この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

備忘録

備忘録、という言葉の使い方で合っているのかどうかわからないが、

日々の生活の中で、

ああ、こうしたほうが良かったなあと後悔したことや、

今度からはこうしよう、と思ったこととかを、

ルーズリーフに逐一、メモしていく習慣がある。

 

数年前からの習慣で、20ページ以上書き溜めていて、

それをときどき見返すことで、

だんだんと失敗が減っていけばなあ、と期待している。

understandは、なぜ「理解する」なのか?

understand、という英単語がある。

たぶん、中学で習う単語で、意味は「理解する」だ。

 

underは英語で「下に」という意味。

standは英語で「立つ」という意味。

とするならば、understandなら「下に立つ」という意味になりそう

なのに、どうしてこれが「理解する」という意味になるのか。

 

ネットで調べてみると、いろんな見解がでてくる。

が、ここでは、自分なりに考えてみようと思う。

その考察は、underとstand、それぞれについて考えるところから始まる。

 

standについて

standは、立つ、ということだ。

この世の中には、立っている、ものは、いろいろある。

人間が、立っている。

動物が、立っている。

樹木が、立っている。

建築物が、立っている。いろいろだ。

 

立つ、ということを実現するには、

重力のはたらきに抵抗して天空へと自らをそびえさせることが

必要になる。

そのときに必要になるのが、構造、骨組、骨格、のようなものだ。

 

人間や動物には、骨格がある。

骨格があるからこそ、地面からある程度、体をもちあげて

立つことができる。

いきもののなかには、たとえば軟体動物のように、

いわゆる骨格をもたないものも存在するが、そういういきものは、

重力のはたらきにはあらがえず、地面を這うだけになる。

 

樹木もそうだ。

つる草のようなやわらかいものは、地面を這うだけにもなろうが、

天を摩するような杉の木立などは、

中心となるしっかりとした幹と、そこから分岐した枝、というように、

骨組みをもつ。

建築物も同様である。

かまくらのようなものをつくるのならいざ知らず、

現代のような、数階、数十階にもおよぶような高層建築物を

つくろうとおもったら、

鉄筋や鉄骨でできた支柱からなる「骨格」「構造」が必要になる。

 

つまり、stand、立つということの背景には、

そこには構造がありますよ、骨格がありますよ、骨組みがありますよ、

ということが存在するのだ。

 

ここで、理解する、という人間の精神活動について考えてみる。

この理解する、という知的活動、精神活動は、

知る、という知的活動、精神活動とは、かならずしも同じではない。

 

冷蔵庫の中にプリンがあるのを知っているよ、とはいうけれど、

冷蔵庫の中にプリンがあるのを理解しているよ、とは、

あんまり言わないかもしれない。

 

知る、という動詞は、たとえば点のような、あるひとつの単純な事実を

認識しているだけ、というような場合にも使えるが、

理解する、という動詞は、その仕組みがどうなっているのか、

その構造がどうなっているのか、そういったことまでふくめて

認識している、というときに使われる動詞だ。

だから、たとえばエンジンの仕組みを理解する、などとは言うけれど、

冷蔵庫にプリンがあることを理解する、などというと

奇異な感じがするのだ。

 

ここで、understandのなかのstandと、理解する、ということが、

「構造の存在」ということを介して、すこしリンクしてくる。

つづく

 

 

 

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