この世界の不思議

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「柳」の字源と、十二支の原理ーその7

こんにちわ。天機です。

(約1500字)

 

 

 

前回にひきつづき、柳という漢字の字源、

それに関わりのある十二支、十二支の背景になった世界生成の原理、

といったことについて、考えていきたいと思います。

 

 

 

前回は、

 

黒|白

黒|白|黒|白

黒|白|黒|白|黒|白|黒|白

 

というふうに、分割をかさねていくなかで、

 

① それぞれの黒と白が、かぎりなく細分化されて、無に近づいていく

ということと、

② 黒と白のあいだをへだてている境界線の本数が、

  かぎりなく無限大に近づいていく

ということを、見てきました。

 

 

 

自分は数学の素養がないので、あれなんですが、

この「限りなく近づいていく」ということを、天機なりに解釈すれば、

「限りなく近づいてはいくものの、それそのものではないだろう」

と考えてしまうんですね。

 

つまり、上の例で言えば、

黒と白は、かぎりなく小さくなってはいくだろうけど、

小さいなりに残っていて、まったくの無にはならないんじゃないか。

 

境界線はどんどん増えてはいくだろうけど、

無限大そのものにはならないんじゃないか。

 

そう考えてしまうわけです。

 

 

 

ここで、「理」と「矛盾」について、もう一度考えてみると、

理と矛盾は、おたがいに相反する原理であって、

理を否定するのなら、それは矛盾であろうし、

矛盾を否定するのなら、それは理であろう、ということだったのです。

 

 

 

いま、黒と白をどんどん、どんどん、

分割していって、それぞれの黒と白が限りなく小さくなり、

あいだの境界線の本数が限りなくふえていったとしても、

小さな小さな黒と白が、いまだ残存するかぎりにおいては、

それは、おたがいに相反する原理が併存している、という状態は、

いまだ崩れているとはいえないので、

その限度で理は残っている、と言わざるをえず、

矛盾はまだ、達成、実現されてはいない、ということになりそうです。

 

 

 

つまり、です。

 

この黒と白をどんどん分割していくプロセスにおいて、

最終的に「矛盾」という状態を実現したいと思えば、

黒と白が「限りなく無に近づいていく」という段階にとどまっているのでは

足りずに、

そこからもう1歩すすめて、

「限りなく無に近づいた黒と白は、とうとう、無になってしまったよ」

という状況までをも、想定しなければいけない、ということです。

 

 

 

限りなく無に近づいて行った、黒と白が、小さくなりすぎて、

とうとう、無そのものになっちゃったわ、

というとき、はじめてここに、「矛盾」が誕生します。

 

 

 

では、このように想定できるところの「矛盾」が誕生したとき、

そのとき、いったい、どのようなことがおこるのでしょうか。

 

 

 

まず、そもそも、このようにして「矛盾」が誕生したときというのは、

黒と白が、あまりにも小さくなりすぎて、ついには無そのものになっちゃった、

ということだったので、

そこから考えると、

「矛盾」それ自体も、「無」なのだ、と考えてよいのでしょうか?

 

 

 

天機は、そうは思いませんでした。

 

この黒と白の分割プロセスが極限にまで達して、

ついには、黒と白それぞれが、無そのものにまでなっちゃったときというのは、

 

黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白

無|無|無|無|無|無|無|無|無|無|無|無|無|無|無|無

 

といったような状況が起こっている、と思うんですよ。

 

なるほど、これを見ると、たくさんの「無」が存在することは明らかですが、

そのあいだを、無数の境界線(|)がへだててますよね。

 

 

 

つまり、矛盾というのは、無そのものなのではなくて、

無と境界線が、

たとえは正確ではないですが、DNAの二重らせん構造のように、

あるいは、ミルフィーユ状に、とでも言えばいいでしょうか、

おたがいに絡み合い、重なり合った状態になっているものだ、と考えられます。

 

 

 

今日はここまでにしたいと思います。