こんにちは。天機です。
7室に木星がある場合について、お話しようと思います。
7室、といえば、結婚運を見る場所だ、って、
なんとなく考えている方は多いと思うんですよね。
だから、7室に木星がある、といえば、
結婚運がいいんだ、っていうことになりそうです。
でも、7室のそもそもの意味は、
「自分の向き合う世界」なんですよね。
1室を自分自身、とすると、
7室は、その自分自身が向き合う、自分自身が濃厚にかかわることになる、
世界や他人、なんです。
人生でいちばん濃厚にかかわることになる他人といえば、
通常は、伴侶ということになります。
そこから派生的に、7室の意味として、
「配偶者運」「結婚運」というのがでてくるわけなんですね。
でも、7室の本来の意味は、やっぱり、
自分の向き合う世界、だったり、自分と向き合う他人、だったりします。
すると、ここに木星などの吉星がはいると、どういうことになるかといえば、
なんとなく、世の中や他人はツイているのに、自分はツイてないなあ
ってことに、なってしまったりするんです。
このことは、
ノードの軸が1室と7室にわたっていて、
ドラゴンヘッドが7室にあってドラゴンテールが1室にあるひととかだと、
より顕著にあらわれてきます。
じゃあ、そういうひとは、一生ツイていないままなのかな?
っていうと、そういうわけでもないんですね。
トランジットやプログレスで、星々は常に、移動していきます。
たとえば、7室に進行の土星がはいっていったり、
1室に進行の木星がはいってきたり、なんてこともおこりますよね。
あるいは、
1室にドラゴンテールが重々しくいたけれど、
何十年かたって、進行のドラゴンテールがようやく1室をぬけたわ、
なんてこともおこりますよね。
そういうときに、自分にもようやくツキがめぐってくる、
ということはあるのです。