この世界の不思議

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圭という字について考える

みなさん天機です。٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

今回は、圭という字について考える

というテーマで書いてみようと思います。

(この記事の字数は 約2200字)

 

 

 

ひさびさの漢字考察記事になりますね٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

さて。

 

 

 

この圭(けい)という漢字なんですが。

 

 

 

あまり日常で頻繁に使う漢字でもないですよね。

 

 

 

まあ、見かけるといえば、

圭太(けいた)という男子の名前、あるいは、圭子(けいこ)という女子の名前、

くらいで見るくらいでしょうか。

 

 

 

なので、この字に単体であんまり意味があるようには、

パッと見では思えないんですよね。

 

 

 

そういうとき、天機はどうやって漢字の意味を探っていくか、

というと。

 

 

 

2つ、方法があります。

 

 

 

1つは、漢字のかたちをながめてうんうんと考えていく方法。

 

 

 

この圭という漢字だと、

ああ、土が2つ積み重なっているなあ、と思うわけです。

 

 

 

でも、土が2つ重なっていても、

とくに思いつくことはなにもありません(つд`)

 

 

 

そこで、こんどは2つ目の方法です。

 

 

 

その漢字が含まれている別の漢字を思い出して、

それらの漢字に共通するような意味を考えていくのです(*゚▽゚)ノ

 

 

 

で。

 

 

 

天機が圭を含む漢字として、まず、ぱっと思いついたのは、

以下の3つです。

 

 

 

鮭 桂 蛙

 

 

 

どうですか。

 

 

 

鮭(さけ)は、魚の鮭です。焼いたりして食べます。

 

 

 

桂は、桂(かつら)という樹木があります。

将棋では、桂馬(けいま)という駒があって、その略称も桂です。

 

 

 

蛙(かわず)は、カエルのことです。

 

 

 

どうですか。

 

 

 

なにか、これらの漢字に共通することは、見つかりますかლ(╹◡╹ლ) 

 

 

 

もしかしたら、勘のいいひとなら、見つかるかもしれません。

 

 

 

天機は、こう考えました。

 

 

 

これら3つの漢字は、いずれも、

 

 

 

ジャンプすること

 

 

 

にかかわっているぞ、と。

 

 

 

鮭という魚は、生まれ育った川に還ってきて川を遡上(そじょう)するときに

ジャンプする魚です。

 

 

 

桂という木がジャンプするとは思えませんが、

将棋の桂馬という駒は、

相手の駒をジャンプして進める駒なのです。

 

 

 

そして、カエルはぴょんぴょんとジャンプしますよね。

 

 

 

ということで、

圭という部分をふくむこれらの漢字には、

共通してジャンプという性質がふくまれているので、

圭という漢字それじたいも、

ジャンプに関係する意味合いがあるのでは、

と、天機なんかは考えてみたのですね。

 

 

 

ここで、このジャンプということについて、

もう少し掘り下げて考えてみましょう。

 

 

 

ジャンプ。

 

 

 

それは、歩く、でもなく。

 

 

 

止まる、でもなく。

 

 

 

走る、でもなく。

 

 

 

はやく走る、でもなく。

 

 

 

それまで続いてきた運動が、そこで

 

 

 

ぷちっ

 

 

 

と断ち切られるような、そんな性質をもった運動なのです。

 

 

 

図解すると、以下のような感じです。

 

 

 

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つまり。

 

 

 

それまで続いてきたなにかの運動が、

いったんそこでジャンプすることによって、

そこに断絶(だんぜつ)がうまれるというか、

連続性が切断されるというか、

そんな感じになるように、天機には思われたのですね( *´艸`)

 

 

 

そして。

 

 

 

この、

断絶とか、連続性の切断とかいった、

ジャンプというものの持つ根本的な性質にまでさかのぼって考えると、

それ以外の、

圭という部分を含んた漢字についても、

見えてくるものがあるのです٩( ๑╹ ꇴ╹)۶

 

 

 

たとえば。

 

 

 

崖(がけ)

 

 

 

切り立った崖から身を投じると人間などは命を落とすこともありますが、

地形的には、

それまでの平坦だった地面がそこで断絶しているような

地形になりますよね。

 

 

 

さらに。

 

 

 

畦(あぜ)

 

 

 

これは、都会に住んでいる人間は、

あまり普段目にすることがない地形なのですが。

 

 

 

田んぼと田んぼの境目に、やや土を高く盛って、

田んぼの境界としたものです٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

それまでつづいていた田んぼが、

畦(あぜ)があることで、そこで連続性が切断されるのですね。

 

 

 

ほかには。

 

 

 

封(ふう)

 

 

 

これは、魔物とかを封印(ふういん)するときの、

あの封です。

 

 

 

それまで活動状態にあったものを、

閉じ込めてしまって、動きを止める、

みたいなイメージのある漢字なので、やはり、

連続性の切断と関わっているように思えます。

 

 

 

そして。

 

 

 

涯(はて)

 

 

 

これは、生涯とか、境涯(きょうがい)とかといった

熟語に含まれている漢字ですが、

日本語の訓読みをすると、はて、になります。

 

果て(はて)とかと同じで、

そこで終わりになるという意味がふくまれていて、

やはり、断絶にかかわるように思えますね。

 

 

 

と、このように見てくると、

 

 

という部分をふくむ漢字には、多くの場合、

ジャンプに代表されるような、

断絶とか、連続性の切断とかいった、

そんな意味合いが共通して含まれているようにおもわれます。

 

 

 

なので、

圭、という漢字それじたいも、

そういった意味合いをもつ漢字なのではないでしょうか。

 

 

 

そして、なぜ土を2つ縦に重ねたらそういう意味になるのか。

 

 

 

ここから先は想像ですが、

土という漢字に、そもそも、連続性という意味合いがあって、

漢字の世界では、

ある部分を2つ縦に重ねると、その部分の持つ意味合いが

封じられるというか、反転するというか、

そんなルールがある。

 

 

 

なので、

連続性をあらわす土が2つ縦に重なると、

連続性が封じられて、

断絶とか、連続性の切断とかいったことを

あらわすようになるのではないだろうか。

 

 

 

天機は、そんなことを考えました。

 

 

 

以上、天機でした(*゚▽゚)ノ