こんにちわ。天機です。
(この記事 約800字)
天機はふだん、家にいるときは、自分のデスクに向かってすごしています。
そのデスクには、目覚まし時計が置いてあり、また、
デスクの前の壁には、カレンダーが吊ってありました。
両方とも、つねに自分の視界に入ってきていたのです。
で、昨日の夜、急に思いついたのですが、この、
時計とカレンダー
つまり、
いまがいつですよ、ということを、絶えず知らせてくる存在
というのが、じつは、
自分の集中力を、かなり阻害しているんじゃないか?
と思ったんですね。
たとえば、時計。
こいつを見ていると、
ああ、もうこんなに時間がたってしまったのか、
と、後悔とともに過去を振り返り、
それでも、まだこんなに時間があるな、
と根拠のない楽観とともに未来を眺めます。
つまり、意識が「過去」か「未来」に飛ぶことが多くて、
その間で揺れ動き、
なかなか、
今
に集中できないのですよね。
子供のころを思い返してみると、
遊びに集中していて、時間のたつことも忘れて、
夕方、家に帰ってくるのが遅れて、
お母さんに怒られた、なんてことも、あったような気がします。
つまり、なにかに集中できているとき、というのは、
時間の存在など、忘れていることが多いのです。
いまがいつなのか、ということを、たえず意識している状態というのは、
それゆえ、
集中とは正反対の状態になっているのではないでしょうか。
もちろん、仕事をしているときとかは、
時間を意識することが必要である場合もあるでしょう。
しかし、日常生活の四六時中において、
いつもいつも、かならず、時間を意識していなければ生活できない、
というわけでも、ないような気がするのです。
そういうわけで、天機は、
昨晩から、
カレンダーと時計を、普段の視界には入らないように置きなおしました
(捨てたわけではありません)。
どのような効果が自分にあらわれてくるのか、
しばらく見てみようと思います。