この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

人の中にはいっていく。

こんにちわ。天機です。

 

 

きのうは、昼から夜遅くまで、人の集まりに出席していて、

ほぼほぼ1日、パソコンをさわることができませんでした。

 

そのため、ほかのひとのブログを訪れることもできませんでした。

きょうからまた、いろんなブログを訪れようと思っています。

 

 

天機は、どちらかというと、ひとが苦手です。

たとえば、立食パーティーがあったりすると、

だれにも話しかけられずにひとりぽつんと立っていたりするのが、天機です。

 

どうも、天機とほかの人の間には、水と油がお互いをはじきあうように、

バリアでもあるんじゃないか、と考えるときがあります。

 

これは、しかも、リアル世界だけの現象ではないのです。

天機は大学時代に、チャットをやっていた時期があるのですが、

しばらくチャットルームにいると、やがて、1人浮くのです。

 

 

ああ、人っていやだなあ。

人といても、楽しいことがないなあ。

 

そう思った天機は、できるだけ人を避け、人の多くいるところから

withdrawして、一人で過ごすことが多くなりました。

 

 

テレビとか見てても、たとえば、ダウンタウンの松ちゃんとかは、

ポイントでなにか気の利いたことを言って、

それで、その場にいる人がどっと笑ったりしますよね。

 

これは、芸能界にかぎったことではなく、

たとえば、学生時代だったり、社会人になってからも、パーティーとかで、

当意即妙な発言、飾らない素のままをだした発言で、

みんなを笑顔にして、場を盛り上げるひとって、いますよね。

 

天機は、そういうことができません。

天機は、いつも固いです。

表情や仕草が固いだけでなく、心の中も固いです。

写真を撮るときなんかは、さかんに、カメラマンに、

もっと笑って、と言われます。

しゃべるとぎこちなく、笑顔はひきつっていて、

たぶん、その様子をみたまわりのひとは、自分に嫌悪感を持ったろうな、

と解釈します。

 

 

そうすると、だんだん、華やかな場にいて、かっこよくて、可愛くて、

面白いことを言い、みんなを笑顔にし、みんなからも好感を持って迎えられる

ようなひとというのが、

なんだか、自分とは対極の世界にいるような気がして、

そういうひとのことを、心の中で憎むようになっていきました。

そうして、世の中からだんだんとwithdrawしていった自分は、

自分の頭の中に、理論を構築していくようになりました。

それは、たとえがあっているかどうかはわかりませんが、

映画の「アナと雪の女王」で、雪の女王が、人里離れたところに、

自分だけの宮殿をつくったような感じでした。

 

 

 

ところが、きのう出席した人の集まりというのは、

なんとも、ほのぼのとしたものでした。

 

自分はイケメンや、美人をみると、

ああ、このひとたちは、どうせブサイクな俺らのことなんか馬鹿にしていて、

かげではセックスでもやりまくってんだろうなあ、などと、

非常にひねくれた考えをするくせを持っているのですが、

昨日会ったイケメンや美人は、非常にフレンドリーで、

たあいもない冗談を言うようなひとでした。

 

自分は思ったのです。

イケメンや美人というのは、外見がかっこいいから、あるいは、可愛いから、

それでみんなに好かれていて、じつは、

外面=善、内面=悪、なんだろう、と思っていたのですが、

じつは、

イケメンや美人というひとも、自分たちと同じような、

喜びを喜び、悲しみを悲しみ、他愛もないことに笑ったりするような、

そんな面があるんじゃないだろうか。

それで、ひとをひきつけるようなひとというのは、

もちろん外見もそうだろうけれど、

その内面の中に、なにか、ひとをひきつけるようなものを持っているから、

ひとをひきつけているんじゃなかろうか、と。

そんなふうに思ったんですね。

 

自分の行動についても、考えることがありました。

みんなのまえで、なにかを言ったりしたりするとき、

自分は、こわばった心のまま、そのしぐさもかたくて、ぎこちないものに

なります。

そうなると、そういった、ひとのあつまる場というのは、

できるだけ避けるようになるのですが、

それを避けているから、いつまでたってもぎこちないままで、

果ては、ほかのひとと世界を憎むようになるんじゃないか。

たとえ、ぎこちなくても、そのぎこちないままで、

世界に飛び出していったらいいんじゃないか?

そんなことを、ふと、考えました。

 

 

 

でも、まあ、どうなるかはわかりません。

世界と他人からwithdrawして、自分の心と頭脳に築いた城に居をかまえて、

世界に対して復讐的な心をいだいて、人生を送っていくのか。

それとも、人の輪の中にはいっていくことで、

人生もまた、あらたな展開をみせるようになるのか。

 

自分がなにに価値をおくのか、ということと、

自分はどんな世界をもとめるのか、ということ、

そして、自分の人生での、それぞれのフェーズで、

どんな運が自分にめぐってくるのか、といったことも、

この先を決定する要因であるように感じます。