この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

生活困窮者向け住宅の火災事故の記録。

こんにちわ。天機です。

 

 

札幌市で、生活困窮者向けの住宅から出火し、11人が死亡した、と報じられて

います。

 

なんだか最近、こういった、生活に困窮している高齢者などが暮らす木造住宅

から出火して、多数が亡くなる、という事故が増えているような気がします。

 

まさか、こういった生活困窮者の殺害を目的とした放火なのか?

と、極端に考えればそういう可能性を考えることも不可能ではないと思いますが、

火の不始末などによる偶発的な事故なのか、

生活困窮者向けの住宅火災事故では、なぜだか放火が多いというような

事情はみられるのか、

過去にも同様の火災事故が同様の頻度で発生していたのか、

それとも、ここ最近になって急増するようになったのか。

 

そういったことを、事実に基づいて検証するために、

「生活困窮者向けの住宅火災で多数が死亡した事故」

について、その発生のたびごとに、

このブログ記事のなかで、採録していこうと思います。

 

 

2017年5月7日

北九州市のアパート「中村荘」から出火、6人が死亡。

日雇い労働者や、生活保護受給者などが暮らす。1日900円ほどで提供されて

いた、簡易宿泊所のような形態。出火原因は不明。

 

2017年8月22日

秋田県横手市のアパート「かねや南町ハイツ」から出火、5人が死亡。

単身高齢者や、生活保護受給者が多く暮らしていた。出火原因は不明。

 

2018年1月31日

札幌市の、生活保護を受給している高齢者などが多数暮らす自立支援施設

「そしあるハイム」から出火、11人が死亡。出火原因は調査中。

【売れ残り】恵方巻きと年賀状の、生産をすこし減らせばいいのでは?

こんにちわ。天機です。

 

 

きょうは、恵方巻きと年賀状について、書いてみたいと思います。

 

 

もうすぐ、節分がやってきますね。

節分には、恵方巻きを食べるおうちも多いかと思います。

 

この恵方巻き、いろんなお店が販売に力を入れています。

イオンをはじめとした、大手スーパーの店頭にも並びますし、

コンビニ各社でも販売されますよね。

 

 

でも、この恵方巻き、売れ残った商品については、コンビニだと、

コンビニのバイト店員が、自腹で買い取らされる、なんて話も、

まことしやかにささやかれています。

 

実際はどうなのか、天機は知らないのですが、

もし、そのようなことが問題になっているのならば、

端的に言えば、

恵方巻きは、売れ残ってしまうほどたくさん生産、販売されている」

ということにほかならないわけですから、

恵方巻きの生産をすこし減らせばよいのに、と思うのですが、どうでしょうか。

 

 

 

資本主義というのは、限られた資源を効率的に、商品の生産に結びつけて

いくことが求められる経済の形態です。

ある商品の生産に資源をさけば、別の商品の生産に使える資源は、

それだけ減ることになります。

 

このことを、トレードオフの関係にある、なんて言ったりします。

そして、どのような商品を生産するのかについては、

消費者が、何を求めているのかということを、正確にキャッチアップしていく

必要があるのです。

 

 

恵方巻きが毎年大量に売れ残るとするのならば、消費者は、

恵方巻きを、それほどには求めていないということです。

 

その生産にかかる原材料やライン、人員などの資源を、たとえば、

おにぎりやパスタ、その他の商品の生産にふりむければ、

もっと豊かになれるのでは?などと、天機はどうしても考えてしまうのですね。

 

 

 

同じようなことが、年賀状についてもいえるような気がします。

 

年賀状についても、毎年、その販売員に販売ノルマが課せられて、

売れなかった分は自腹で買い取らされる、といったようなことが、

まことしやかにささやかれています。

 

かりに毎年、それだけ大量の年賀状が売れ残るとするのならば、それは、

年賀状という商品が、それほどには求められていない、

ということを、端的にしめすものなのだと思います。

 

昨今は、メールやLINEで年頭のあいさつをすませる若い世代なども

増えてきているようですから、

年賀状からひとびとがはなれていく、という傾向には、

ますます拍車がかかることも、十分予想されるわけです。

 

 

そのいっぽうで、Amazonなどのサイトをつうじて、ネットで買い物をするひとが

増えた結果、

宅配便をとりあつかう企業各社では、さばききれないほど大量の荷物が集まる

ようになり、

いっぽうでは、そういった企業では値上げを余儀なくされるほどになり、

他方では、ドライバーなどに過度な負担がかかるといった状況にもなっている

わけです。

 

だとするならば、年賀状をとりあつかう日本郵便としては、

年賀状の生産を減らして年賀状にかかわる業務を縮小し、そのいっぽうで、

そのことによって生まれた人員などの資源を、

日本郵便でとりあつかう「ゆうパック」などの、宅配業にかんする業務

に振り向けて、その拡充を図る、といったことも、

検討されてよいのではないでしょうか。

 

 

 

経済活動に使える資源には、限りがあります。

消費者があまり求めてはいないようなところにその資源を使うよりも、

ひとびとが必要とするところにその資源を使ったほうが、

結果的には、みんなが豊かになれるんじゃないだろうか?

 

天機は、そんなふうに思います。

日米球界におしよせる、世代交代の波。

こんにちわ。天機です。

 

 

きょうは、日米球界におしよせる世代交代の波、ということについて、

自分の思うところを述べてみたいと思います。

 

とはいうものの、天機は、基本的に野球を見ません。

野球のくわしいことは、なにもわかりません。

 

ときおり、ニュースで野球のことが報じられているのを耳にする

くらいですが、

最近、いろんな分野で、世代交代の波、時代の変化の波がおしよせていて、

その波が、球界にもやってきているのではないか、と考えたことから、

素人知識で野球について書いてみることにしました。

 

 

目次

 

 

 

 

 

球界におしよせる世代交代の波と、どのように向き合うべきか

2017年から2018年にかけては、日本の野球界にも、アメリカの野球界にも、

世代交代の波、時代の変化の波がおしよせました。

 

巨人から事実上放出されることになった村田選手の例や、

MLBでも、それまでの球団を事実上放出されることになった青木選手の例など、

これまで、一時代を築いて活躍してきた野球選手に、

これまでとはちがう時代の風が吹き始めたのかな?

と思えるような事例が、ちらほらでてきています。

 

自分は、これまでとはちがう新しい時代の風が吹き始めたときには、

その、あたらしい風のほうを積極的につかみにいくほうが、

運をつかむことになるのではないか、と、基本的には考えています。

 

昔をなつかしむかのように、古いものや古いこと、古い人にしがみついていても、

だんだんと窮するばかりだと思うんです。

なぜなら、そこにはもう、時代の風の応援がないからです。

 

これまではヒーローだったひともいたでしょう。

でも、かれらの時代は、終わったのかもしれません。

 

普通に考えても、その時代、その時代で、つぎつぎに、

あたらしいヒーローは生まれてきます。

そして、そのあたらしいヒーローが、今度は、あたらしい時代をつくっていくのです。

 

だから自分は、

古い時代のヒーローが、やがては消え去っていくことになったとしても、

かならずしも、悲しいというばかりの気持ちでは、いません。

それは、あたらしい時代の胎動でもあるからです。

 

 

 

松坂大輔がむかえる、重大な分岐点

松坂大輔は、中日の入団テストに合格し、

1年契約、年俸1500万プラス出来高払いという条件で、

あらたな投手人生をスタートさせました。

 

まずは、松坂としては、よかったのではないでしょうか。

一時は、国内のどの球団からも声がかからないのではないか、

と危ぶむ向きもありましたから。

 

しかし、松坂は、油断はできないと思います。

 

松坂がはなばなしく世にあらわれたのは、1998年の夏の甲子園のことでした。

 

90年代の半ばから、現在に至るまで、

およそ20年ほどにわたって活躍をつづけてきたのですが、

この、1990年ごろから現在までの20年から30年ほどのあいだを支配してきた

おおきな時代の風向きというものが、

どうも、最近、変化し始めているような気がしてならないのです。

 

つまり、この1990年ごろから現在までの20年から30年ほどのあいだに、

時代の風の応援を受けて繁栄を謳歌してきたものが、現在、

その終焉をむかえようとしているのではないか、という気が、

天機にはするのですね。

 

このことは、野球だけにかぎったことではありません。

 

この時代と歩調をあわせるように続いてきた平成という時代がもうじき終わり、

この時代と歩調をあわせるように一世を風靡してきたSMAPが解散するなど、

注意してみていると、

社会の現象のそこかしこに、

過去20年から30年つづいてきた、1つの特色をもった時代が終わるんだよ、

ということの、フラッシュライトが明滅しているような気がするんですね。

 

その意味でいえば、松坂大輔という投手は、

その、「終わりつつある時代」とともに繁栄してきた選手なんです。

 

だから、油断はできないのです。

 

おおきな時代の風が、その風向きを変えようとしているときに、

一個人がそれに立ち向かってどうこうできるようなものではないと、

天機は考えています。

 

年齢的にも、松坂大輔は、岐路に立っているでしょう。

 

ソフトバンクでは、3年総額12億円、1年あたり4億という契約を結んでもらいながら、

実際にはほとんど仕事をせず、給料泥棒と揶揄されもしました。

 

今回の中日の契約条件は、そんな松坂の甘さをはねつけるものとなっている

ようにもみえます。

 

1年契約ですから、この1年でしっかり結果をださなければ、

次がありません。

出来高払いがしめる割合も大きいですから、何も仕事をしなければ、

そのぶん、給料は減ることになります。

 

松坂は、重大な運命の岐路にたっている、といっても、過言ではないでしょう。

 

 

 

イチローは、引退したほうがいい

海の向こうでは、イチローもまた、重大な運命の岐路にさしかかっています。

 

1月28日現在で、メジャーの球団からのオファーは、まったく届いていない

現状です。

 

数年前に、マーリンズイチローにオファーを出したときは、1月27日でしたから、

それを過ぎていることになります。

 

そして、マーリンズがオファーを出したときにも、マーリンズ以外の球団は、

どこも手をあげていませんでした。

それから数年がたち、イチローは、年齢だけをかさねています。

状況は、数年前よりも厳しくなっている、とみるのが、自然な見方でしょう。

 

このイチローという選手も、先に述べたような、

「終わりつつある時代」とともに繁栄を謳歌してきた選手なんです。

 

イチローがプロ入りしたのは、1991年のこと。

メジャーに挑戦を決めたのは、2001年のことです。

プロ入りを決めた1991年から数えて、過去20年から30年ほどにわたる時期が、

イチローの活躍してきた時代なのです。

 

いま、その時代を特徴づけてきた時代の風が、急速にしぼもうとしています。

イチローは、体力の衰えによるパフォーマンスの低下が指摘されていますが、

そればかりでなく、

これまでイチローの背中を後押ししてきた、

時代の風の応援がなくなりつつある、ということもまた、

おおきいのではないか、と天機は考えています。

 

イチローは、おおくのひとの心に勇気をあたえてきました。

天機も、イチロー262のメッセージ、という本を買って読んだことがありますし、

WBCで、土壇場にヒットを放って、韓国をくだした一戦は、

いまも心に焼き付いています。

 

しかし、どんな選手にも、やがては舞台を去る時がやってきます。

それは、先に述べたように、

古い時代の終焉であるばかりでなく、あたらしい時代の幕開けでもあるのです。

それは決して、悲しむべきことばかりでは、ないように思えます。

 

天機が思うに、イチローの時代は、もう終わったように思います。

いたずらに現役選手にこだわるのではなく、レジェンドとして、

あたらしい生き方を模索したほうが、

もっとイチローらしく輝くことができ、

あたらしい時代の幕を開くことになると思うのですが、どうでしょうか。