この世界の不思議

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マイナスの存在をしっかり直視しよう

みなさん天機です。٩(ˊᗜˋ*)و

 (この記事の字数は 約1400字)

 

 

今回は、いま世上を騒がしている新型肺炎コロナの問題に関連して、

マイナスの存在をしっかり直視しよう、ということについて書いてみようと思います。

 

 

 

新型肺炎コロナウイルスの感染が広がっています。

 

ここまでの感染拡大は、あまり誰も予想していなかったかもしれないし、

甘く見ていたひとも多かったのかもしれませんが、

それでも、政府がいち早く、中国からの入国をきびしく制限していたら、

と批判する向きも多いようです。

 

 

 

今回の被害の拡大に関しては、いろんな要因があるでしょう。

 

天機は、その要因の1つとして、

 

プラスの利益ばかりを追求するあまり、

マイナスへの備えを怠った

 

ということがあるのではないかと思います。

 

 

 

今回、安倍政権が中国に対して厳しい入国制限措置をとらなかったのは、

おそらく、

インバウンド需要が冷えこむことを懸念したからでしょう。

 

端的にいえば、

中国人が日本に落とすお金という、経済的なプラスの利益に

こだわったのです。

 

 

 

その結果が、ウイルスの感染拡大という、マイナスの表面化です。

 

 

 

ようするに、

中国人の落とすお金と、コロナウイルスの感染拡大という、

プラスとマイナスを比較したときに、

プラスを過大評価し、マイナスを過小評価したのです。

 

 

 

このことは、今回のこのコロナウイルスにかんして、

これだけにはとどまりません。

 

 

 

いま、コロナウイルスが北海道で急速に拡大しているようですが、

人口比率なども考え合わせると、

北海道以外でももっと感染者がいてもおかしくないはずだ、

という点がさかんに議論されています。

 

それでもなぜ他府県で感染者の報告がなかなか上がってこないのか、

という点に関しては、

検査妨害がおこなわれているから、という説が取りざたされているのです。

 

 

 

この説の真偽はわかりませんし、

実際には、きちんと検査がおこなわれているのかもしれない。

 

安易なことは言えないでしょう。

 

 

 

しかしながら、東京オリンピックを目前にひかえた日本にとって、

感染拡大の報告がそうつぎつぎとあがってもらっては不都合である、

という側面も、たしかにあるでしょう。

 

つまり、ここでも、

感染の拡大というマイナスが、

オリンピック開催による経済効果というプラス面の考慮のまえに、

影がうすくなってしまっているのです。

 

 

 

マイナス面というのは、それを無視すれば、

勝手に消えていってくれるものではないと、天機は思うのです。

 

むしろ、マイナス面を無視すればするほど、

マイナス面も、俺を無視すんな!!( ゚Д゚)㌦ァ!!

みたいな感じで、ますます牙をむいてくると思うんですね。

 

 

 

市中をみてみても、そうではないでしょうか。

 

 

 

今日のニュースで、ついに、

トイレットペーパーまでが品薄になり始めた、と報じられていました。

 

 

 

世の中の商品には、アイスクリームのように、

あれば快楽や楽しみを増してくれる、プラスを高める商品と、

トイレットペーパーや殺虫剤のように、

マイナスを減らしてくれる、ないと不都合をもたらす商品があります。

 

トイレットペーパーが品薄になってきたというニュースこそは、

まさに、

マイナスに対処する商品がにわかにその重要性を高めてきた、

ということの、象徴のように天機には思えるのです。

 

 

 

政府の皆さんには、いまいちど、

プラスを追い求めて国民をみせかけの幻想に酔わせるのではなく、

いまそこにあるマイナス面にしっかりと対処していくことを

求めたいと天機は思います。