この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

ネガティブな感情にふりまわされない、1つの簡単な方法。

みなさん天機です。٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

今回は、

ネガティブな感情にふりまわされない、1つの簡単な方法

というテーマで書いてみようと思います。

(この記事の字数は 約2100字)

 

 

 

人間は生きていると、

いろんな感情を抱くことがあります。

 

 

 

プラスの感情で気分がよくなることもありますが、

ネガティブな感情のために、いやな気分がつづいたり

することもありますよね(つд⊂)

 

 

 

とくに、最近話題になっているHSPのひとなんかは、

周囲の状況や他人の気分に過敏だと言われていますから、

必要以上に自分の中にネガティブな感情が

たまっていってしまうことも、あるかもしれません。

 

 

 

では、そんなとき、どうすればいいのか?

 

 

 

天機が考えた1つの方法(もしかしたら、

もうどこかで言われている考えかもしれません(^_^;) が)

というのが、以下の方法です。

 

 

 

たとえば、職場や学校で、

自分の近くにいる同僚や上司、あるいは同級生が、

急に舌打ちをしたとします。

 

 

 

比較的健康な精神状態をもっているひと、

あるいは、気の強いひとならば、

とくに意に介さないかもしれません。

 

 

 

しかし、さきほどのべたHSPのひとや、

周囲の状況、他人の感情に敏感なひとなんかは、

 

 

 

あ、あのひと、

自分のことが気に入らなくて舌打ちしたんだ・・・

 

 

 

とか、

 

 

 

あのひと、

なんか自分に腹を立てて、それで舌打ちしたんだ・・・

 

 

 

とかいうふうに思ってしまって、

自分の中でその感情がぐるぐるまわって、

つらい気分になったりすることがあります。

 

 

 

じゃあ、そんなとき、どうすればそれを回避できるのでしょう?

 

 

 

まず、思いつくのは、

自分のそんな感情には根拠がない、として、

否定してしまうことです。

 

 

 

あのひとは舌打ちをしたけど、

それは自分に対して腹をたてているからではなくて、

なんかほかに理由があってそうしたんだ

 

 

 

とかいうふうに考えて、

自分を納得させる方法です。

 

 

 

ところが、ここが心の不思議なところなのですが、

理由なく自分が否定し、

心の片隅に無理に追いやった思考や感情というのは、

かえって強く、大きくなるという性質があるようなのですね((((;゚Д゚))))

 

 

 

というのも、

もしかしたらその舌打ちをしたひとは、

ほんとうにこちらに腹をたてていたのかもしれず、

その可能性を否定しきることはできない、という事実が、

自分の意識から追いやろうとしても、

くすぶり続けるからなのです。

 

 

 

じゃあ、どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

じつは、このときは、

ほんとうに自分にたいして敵意をもっていたからなのか、

それとも、べつに理由があったからなのか、

という、舌打ちの原因に関する不確定な外的な事情に

焦点を合わせるのではなく、

 

 

 

自分の心の動きのほうに焦点を合わせる

 

 

 

といいと思うのです٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

もし、自分の周囲の人間が急に舌打ちをしたとして、

自分がそれについて気に病んでいるような状況になったら、

 

 

 

いま、〇〇さんが舌打ちをしたけれど、自分は、

 〇〇さんが、こちらに腹を立てているために舌打ちをしたんじゃないかな、 

 というふうに、考えそうになっている

 

 

 

と、頭の中で言葉にしてしまうのです。

 

 

 

もし、頭の中で言葉にしただけではいやな気分を払拭できず、

また、周囲にひとがいないような状況ならば、

うえの文章を実際に口に出してもいいと思います。

 

そのほうが強い効果があります。

 

 

 

これは、

だれかが自分に敵意を持っているんじゃないだろうか、

という不安な感情の嵐の中で木の葉のように揺れ動く自分を脱して、

「だれかが自分に敵意を抱いているんじゃないだろうか、

 と考えている自分の心」

のほうに注目し、

その自分の心を言葉にして意識化したり、声に出したりすることで、

いわば、

その自分の認識や感情を、

ボールの中に包んで手のひらにのせて眺めるように、

対象化

するこころみなのです٩(ˊᗜˋ*)و

 

と同時に、

意識を相手から自分のほうに移す作業でもあります。

 

 

 

相手が舌打ちをした本当の理由は、本人にでも聞かないかぎり、

わかりません。

 

つまりそこには、たしかな事実を求めることが、むずかしいのです。

 

 

 

でも、自分がそれについて、

もしかしたらそのひとはこちらに敵意があってそうしたんじゃないだろうか、

と、自分の心は考えそうになっている、というのは、

事実です。

 

こうすることで、事実のほうにフォーカスすることができ、

いったん、しっかりとした大地に両足で立つように、

安定の基礎をつくることができると思うのですね(*゚▽゚)ノ

 

 

 

そうやって、すこし落ち着いたら、

相手が舌打ちをした原因については、

ほんとうにこちらに腹を立てていた可能性と、

それ以外になんらかの理由があった可能性の、

両方の可能性がある、ということをゆっくり考えるといいと思います。

 

無理に、

相手がほんとうにこちらに敵意を持っている可能性のほうを、

心から締め出したり、否定しないことが肝心です。

 

それは、事実にもとづかないからです。

 

 

 

もっとも、経験上、

先に述べたように頭の中で自分の心の状態を文章にしたり、

実際に口に出したりするだけでも、

だいぶネガティブな感情に振り回されなくなるような気がします。

 

 

 

以上、天機でした(*゚▽゚)ノ