この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

2020年。これから始まる時代について。

みなさんこんばんわ。天機です。

(約 4500字)

 

 

 

2020年がスタートしましたね。

 

ほんとうは、正月3が日のうちにブログ記事をアップして、

あけましておめでとうございます、とかなんとか書きたかったのですが、

年末から年明けにかけて寒気がするなど体調をくずしておりまして、

葛根湯やベンザブロックLプラスの力を借りてようやく体調が戻ってきたところで、

新年最初のブログを書こうと思った次第です。

 

 

 

さて、2020年。

 

はやいもので、2000年代がスタートしてから、もう20年もたってしまい、

千の位と十の位にともに数字の2が点灯する10年間がスタートしました。

 

 

 

さて、2020年代は、いったい、どのような時代になるのでしょうか。

 

 

 

天機の理論では、理の原理と生の原理という、

2つの原理に分けて物事を分析することが多いです。

 

そして、理の原理をあらわす数字は2であり、

生の原理をあらわす数字は1なのですね。

 

 

 

となると、千の位と十の位をともに数字の2が占めるにいたった2020年代

という10年間は、おそらく、

 

 

 

理の力

 

 

 

がとても強くなるような、そんな10年間になるのではないだろうか。

 

天機は、そのように考えています。

 

 

 

つぎに、これからやってくる時代の流れ、時代の風向きのようなものについて、

天機が趣味でやっている、西洋占星術の観点から考えてみましょう。

 

 

 

ひとことでいうと、これからの時代、

すくなくとも、この先20年ほどの時代というのは、

 

 

 

水瓶座的な要素がとても強くなる時代になる

 

 

 

ということが言えそうな気がします。

 

では以下に、そのことを具体的に見ていくことにしましょう。

 

 

 

① 「風の時代」がはじまる

 

水瓶座的な要素が強まる理由の第1は、いわゆる「風の時代」がはじまる

ということです。

 

これだけでは、なんのこっちゃわからないだろうので、順に説明していきます。

 

 

 

朝の情報番組の星占いとかご覧になる方もいるでしょうが、

星占いでは、

 

牡羊座、おうし座、双子座、蟹座、しし座、おとめ座

てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、水瓶座うお座

 

という12個の星座に分類して占います。

 

 

 

そして西洋占星術では、この、天空に円状にならんだ12個の星座を、

 

火の星座→牡羊座、しし座、いて座

地の星座→おうし座、おとめ座、やぎ座

風の星座→双子座、てんびん座、水瓶座

水の星座→蟹座、さそり座、うお座

 

というように、4グループにわけて考えます。

 

 

 

この、火とか、地とか、風とか、水とかいったものを「エレメント」といい、

おなじエレメントに属する星座どうしは、

共通した同じような性質をもつ、と、いちおうは考えるのですね。

 

 

 

で、つぎです。

 

 

 

天空には、いろんな星があります。太陽もあれば、月もある。

火星、木星冥王星、いろいろです。

 

 

 

それらの星は、天空を動いていきます。そして、その動くスピードにも、

違いがあります。

 

 

 

木星は12年ほどかけて天空を一周します。

いっぽうで、土星は、天空を一周するのに29年ほどかかります。

 

 

 

いろんな星がいろんなスピードで天空を動いていきますので、

時間がたっていくと、

ある星とある星が、地球から眺めたときに、

天空の同じような位置に重なって存在するように見えることがあります。

 

 

 

このことを、西洋占星術では、合(ごう)、または、コンジャンクション

と呼びます。

 

 

 

コンジャンクションにもいろんな星の組み合わせがあるのですが、

そのなかでも、

木星土星コンジャンクションになった場合には、

時代の画期をあらわすことが多いことから、それを西洋占星術では

グレートコンジャンクション」と呼んで特別視します。

 

 

 

さて、このグレートコンジャンクションは、だいたい、20年に一度ほど

発生するのですが、

不思議なことに、

一度あるエレメントでグレートコンジャンクションが発生すると、

その後は240年間くらい、同じエレメントでばかり、

グレートコンジャンクションが発生し続けることになります。

 

つい最近までは、ずーーっと、地の星座でばかり、

グレートコンジャンクションが発生し続けていました。

 

 

 

それが。

 

 

 

2020年の年末に、水瓶座0度というところで、

木星土星のグレートコンジャンクションが発生します。

 

そして、これをきっかけに、240年ぶりに、

グレートコンジャンクションが発生するエレメントが変わるのです。

 

 

 

具体的には、これまで発生していた地の星座から、風の星座へと、

グレートコンジャンクションが発生するエレメントが移動します。

 

そして、グレートコンジャンクションが発生するエレメントが風の星座になるのは、

じつに、240✕4=960年ぶりのことなのです。

 

 

 

そんな、風の星座での、木星土星の重なり、つまり、

グレートコンジャンクションが発生し続ける240年間の幕開けをつげるのが、

2020年末の、水瓶座でのグレートコンジャンクションなのです。

 

つまり、2020年というのは、

これからの240年間、風の星座でばかりグレートコンジャンクションが起こるよ、

という意味での、「風の時代」の幕開けとなる年なのです。

 

それ以降、そこからさらに20年余りがたって、

2040年ごろにべつの風の星座でグレートコンジャンクションが発生するまでは、

いわば、水瓶座が管轄するような20年間がつづいていく、ということになります。

 

これが、水瓶座的な要素がこれから強まっていくと考える、理由の1番目です。

 

 

 

② 冥王星水瓶座にはいる

 

2020年代以降に水瓶座的な要素が強まっていくだろうと考える

理由の第2は、

冥王星水瓶座にはいる、ということです。

 

 

 

冥王星も天空を動いていきますから、

これまでも、いろんな星座を移動してきました。

 

冥王星はおよそ248年で天空を1周しますから、

248年たてば、冥王星は以前にいた星座に戻ってくる、とも言えます。

 

 

 

西洋占星術においては、冥王星は「究極のエネルギー」を示す星です。

 

そんな冥王星がある星座に滞在するときには、

その星座があらわすような性質が極限まで強められるような、

そんな時代になる、と考えられます。

 

 

 

水瓶座というのは、反逆や革命をあらわす星座です。

 

実際に、過去に水瓶座冥王星が滞在した、

248年前、さらに、248✕2年前には、

フランス革命(1789)や宗教改革(16世紀半ば)など、

世界史の流れを変えるような革命的な出来事が多数発生しています。

 

つまり、そういった時代には、

水瓶座のあらわす反逆や革命といった性質が、冥王星によって

とことんまで強められることになり、

時代もまたそのような背景のもとで、革命の多い時代になる、ということなのです。

 

 

 

その冥王星が、2023年、248年ぶりにふたたび水瓶座へとつっこんでいきます。

そして、2023年から2043年までのおよそ20年間にわたって、

冥王星水瓶座に滞在し続けることになるのです。

 

そのため、これから始まることになるその時期というのは、

水瓶座的な要素がとても強まることになるだろう、と考えられるのです。

 

これが、これから始まる時代に水瓶座的な要素が強まるだろうと考える、

理由の2番目です。

 

 

 

③ 天王星冥王星とトラインになる

 

これから始まる時代に水瓶座的な要素が強まるだろうと考える、理由の3番目は、

天王星冥王星とトラインになる、ということです。

 

???

 

ですよね。順をおって説明していきましょう。

 

 

 

西洋占星術では、12の星座の1つ1つに、

その星座を支配するような、いいかえれば、その星座の性質にぴったり合うような、

そんな星をセットで考えています。

 

ある星座があった時に、その星座をよくあらわすような、

いわば、その星座を管轄するような、そんな星のことを、

その星座の支配星といいます。

 

 

 

水瓶座にも支配星があります。

 

水瓶座の支配星は、天王星なのです。

 

水瓶座というのは、反逆や革命といった、一風変わったことを象徴する星座

なのですが、

水瓶座の支配星である天王星も、やはり、

反逆や革命といった、一風変わったことを象徴する星なのです。

 

つまり、天王星水瓶座分身みたいなものなのですね。

 

 

 

つぎに、天空の星と星は、360度の天空のなかで、

互いにある角度をとるようにみえることがあります。

 

西洋占星術では、この角度のことを、アスペクトあるいは座相といいます。

 

 

 

アスペクトや座相には、ラッキーな作用を持つものと、そうではないものがあります。

 

そのなかで、120度の角度を互いに持つ星どうしは、

いい影響をお互いに与え合うとされていて、

このラッキーな星と星との角度120度のことを、トラインと呼んでいます。

 

 

 

さて、2022年から2030年までのおおよそ8年間にわたって、

水瓶座の支配星である天王星と、究極のエネルギーの与え主である冥王星は、

このラッキーなアスペクトであるトラインの角度をとりつづけます。

 

つまり、この時代には、

水瓶座はつねにエネルギーを補充され続けるような、

そんな時代になるということです。

 

 

 

これが、これから始まる時代に水瓶座的な要素が強まることになるだろうと考える、

理由の3番目です。

 

 

 

いかがでしたか?

 

① 風の時代がはじまる

② 冥王星水瓶座にはいる

③ 天王星冥王星がトラインの角度をとりつづける

 

こういったことが、2020年をスタートとして、

これから先の10年、20年と続いていく時代の特徴をかたちづくっていくのです。

 

その結果、

 

水瓶座的な要素が非常に強くなる

 

というわけなのです。

 

 

 

では、水瓶座的な要素が非常に強くなるそんな時代は、

いったい、どんな特色をもつ時代になるのでしょうか?

 

 

 

一般的には、水瓶座は、博愛主義、ヒューマニズムと関連付けて説明される

ことも多いことから、

これから始まるその時代は、

非常にヒューマニズムゆたかな時代になるだろう、と予言されることもあります。

 

 

 

ですが、天機の考え方は、それとはちーーーとばかり、異なっています。

 

 

 

天機の考えでは、水瓶座という星座は、

 

自分の望みをかなえるために、理屈を用いる。

その理屈が世間の常識には反するようなKYなものであっても、それをつらぬく。

そして、水瓶座は、実際にそのKYな理屈でもって、

自分の望みや欲望をかなえてしまうことのできる強さをもつ。

 

というような特徴をもつ星座なのです。

 

 

 

なので、これから先の、もう間もなくスタートですが、

2020年から始まるようなあらたな時代には、

きっと、

 

 

 

 

 

 

となるような、妙な理屈が登場してくると思います。

その理屈の背後には、一見それとはわからないような、

ある望みや欲望がかくれていると思います。

 

その理屈は、水瓶座の理屈ですから、かなり込み入っているはずです。

すくなくとも、欧米では~だよ、とか、〇〇という先生はこう言っててね、

とかいった単純で無邪気な理屈の、対極にあるような複雑な理屈です。

 

でも、その新しい理屈が、あたらしい時代を開きます。

そして、その理屈の背後に隠れているグロテスクな欲望は、

少なくない人々を傷つけながら、勝利を手にすることになると思います。