この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

メデューサの髪は、なぜ蛇だったのか。 3

ずいぶん以前の記事になるけれど、

メデューサの髪は、なぜ蛇だったのか、

というシリーズの記事の、つづきを書いてみようと思う。

 

過去記事は、こちらから↓

 

メデューサの髪は、なぜ蛇だったのか。 1 - この世界の不思議

 

メデューサの髪は、なぜ蛇だったのか。 2 - この世界の不思議

 

 

 

 

どういうことを書いていた記事だったのか、

すこし、整理してみよう。

 

 

 

ギリシャ神話に、メデューサという怪物がでてくる。

それは、頭髪が蛇でできている、女の化け物だった。

 

自分は、彼女の頭髪が蛇なのは、

彼女が化け物だから、という以上の理由が、ほかにあるのではないか、

と考えた。

人間の髪の毛には、もともと、蛇、という性質が隠れているのではないか、

と考えたのだ。

 

 

 

自分は、人間の体のかたちというのには、この世界の真実や秘密が

隠されているのではないか、と考えていた。

 

そのなかで考えたのが、

人間の髪の毛は、この世界のはじまりである「矛盾」をあらわし、

その下にある頭は、「矛盾」という母親が産んだ、最初の子供である

「理」をあらわし、

その下にある胴体は、

「矛盾」と「理」がまじわってできた、2番目の子供である

「生」をあらわしているのではないか、というものだった。

 

 

 

なぜ、そのようになるのか。

その背景にある原理は、つぎのようなものだと自分は考えた。

 

 

 

まず、あるものとあるもののあいだに、境界線をもうけて分割する。

すると、その両者は、互いに他者となる。

このかたちが、理。

 

それをどんどん、どんどん、分割をかさねていって、

混沌をつくるべく、撹拌していく。

 

すると、当初の2者が、もはや存在できなくなるところまでになる。

それが、矛盾。

 

このとき、両者をへだてていた境界線の数は、無限大になる。

 

無限大というのは、普通の数のような、特定の数をあらわしたものではなく、

増えよう増えようとするなにかをあらわした、

1つの概念のようなもの。

つまり、無限大には、増殖プロセスがある。

 

矛盾においては、境界線の数は無限大になり、その無限大になった

境界線には、増えよう増えようとする増殖プロセスがある、

ということになる。

 

他方で、矛盾が形成された、ということは、

そこにおいては、もはや理は存在できなくなった、ということだけれど、

存在できなくなった理は、消滅してしまうのではなく、

外部宇宙に放出された。

 

ここで、矛盾=うみだすもの=母、理=うみだされたもの=子、という、

母子関係が成立することになる。

 

 

 

上の原理を、人間のからだのかたちと関連付けて考えると、

以下のようになる。

 

人間の髪の毛は、「矛盾」をあらわすものであるけれど、

その髪の毛は、境界線をあらわしていて、

髪の毛が無数にあるのは、

矛盾において、境界線の数が無限大になったからであり、

その髪の毛が、生えよう、伸びようとするのは、

その無限大という性質に増殖プロセスがあるからであり、

髪の毛が頭をつつみこんでいるのは、

髪の毛=矛盾=母、頭=理=子、という、

母子関係が存在しているからだ、ということなのだ。

 

 

 

長くなってしまったけれど、

以上が、過去記事の整理である。

 

つまり、人間の髪の毛には、

「境界線」という性質があることがあきらかになったのだ。

 

つづく

 

※ このシリーズの、つづきの記事はこちらから↓

 

メデューサの髪は、なぜ蛇だったのか。 4 - この世界の不思議