みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و
今回は、東洋の占いの1つ、紫微斗数についての記事になります。
さて、紫微斗数では、いろんな事象について占うことができるのですが、
そのなかに、
お金に関することと、仕事に関することがあります。
お金に関する運命を見ていくのが、財帛宮(ざいはくきゅう)。
仕事に関する運命を見ていくのが、官禄宮(かんろくきゅう)。
基本的には、このようになっています٩( ๑╹ ꇴ╹)۶
この、紫微斗数における財帛宮と官禄宮について、
今回から何回かにわたって、記事を書いていきたいと思います。
お金に関することと、仕事に関することは、いずれも、
人生においてはとても重要な分野です。
なので、財帛宮と官禄宮はいずれも、
命宮から見た場合の、三方四正に入っているのですね。
さて。
この財帛宮と官禄宮なのですが。
一般的には、官禄宮のほうが財帛宮よりも状態がいいひとは、
どちらかというと、勤め人に向いている、とされています。
いっぽう、財帛宮のほうが官禄宮よりも状態がいいひとは、
どちらかというと、自営業に向いている、とされているのですね。
このことについては、
官禄宮、財帛宮、それぞれのあらわす事象をこまかく
見ていくことから、あきらかにできそうです。
まず、官禄宮ですが、
官というのは、官職のことで、むかしの世界では、
働く場をあらわします。
そして、禄というのは基本的に、
働いて得るお給料のことをあらわすのですね。
なので、官禄宮というのは、
雇用された場合に上手に仕事をやっていけるのか、出世するのか、
お給料はたくさんもらえるのか、などなど、
そういった事柄をみるのに適した宮、ということになりそうです。
この官禄宮の状態がいいということは、それゆえ、
そのように雇用されてお給料をもらうような勤め人として
やっていくと、うまくいきやすい、ということになります。
いっぽう、財帛宮。
財と名がついています。これはお金のことです。
お金のことなら、先ほどの禄とよく似てるんじゃない?
お給料のことを言ってるんじゃない?
と思われるかたも、多いかもしれません。
ですが、財帛宮のお金と、官禄宮のお金は、大きく異なるのです。
財帛宮という名前には、財、という字のほかに、帛、という字が
ありますよね?
これは、きぬ、と読みます。
きぬ、っていったいなんじゃらほい?
財産にはいろいろあるはずなのに、
なんでことさら絹だけに言及・・・?
とか、思ってしまいそうですよね( ̄∀ ̄)
じつは、この絹。
おそらくなんですが、
税として徴収されるところの絹だと思うんですよ。
中学校のときに日本の歴史をならったと思いますが、
そのなかで、
むかしの人々に課せられていた税として、
租庸調(そようちょう)
なんてものがあったこと、記憶の片隅にありませんか?٩( ๑╹ ꇴ╹)۶
じつは、このなかに、
税としておさめるものとして、布、が入っているんですね。
なので、財帛宮という言葉の中には、財のほかに帛という字も
入っているのですが、
この帛は、税として徴収してくるもの、
をあらわしていると、天機は思うんですよ。
では。考えてみてください。
一般の勤め人とかやっているひとのところに、
だれかが税金をもってやってきてくれる、なんてこと、
あるでしょうか?
・・・ないですよね。
そうなのです。
官禄宮の禄というのは、
自分が勤め人として働いてようやく得られるお給料のような
お金をあらわすものでしたが、
財帛宮の財や帛というのは基本的に、
自分はいながらにして、労することなく、
向こうからやってくるお金をあらわすものなのです。
そうすると、こう思う人もいるかもしれません。
そんな、いながらにしてお金が入ってくるなんて、
普通のひとにはないことだよ!!
普通は、額に汗して働くことで、
ようやくお給料をもらえるものなんだよ!!
と。
次回につづきます( ´ ▽ ` )ノ
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