北朝鮮情勢が緊迫化してきた。
これについても、その都度、短く記事にしていきたい。
6回目の核実験を強行した北朝鮮。
米国は、厳しい制裁を科したい。
しかし、ロシアや中国は慎重だ。
ロシアや中国は、
制裁は何の解決にもならず、対話による外交的な解決が必要だ、という。
しかし、その裏には、本音がかくれていそうだ。
ロシアや中国の本音とは、なにか。
それはおそらく、時間稼ぎであろう。
ロシアや中国にとっての仮想敵国のひとつは、おそらく、
米国である。
米国の力を弱めることになるような勢力の出現は、
彼らにとって、好ましいことなのだ。
彼らは、表面上は、
実際のところも、もしかしたら、反対はしているのかもしれない。
しかしながら、
核弾頭をくっつけたICBMが米国本土を狙うような国、
そういった国が、この地上にあらたに出現するのは、
彼らにとって、悪くはない話だ。
それによって、またひとつ、
米国の力が弱まるのだから。
だから彼らは、時間稼ぎをするのだ。
対話が必要だ、などと言いながら、
米国が手をこまねいているうちに、
北朝鮮の核開発が完成するのを待っているのである。