいパートナーが欲しいとか、

そういった、

なにかを手に入れることで、

幸福や成功というものは簡単にやってくるんだ、

となんとなく思っているかもしれません。

 

 

 

しかし、もしかしたら、

優先順位にしたがって物事を処理していく習慣とか、

自分の欲望に打ち勝って自分の意思通りに行動していける資質とか、

そういった、

あんまり人目をひくようなものでもなく、

魅力的にはあまり映らないかもしれないような、

 

人間の資質

 

にこそ、成功や幸福の種がかくれているのかもしれないと、

天機は思いました。

 

 

 

以上、天機でした(*゚▽゚)ノ