この世界の不思議

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「柳」の字源と、十二支の原理ーその4

こんにちわ。天機です。

(約1800字)

 

 

では今回も、柳の字源と十二支の原理、

そして、十二支の原理の背景にある、

この世界がどのようにしてできてきたのか、についての、

独自説について、見ていきたいと思います。

 

 

 

前回、

理というのは、はっきりと区別されていることと仲が良くて、

矛盾というのは、混沌として混ざり合っていることと仲が良い、

という話をしました。

 

理の原理というのは、

自分とは異なる他者というのが、他者として存在することを認め、

尊重する原理だ、というようなお話もしました。

 

 

 

では、今回は、

理というものから、矛盾というものをつくっていけないか?

ということについて、

簡単なモデルをもとにして考えていきたいと思います。

 

 

 

まず、はじめにここに、理というかたちがあるとします。

 

理というのは、ごくごく簡単に言えば、

自分と、自分とは異なる他者とが、

まじり合わずに、独立に別個に存在する、というかたちでした。

 

なので、ここでそれを、

 

黒|白

 

というようなモデルであらわしてみることにしましょう。

 

 

 

このとき、世界は、黒と白の2つでできています。

黒と白は、おたがいに、相手とは異なるものです。

 

世界には、黒と白しかなく、それゆえ、

黒の否定が白に、白の否定が黒になる、

という関係が成立している、と思ってください。

 

黒と白のあいだにある縦線は、

お互いを区別する境界線のようなものです。

 

 

 

さて、これが「理」のかたちなのですが、

いっぽうで、「矛盾」というのは、

お互いの区別なく、混沌として、まじり合ったものだ、

というお話をしましたよね。

 

 

 

小学校の時に、理科の実験とかで、

水と塩をまぜて食塩水をつくる、といったような実験をしたひとも、

いるかと思います。

 

最初は塩と水にわかれていても、

かきまぜたり、撹拌したりすることで、

だんだんとまじり合って、食塩水になっていきますよね。

 

 

 

このとき、

水と塩がそれぞれ分離して別個に存在する状態を「理」だとすると、

おたがいにまじり合って1つの食塩水となった状態が、

「矛盾」のようなものだと思うのです。

 

つまり、撹拌、という作業によって、1つの「混沌」が生まれたわけですね。

 

 

 

この「矛盾」をつくる「撹拌」という作業を、

さきの

 

黒|白

 

というモデルにも適用して、やってみましょう。

 

 

 

最初、おおきな全体領域は、黒と白で二分されています。

 

これをさらに分割すると、

 

黒|白|黒|白

 

になりますね。あくまで、イメージの上でのことですが。

 

 

 

最初の全体領域が100センチあったとすると、

黒|白

の二分された状態のときは、

黒と白が、それぞれ50センチずつ占めていたような感じです。

 

それが、

黒|白|黒|白

となったときは、1つ1つの黒と白は、それぞれ、

25センチずつ占めているような感じですかね。

 

 

 

あいだの境界線について見てみると、

黒|白

のときは、境界線は1本です。

 

それが、

黒|白|黒|白

になったときには、境界線は3本に増えています。

 

あくまでも、

全体の領域の大きさはかわらずに、内部がだんだんと分割されていく、

というイメージですね。

 

 

 

さらに分割すると、

黒|白|黒|白|黒|白|黒|白

といった感じになります。このとき、境界線は7本に増えます。

 

さらに分割すると、

黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白|黒|白

といった感じになります。このとき、境界線は15本に増えます。

 

 

 

さて、このようにどんどん分割していくことで「撹拌」し、

「矛盾」にいたることを目指すわけです。

 

ここで、

「理」というのは、おたがいに異なる他者と他者が、

相互にまじり合わずに別個独立に存在している状態であったことを考えると、

この「分割」や「撹拌」をすすめていくなかで、

1つ1つの「黒」や「白」が、

たとえ、どんなに細かくなっていったとしても、

小さな「黒」や「白」として存在が残っているかぎりは、

おたがいに異なる他者と他者というかたちは残存しているわけですから、

そこにはまだ、「矛盾」はあらわれてはこずに、

「理」のかたちが保たれていることになります。

 

 

 

では、この作業を「可及的に」すすめていくと、どうなるでしょうか。

つまり、行き着くところまで、どんどんと細かく分割、撹拌をかさねていけば、

その極限は、いったい、どんな感じになるでしょうか。

 

 

 

きょうは、ここまでにしたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

つづく