この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

東大寺の高僧がおっぱいさわるとか。

こんばんわ。天機です。

(約2000字)

 

 

 

最近はずーっと、柳の字源と十二支の原理、という連載記事を書いていたの

ですが、

今回はまあ、すこし休憩といいますか、

毛色の違った、時事ニュースに関する記事でも書いてみようと思います。

 

 

 

さて、昨日のことでしたか、

東大寺の高僧が女性のおっぱいをさわって書類送検

というニュースが流れてきました。

 

 

 

書類送検されたのは、

奈良の東大寺のトップである住職、につぐ、要職をつとめていた高僧で、

御年69歳にもなり、

東大寺で働いていた20代のアルバイト女性のおっぱいを、

境内の施設で無理やり触ったとかで、

女性から被害届がだされたそうです。

 

当の高僧は、弁護士をたてて解決した、とかなんとか

主張していらっしゃるようですから、

たぶん、報道されているようなことは、あったのかもしれません。

 

 

 

なんだかなあ、という感じです。

 

生臭坊主、エロ坊主というのは、

昨今では、というより、昔から、珍しくもない存在ではありますが、

かの有名な、奈良の大仏もいらっしゃるような名刹の高僧まで、

煩悩に勝てなかったのか、というところが、

世も末感がありますね。

 

 

 

聖職者や宗教関係者が、破廉恥な事件に手を染めるというのは、

これまでにも、ときどきあったわけなのですが、

まあ、普段からやたらと欲を抑え込まれている、と一応は言われていて、

周囲からも模範となるように期待されているかもしれず、

その反動というのが大きいのかもしれません。

 

 

 

宗教関係者とか、聖職者というのは、

煩悩とか、俗っぽいこととかからは、かけはなれたところにいるように

思われているので、

いったん、こういった事件が起きた時の衝撃というのは、

なかなか大きいものがあります。

 

 

 

ところで、

こういった宗教がらみの事件についても、

長いスパンで見てみると、

時代の変化といったものを感じることができるかもしれません。

 

 

 

いまからおよそ20年以上前の、1990年代半ばに、

当時のオウム真理教という新興宗教の団体が、

地下鉄サリン事件をはじめとした一連の犯罪事件を実行して、

日本社会を震撼させました。

 

ほぼそれと同時期に、

パナウェーブという団体が、全身白装束という異様ないでたちで

練り歩き、

これもワイドショーをさわがせたことがあります。

 

 

 

この、オウム真理教という団体も、パナウェーブという団体も、

どちらかというと、

マイナーな宗教団体あるいは団体です。

 

オウム真理教は、最盛期には1万人ほどの信者がいたとは言われていますが、

それでも、

世界宗教であるところのキリスト教とか仏教を信仰する宗教団体、

あるいは、国政政党を擁するほどの宗教団体ほどには、

メジャーな存在ではなかったわけです。

 

 

 

どういうことを言いたいかというと、この90年代半ばという時代は、

「普通とは違っている変なことをやっているマイナーな団体とか、

 そういうやつらは、異常で、ヤバいやつらだよね」

という認識が、まだ広く世をおおっていた時代なのです。

 

オタクがまだ十分には社会において受容されてはいなくて、

モテない君などとしてさかんに叩かれていたのも、この頃です。

 

 

 

ところが、それから20年ほどもたった、

この2018年ごろの、最近の世相はどうでしょうか。

 

最近起こった、宗教がらみの事件を列挙してみると、

 

〇 東大寺の高僧が女性のおっぱいを無理やり触る

〇 善光寺の住職がセクハラ

〇 富岡八幡宮(相撲の行事もおこなわれる伝統ある神社)で、

  宮司の一族に殺人事件

〇 靖国神社宮司天皇陛下を批判

〇 キリスト教聖職者のあいだで児童への性的虐待が広範に見つかり、

  ローマ法王が謝罪の声明

 

とまあ、いろいろあるわけなのですが、

これらの最近起こった宗教がらみの事件と、

90年代半ばの事件の、違いがわかるでしょうか。

 

 

 

そうです。

 

最近起こった宗教がらみの事件は、多くが、

「誰の目にも明らかなほどのメジャーな宗教団体で発生」

しているのです。

 

そして、おそらくは、その時代の変化と軌を一にするように、

以前はオタク趣味だった、たとえば、初音ミクなんかが、

Youtubeにさまざまな楽曲がアップされて、

なかには1億回近い再生回数を誇るようなものがあらわれてきたり、

あるいは、

オタクとは対極の位置に存在するといってもいいような、

ジャニーズのTOKIO山口メンバーが、

淫行疑惑で失脚するような事例も起こってきているわけです。

 

 

 

簡単にまとめると、

昔は、

「普通とは違ったことをやっている、マイナーで、異常な、

 ごく少数のやつらは、ヤバいやつ、イケてないやつ」

といった空気感だったのが、

現在は、

これまでメジャーとされてきたもの、ひと、集団、

といったものに、激しい逆風が吹き付けるようになり始めたのかも

しれない、

ということなのです。

 

 

 

天機は、そんなふうに考えてみました。

 

きょうは、ここまでにしたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。