ここのところ、積極的な経営姿勢が裏目にでる例があいついでいる。
液晶事業に集中する積極経営で破たんしたシャープ。
積極姿勢と言えば聞こえはいいが、裏をかえせば、
慎重さに欠けるということでもある。
慎重さに欠けていたのである。
世の中、プラスを手に入れることばかりが大切なわけではない。
マイナスを発生させないことも、同じくらい大切なことだ。
マイナスの発生の可能性をつねに頭におき、
それに対する対策をうつ慎重さをもつ。
経営でも、人生でも、大切なことではないだろうか。