この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

中心が存在する、ということ。

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回は、中心が存在する、ということ、

というテーマで書いてみたいと思います。

 

 

ところでみなさんは、中学の理科の時間に

電流と磁石、電磁石とかの授業を受けた

ことはないでしょうか。

 

 

自分もあまり記憶がさだかではないのですが(;´∀`)、

そのときに、

その電磁石とか、コイルとかの

電流や磁石を強くする方法が

いくつかあったんですね。

 

 

その1つめは、流す電流を強くすること。

 

 

2つめは、コイルの巻き数を増やすこと。

 

 

そして3つめが、そのコイルのなかに

鉄芯を入れることだったんです。

 

 

コイルの中になにも通していないときよりも、

コイルの中に1本、

鉄の芯棒を通したときのほうが、

より強い電磁石になってくれるんですね。

 

 

つまり、中心になにかが存在することによって

全体が強化される、

というわけなんです٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

で、ここからが今回の記事、

中心が存在する、ということ

に関わってくるお話なのですが。

 

 

世の中に存在するいろんな組織、企業、団体、国家

といったものでも、

その中心に1人の非常に力のある人間、

たとえば創業者、創立者なんかが存在すると、

その組織とか団体のパワーも大きくなり、

逆に、そういった人間がいなくなってしまうと

組織とか団体のパワーが急速におとろえてしまうことが

あるんじゃないかなあ、なんて

思うんですよ。

 

 

 

 

そのような具体例をいくつかあげてみますと。

 

 

たとえば、イギリスには最近まで

エリザベス女王という

とても力のある君主がいました。

 

 

でも、この女王もすごく高齢になって

だんだんとその健康状態とかも悪くなってくると、

イギリスがEUから離脱するなど

おかしな動きを見せるようになり、

そして、エリザベス女王が亡くなって

チャールズ新国王へと変わるころから

イギリス国内の政治が混乱したり、

イギリス連邦に属しているいろんな国の国民が

だんだんとイギリス王室に対して

尊敬の念を抱かないようになってきたり、

といったことがあるわけなんですね。

 

 

日本国内ではどうでしょうか?

 

 

たとえば、つい最近まで日本には

ジャニーズという芸能事務所がありました。

 

 

ジャニーズは、平成時代にすごく大発展して

いくつもの有名なグループがそこから誕生したんですね。

 

 

でも、その創立者ジャニー喜多川さんも

だんだん高齢になってきて、

体力的に弱まってきたのかはわかりませんが

2016年頃にSMAPの解散騒動というのが起こります。

 

 

そこからだんだんとジャニーズから離脱する

アーティストが相次ぐようになって、

ついにジャニー喜多川さんが亡くなってしまうと、

性加害問題が激しい糾弾を受けるようになって

とうとうジャニーズ事務所は存続できなくなって

しまいました( ノД`)

 

 

また、同じ日本でいうと、

歴代最長の首相在任期間をほこる安倍晋三さんという

政治家がいたんですが、

彼は自民党内最大派閥の安倍派というのを

率いていたんですね。

 

 

まだまだ60代で、

ときどき胃腸の調子を崩したりはしていましたが

高齢で衰えるという感じには

まだなっていませんでした。

 

 

でも、2022年の夏に選挙の遊説中、

だれも予想だにできなかったことですが

狙撃されて亡くなってしまったのです((((;゚Д゚))))

 

 

すると、

それからしばらくは目立った動きもなかったのですが、

最近になって

安倍派の裏金問題がやり玉にあげられるようになり、

ついに今日、

安倍派の政治事務所に東京地検特捜部が

強制捜査に入るまでになってしまいました。

 

 

と、このように見てきましたように

いくつかの例を出してみましたが、

企業とか団体、組織とか国家のなかで

すごく力を持っていた有力者がいた場合に、

その人が亡くなってしまったりすると、

まるで空中分解でもするかのように

組織そのものが力を失ってしまう例が

ちらほらあるように思ったんですよ。

 

 

自分は思うのですが、それはたぶん、

その中心にいた有力な人物の

統制力がなくなってしまう、ということだけではなくて、

その人物がその組織を支える運のようなものを

持っていて、

その人物が亡くなることによって

その組織を支える運のようなものもなくなってしまい、

それで組織全体が弱体化したり

瓦解したりすることになってしまうんじゃないか、って

そんなふうに思うんですよね。

 

 

ところで、ことし、2023年という年は

じつは日本において

有力な巨大宗教団体の総帥が相次いで逝去するという

珍しい年でもあったんですね。

 

 

幸福の科学大川隆法さん、

顕正会のトップのかた、

そして、創価学会池田大作さん、

という御三方が亡くなられています。

 

 

もちろん、後継者を育てたり

組織づくりはしっかりとされていたとは思うのですが、

中心人物が持っていた運のようなものがなくなる

ことからすると、

少なからずその死去は組織に影響をもたらすのではないか

とも思うんですね。

 

 

これは宗教団体ですが、

もう1つ注目しているのは、読売新聞です。

 

 

読売新聞には長らく「ドン」「ナベツネ」の異名で知られる

渡辺恒雄さんという

非常に有力な社主がおられます。

 

 

また、読売新聞といえば

読売ジャイアンツが有名ですが

その読売ジャイアンツに栄光をもたらした

終身名誉監督長嶋茂雄さんがおられますね。

 

 

この、読売新聞の栄光を体現するかのようなお二方が、

現在、非常な高齢になられています。

 

 

もちろん、お二方はいまなお

かくしゃくとしておられて元気ですが、

人間ですから、誰もがいつかは

寿命を迎えることになります。

 

 

そうなったときに、

読売新聞の影響力がどうなるのか、

昨今の新聞離れのなかで発行部数が減少傾向にある

ことも合わせて、

今後がすこし気になるところではありますね。

 

 

今回はそんなお話でした。

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ

 

脂ののった部分。

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回は、脂(あぶら)ののった部分、というテーマで

書いてみたいと思います。

 

 

物事にはなんでもそうですが、

脂ののった、いちばん美味しい部分というのが

あると思うんですね。

 

 

肉とか魚とかが典型ですが、

それ以外にもいろいろあります。

 

 

 

 

たとえば、なにかを学習するときにも、

脂ののった部分、というのがあるように思うんですよね。

 

 

高校数学なんかでいうと、

最初の式の計算あたりは、

やっててもあんまり楽しくない。

 

 

それからだいぶたって、

漸化式とか数学的帰納法微積とかが登場するようになって

はじめて、

高校数学の醍醐味みたいなものが味わえるんですね。

 

 

高校世界史とかもそうなんです。

 

 

最初の、人類の誕生とか古代オリエント、ローマ史の

あたりとかは、

あんまり面白くなくて退屈。

 

 

世界史が本当に面白くなってくるのは、

19世紀ぐらいになって、

世界をまたにかけてイギリスとロシアが対立していくころ。

 

 

近現代の激動の時代になってはじめて、

世界史は面白くなってくるんですね。

 

 

民法の勉強とかも、そんなところがあります。

 

 

民法では、まずはじめに「民法総則」というところを

学ぶことになるのですが、

これがあんまり面白くない(;´∀`)

 

 

なので、その無味乾燥さから

民法総則は躓き(つまずき)の石」

なんて言い方がされたりもするんですね。

 

 

でも、そこを通過して

債権各論、債権総論とかになってくると

ようやく面白さもでてくるのかなあ、なんて

思ったりもします。

 

 

つまり、なんでもそうなんですが、

最初のほうにはあんまり面白くない分野が

配置されているので、

そこであきらめて引き返してしまったりすると

面白さのある分野には

なかなかたどり着けないんですよね( ノД`)

 

 

そして、これはもしかしたら

人生そのものについても

言えることなんじゃないかな、って

そんなふうに思ったんです。

 

 

人生が始まってまだ間もないころ、

そんな若い頃というのは、

人生の前半に幸運が用意されている人であれば

楽しいことが多い時期でしょうし、

人生の前半には幸運が用意されていない人であれば

けっこう辛いことの多い時期かもしれませんが、

そのいずれの人であっても、

人生の本当の醍醐味を味わえるようになるのは

30代後半から40代前半ごろからなのかもしれないなあ、

なんて、

そんなふうにも思ったりするんですね。

 

 

自己啓発分野で有名な本に、

ナポレオン・ヒルという人の書いた

「思考は現実化する」という本がありますが、

この本の中では、

多数の成功者について調べた結果、

その成功のほとんどは

その人が40歳を過ぎてからはじめて達成されたものだ、

ということが明らかになっているらしいです。

 

 

また、運命学の分野でも

まだ若い頃の人間の運命というのは

両親の影響とか家系の影響とかがあるらしく、

その人自身の運命(自分自身の本当の実力)が

明らかになってくるのは

後半生になってからのことだ、

とする見解もあるようです٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

なので、

まだ若い時分のときに

自分の人生はつまらないなあ、とか、平凡だなあ、とか、

あるいは、

辛いことばっかりで嫌な人生だ!

とかいうふうに思っていたとしても、

もう少し生きてみると

人生の本当に脂ののった部分を味わえる

ときがやってくるかもしれない。

 

 

そんなふうにも思うのです。

 

 

今回は、こんな感じのお話でした。

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ

目に映る範囲のもの。

みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

今回は、目に映る範囲のもの、というテーマで

記事を書いてみようと思います。

 

 

僕たちは日常で、いろんなものを見ています。

 

 

目を通して外界のいろんな情報を受け取って、

それで判断したり、考えたりしているんですね。

 

 

そういう意味で、

目はとても大切な器官です。

 

 

でも、目はたまに、僕たちに

嘘を見せてくる

ことがあるようにも思うんですよね(;´∀`)

 

 

たとえば、

21世紀に生きている僕たちのほとんどは、

地球は自転していることを知識として知っています。

 

 

なので、太陽と地球についていえば

動いているのがじつは地球のほうで

止まっているのが太陽なんだ、

ということも知っているわけなんですね。

 

 

でも、人類はけっこう長い期間、

それとは逆のことを思っていました。

 

 

つまり、

太陽のほうが動いていて地球のほうが止まっている、

と考えていたんですね。

 

 

人間がそう考えてしまうのも無理はないことで、

目で見ていると、

太陽はいかにも動いているように見えてしまうし、

大地は全然動いてなんかいないように

見えてしまうんですよね。

 

 

そういう意味では、

目は僕たちに「嘘」を見せてくることがあるように

思うんです。

 

 

動いているのがじつは地球のほうで、

止まっているのがじつは太陽のほうなんだ、ということを

理解するためには、

目ではなくて、心とか頭で考えていく

必要があるということなんですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

こんなふうに、

目で見えている範囲のことだけで判断すると

じつは誤った結論にたどりついてしまうことがある、

というのは、

日常にもちょくちょくあるんですよね。

 

 

たとえば、

うちの家族は、うちの住宅の同じ階の玄関ドアにある

郵便受けをいつも通るときに目にしていて、

「新聞をとってはる家は多いわあ~」って

言うんですよ。

 

 

たしかに、うちの住宅の同じ階のひとの玄関ポストには

新聞が刺さっていることが多いので、

それだけを見ると、

まだまだ新聞をとっている家は多いんだなあ、

という印象を持つと思います。

 

 

これが、自分の目に映る範囲、なんですね。

 

 

でも、新聞各紙の発行部数については

日本ABC協会とかいうところが調査しているらしくて、

それによると、

新聞各紙とも1年間に数十万部のペースで

発行部数が減少し続けていることが明らかになっています。

 

 

 

 

自分の住んでいる住宅の玄関ポストに

どれくらい新聞が刺さっているか、というのは

自分の目に映る範囲のものです。

 

 

いっぽうで、

全国で毎年どれくらい新聞の発行部数が減っているか

というのは、

ふつうは一覧して実際に自分の目で確認することは難しい

現象で、

統計をとってはじめて明らかになるものなんですね。

 

 

で、おそらくなんですが、

日本の新聞が置かれている状況を確認したいときとか

これからどうなっていくかという予測をしたいときに、

真実に近い情報を教えてくれるのは、

目に見える住宅の玄関ポストの状況のほうではなく

統計データのほうだと思うんですよ。

 

 

同じようなことは、

結婚についてもありますよね。

 

 

がるちゃん、という

女性向けの掲示板みたいなサイトがあります。

 

 

そこで、結婚に関するスレッドの中とかで、

会社員の女性とかが、

最近自分のまわりで結婚ラッシュが続いてる、

とか言うわけなんですね。

 

 

これが、

自分のまわり、という目に見える範囲のことなんです。

 

 

そうすると、その女性のコメントに対して、

なんだかんだでみんな結婚するんだよね~、

とか、べつのコメントがつくんですね(;´∀`)

 

 

でも、日本における結婚の状況については、

国立社会保障人口問題研究所というところが調査していて、

それによると、直近においては

男性の生涯未婚率は28.3%にもなっているんです。

 

 

なので、近い将来には

男性の3人に1人は結婚しなくなる可能性が

現実のものとしてあるんですよね。

 

 

もちろん、そうはいっても

男性の3人に2人は結婚するわけですから、

結婚する人間のほうが多数派であるというのは

たしかに事実です。

 

 

でも、この男性の生涯未婚率は

30年ほど前にはほんの5%くらいしかなくて、

その後30年間ほどかけて一貫して上昇を続け、

現在3割近くにまでなってきた、

という事情があるんですね。

 

 

結婚しない人間が5%くらいなら

圧倒的多数の人間は結婚するのだ、ということも

言えたのかもしれませんが、

結婚しない人間が3割近くにもなってくると、

多数の人間は結婚するとは言えても、

圧倒的多数の人間は結婚するのだ、とは

もはや言えないような気もします。

 

 

このように、結婚にかんする事情についても、

自分の身の回りだけ見ていたのでは

見えてこない事情が

統計データにあたることで見えてきたりすることが

あるわけなんですね。

 

 

新聞の購読状況とか、日本における結婚状況とかを

例に出しましたが、

自分の目に映る範囲、身の回りの出来事というのは

どうしても誤差とか、偏りとかが

生じてしまうことがあると思うんです。

 

 

なので、全体の正確な状況を知りたいと思ったら、

やっぱり統計データにあたったり、

頭で考えたりする必要がありそうだ、という

お話なのでした。。。

 

 

今回は、こんな感じのお話でした。

 

 

以上、天機でした( ´ ▽ ` )ノ