こんにちわ。天機です。
きょうは、「この世界の不思議」カテゴリの、記事を書いてみようと思います。
日本には、いろんな和菓子がありますね。
そのなかに、「大福」と「おはぎ」というのがあります。
大福、というのは、外側は白いおもちです。
が、内側には、黒いあんこが入っています。
おはぎ、というのは、外側は黒いあんこです。
が、内側には、白いもちごめが入っています。
大福と、おはぎは、このように、
内側と外側で、白と黒が逆転している、という、
おもしろい構造をもった、和菓子なんですね。
さて、天機は、このようなことを考えてみました。
ここに、2人のひと、というか、2つの存在があったとします。
1人は、外側が善なんです。しかし、内側が悪なんです。
いいかえれば、体は善だけど、心が悪、と言っていいかもしれません。
もう1人は、構造がそれとは逆です。
このひとは、外側が悪なんです。しかし、内側が善なんです。
いいかえれば、体は悪だけど、心が善、と言っていいかもしれません。
かりに、ここで、
外側の体が善だけれど、内側の心が悪であるひとを、Aさん、としましょう。
そして、
外側の体が悪だけれど、内側の心が善であるひとを、Bさん、としましょう。
Aさんと、Bさんは、はたして、それぞれ、どんな主張をするでしょうか?
Aさんをみたひとは、まず、外側のAさんの体をみますね。
すると、それは、善、なんです。
ここぞとばかりに、Aさんは、こんな主張をするでしょう。
「外側が善なら、内側も善だよ。外側と内側っていうのは、『同じ』なんだ。
外側も、内側も、おなじ『1つ』の原理なんだよ。」って。
では、Bさんについては、どうでしょうか。
Bさんをみたひとも、やはり、外側のBさんの体をみますね。
すると、それは、悪なんです。
Bさんは、必死に、こう主張するのではないでしょうか。
「外側が悪であっても、内側は、それとは反対の、善なんだ。
外側と内側っていうのは、『違う』んだよ。
外側と内側を支配しているのは、違う、っていう『2つ』の原理なんだ。」って。
さてさて、真実は、どちらなのでしょうか。
この世界では、外側と内側、体と心、があったときに、
善ー善、悪ー悪、という組み合わせになっているのか。
それとも、
善ー悪、悪ー善、という、ねじれ構造になっているのか。