この世界の不思議

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【奇門遁甲】『丁丁(両火成炎)』方位の効果【レポート】

こんにちわ。天機です。

 

 

 

今回はまた、奇門遁甲についての記事を書こうと思います。

 

 

 

奇門遁甲においては、天盤と地盤の組み合わせがとても重要なのですが、

その組み合わせの中で、「吉格」とされるものには、いくつかあります。

 

その1つが、丁丁、という組み合わせです。

これは、別名を、両火成炎(りょうかせいえん)といいます。

 

 

 

この方位の吉効果としては、頭脳が明晰になる、ということがあげられます。

 

 

 

 

 

じつは、わたくし天機は、いまから10年ほどまえに、

実際に年盤で、この方位をとって移動しました。

 

とはいうものの、移動したときに、丁丁の方位だから、

とわかって移動したわけではないのです。

 

そのときは、気学の暦しかみておらず、

五黄殺の方位ではないからまあ大丈夫だろう、

くらいの気持ちで移動したんだ、と思います。

 

 

 

ところが、つい数日前に、ネットで奇門遁甲のことを調べていて、

何の気なしに、

自分の10年ほど前の移動について調べてみたら、

丁丁という、大吉方位への移動だったのです。

 

 

 

そのときの移動は、両火成炎にくわえて、「丁奇昇殿」という吉格も構成

していました。

その吉方位をとったのは、奇門遁甲の年盤においてであり、

移動距離は約500キロ、

現在は、移動から約10年が経過しています。

 

 

 

では、実際に、どのようなことが起きたのでしょうか。

自分の実感から述べてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

まず第一に、合理的な判断をする能力が高まりました。

 

それまで、というのは、どこか夢想的な、現実離れしていた、

非合理的な思考をよくしていたのですが、

この方位をとって移動してから、だんだんと、

考え方が堅実になって、物事をさまざまな方向から検討できるようになり、

判断が合理的になり、また、

自分の行動を、自分の判断にしたがわせる自制心も高まってきました。

 

 

 

 

 

第二に、地味になり、コツコツと努力する生き方にかわってきました。

 

それまでは、たとえば、

刹那的な快楽のために1万円のお金を使う一方で、

寄付にも1万円を投じる、といった、はちゃめちゃな生活をおくっていたのですが、

この方位をとって移動してからは、

刹那的な快楽にも、寄付にも、お金を使わないようになり、結果、

お金も時間も手元に残るようになりました。

 

1人で外食して、美食、大食を堪能する、といったことも少なくなり、

おうちで素朴な料理をあじわうことに満足できるようになりました。

 

ある一時期だけガーッと勉強をがんばったりするけれど、その後、長期間に

わたって勉強をさぼってしまう、といったようなこともなくなり、

毎日すこしずつ、定期的に学習にとりくむようになりました。

 

 

 

 

 

第三に、思考力が高まってきました。

 

たとえば、このブログに書いているような、この世界の不思議、

といったような思考対象についても、

以前ならば、とんちんかんな思いつきに終始していたのが、

いろんなアイデアがつぎつぎと湧き出るようになり、

それらのアイデアを有機的に組み合わせて思考していけるようになりました。

 

いわゆる、雲をつかむような難問奇問のたぐいに対しても、

自分なりに糸口をつかんでいくようになりました。

 

生活上、人生上において、やっかいな、どうしていいかわからないような

難題に遭遇したときも、

簡単に投げ出したり、やけをおこしたりせずに、

理性的に問題を検討していけるようにもなりました。

 

 

 

 

 

第四に、家族の間での口論が減ってきました。

 

この吉方位には、家族全員で移動していますから、たぶん、

家族全員の頭脳が明晰になったと思われます。

 

その結果、家族みんながじっくりとよく考えるようになり、

無益な言い争いが、建設的な話し合いへとかわっていきました。

 

 

 

奇門遁甲での吉方位の中には、

人間関係がよくなる方位だとか、和合をもたらす方位だとかいうのが、

たしかにあります。

 

天干が「丁」になる方位というのは、基本的には「知恵を求める」

方位であって、

和合をもたらすこととは、直接の関係がないようにも思えます。

 

しかし、家族全員が、おなじ、天干が「丁」になる吉方位へと移動すれば、

家族全員の精神面に好影響をあたえることになり、

理性的に考えるようになったり、思慮深くなったり、

感情的に自分の意見を述べるために生じる衝突や対立が減ったり、

といった吉効果がもたらされます。

 

そのため、この「丁丁」という、頭脳が明晰になるとされる吉方位は、

これまで、泥沼のような家族間の対立やいさかいがあって、

なかなか解決策も見当たらないような、

そんな家族が移動するのにも適した方位であるといえます。

 

 

 

 

 

以上、みてきたような、さまざまな良い効果が、

丁丁という吉方位をとったことで、あらわれてきました。

 

 

 

ふつう、吉方位の効果といえば、

財運やお金のこと、出世や仕事のこと、恋愛や結婚のことなど、

「華やかななにか」を求めるひとが多いと思います。

 

頭脳のことに関しても、試験での合格、といった、

「目に見えるなにか」を求めるひとが多いと思うんですよね。

 

 

 

ですが、丁丁という方位は、そういったことにくらべると、

たしかに地味ですが、

頭がよくなることは、間接的に、人生全般、生活全般に、

おおきな良い影響をあたえてくれます。

 

 

 

きょうは、そんな地味な吉方位、「丁丁」の方位の、

体験レポートでした。