こんにちわ。天機です。
きょうは、人間の表情について考えてみたいと思います。
人間って、いろんな表情をしますよね。
笑ったり、泣いたり、怒ったり。
天機は、その表情には、なんらかの規則性がないだろうか?
と考えてみました。
そして、天機は、ある規則性をみつけました。
その規則性とは、以下のようになります。
まず、人間の表情をつくる、2つの大きな要素として、
「口角が上がるのか、下がるのか」
「眉尻や目じりが、上がるのか、下がるのか」
ということがあります。
そして、それらの組み合わせによって、
① 口角が上がり、目じりも上がる
② 口角が上がり、目じりは下がる
③ 口角が下がり、目じりは上がる
④ 口角が下がり、目じりも下がる
という、基本的な4パターンの表情ができあがります。
天機は考えました。
口角が上がるのか、どうかというのは、
自分自身が満足しているのかどうか、ということにかかわり、
目じりが上がるのか、どうかというのは、
その自分のおかれた状況に関して、
対外的に、他者や世界に対してどういう態度で臨んでいくか、
ということにかかわっているのではないか、と。
具体的にみてみましょう。
口角が上がっているとき、ひとは、
自分の置かれた状況に満足しています。
反対に、口角が下がっているときは、ひとは、
自分の置かれた状況に不満を持っています。
目じりが上がっているとき、ひとは、自分の置かれた状況に関して、
他者や外界を攻撃するという態度で臨もうとします。
目じりが下がっているとき、ひとは、自分の置かれた状況に関して、
他者や外界を攻撃することはなく、受容的な態度で臨もうとします。
うえにあげた4パターンについて、さらに具体的にみてみましょう。
① 口角が上がり、目じりも上がる
自分自身のおかれた状況には満足していて、
かつ、他者を攻撃しようとしている状況です。
いじめっこが、にやにやと笑いながら、
いじめられっこをいじめているときに見せる表情です。
いじめっこは、通常、いじめを楽しんでいるので、
自分の置かれた状況には満足しているわけです。
かつ、いじめというかたちで、他者を攻撃しています。
② 口角が上がり、目じりは下がる
自分自身のおかれた状況に満足していて、
かつ、他者を攻撃しようとはせずに、
外界に対して受容的な態度で臨んでいる状況です。
ひとが満足して、自然に微笑んでいるときに見せる表情です。
③ 口角が下がり、目じりは上がる
自分自身のおかれた状況に不満をもっていて、
かつ、他者を攻撃しようとしている状況です。
ひとが怒っているときに見せる表情です。
怒り、というのは、自分自身がなんらかの理不尽な目にあった、
という認識からきているので、
自分の置かれた状況に不満をもっているわけです。
そして、その状況に関して、どなったり、なぐったりといった、
他者に対する攻撃でもって臨もうとしているわけなのです。
④ 口角が下がり、目じりも下がる
自分自身のおかれた状況に不満をもっているものの、
他者を攻撃しようとはせずに、
状況に対して受容的な態度で臨もうとしている状況です。
ひとが悲しんでいるときに見せる表情です。
悲しみ、というのも、こんなのはいやだ、
という気持ちが根底にあるので、
自分の置かれた状況には満足していないわけなのです。
ただ、その状況が、たとえば親しい者の死など、
自分ではどうしようもないことなので、
他者や外界を攻撃しようとはせずに、
状況を受け入れようとしているのです。