昨日も、関東から西日本にかけての広い範囲で、
火球が目撃されたとニュースがあった。
このてのニュースがあると、たいてい専門家と称されるひとたちは、
「あれは火球です」と、決まり文句のように言う。
が、現象にただ単に名前をつけたからといって、
その現象をほんとうに理解できたことの保証にはならないだろう。
問題は、こういった火球とよばれる物体が、これほど頻繁に目撃
されるような事態は、過去にはなかったということだ。
ここ数年において、あきらかに火球の目撃件数は急増している。
だからこそ、頻繁にニュースにもなるのだ。
「空の異変」はほかにもある。
いわゆる、「アポカリプティックサウンド」とよばれる現象で、
空から原因不明の奇妙な音がきこえてくるというものだ。
空から音、といったワードで検索すると、多数ヒットしてくるし、
Youtubeなどにも動画があがっている。
じっさいにこういった現象が存在しないのにあたかも存在するかのように
騒ぎ立てるなら、それはオカルトとよばれてもしかたないかもしれない。
しかし、火球はあきらかに存在するし、空から音がきこえるというのも
もし事実であるならば、
じゃあ、その原因はなに?
ってことになる。
ノストラダムスの大予言というのが、かつてブームになり、
現在では忘れ去られた感があるが、その予言の中に、
「キリスト再臨のまえに、空が前兆をしめす。」
というのがある。
オカルト好きのひとならば、火球や空からの音を、
こういった予言と結びつけて楽しむのかもしれない。