男性差別、ときどき、世界への反逆。

この世界についての非主流的な意見と、男性差別についての考えをすこし。

【歯科】ブラッシング指導や歯石取りは、いらない。

世の中には、無用なサービスというのが、けっこうある。

それが純粋なサービス、奉仕であればまだいいのだが、

じつは、その無用なサービスがついているために、

お金を余分に取られる、ということも少なくないのだ。

 

歯医者に行った時も、そうだろう。

歯医者に行くのは、たいてい、虫歯がけっこう痛くなってからだ。

歯医者のほうは、歯の健康のために定期検診を、なんて言うが、

定期検診もタダではないから、あまり行く人はいない。

 

われわれが歯医者に行くのは、虫歯をなおしてほしいから。

ただ、それだけである。

ところが、歯医者に行くと、たいてい最初に、

歯磨き指導と歯石取り、というのをやられる。

歯磨き指導を受けることによって虫歯になりにくくなる、

というのが、そのねらいなのだろうか。

 

自分には、どうもそうは思えない。

歯磨き指導と歯石取りも、ちゃんと費用にふくまれている。

歯医者にしたら、それをセットでくっつけることで、

お金がかせげるのだ。

が、患者であるわれわれにしたら、いらないプランである。

われわれは、いま痛んでいる虫歯をなおしてもらえれば、それでいいのだから。

歯磨き指導と歯石取りがくっついているために、

時間も、費用も、余分にかかるのである。

 

こういう、無駄なものをくっつけることで、余分に費用をせしめる、

というのは、ほかにもある。

 

美容室や理容室も、そうだろう。

顔そりや、肩たたき、マッサージ、シャンプーなどがついているために、

かかる時間が40分くらいになったり、費用が増したりする。

そういったことを嫌うお客さんが潜在的には多かったから、

10分くらいで1000円くらいの料金でカットだけしてくれる、

QBハウスやヘアースタジオイワサキのような、格安の理容室、美容室が

それなりに繁盛しているのだろう。

 

携帯電話もそうである。

スマホにすれば、きれいな写真がとれますよ、道案内が便利ですよ、

LINEができますよ、インターネットができますよ、

などとさかんに宣伝するが、

スマホはそれなりに料金が高いのだ。

であるならば、電話とメールだけできればいいから料金は安いほうがいい、

という潜在的な需要はきっと大きいはずなのだが、どういうわけか、

携帯電話各社は、そういった声に耳を傾けようとはしない。

 

つまりは、歯医者の例でも、理容室や美容室の例でも、携帯電話会社の例でも、

みな、事業者とお客の利益が相反しているのだ。

たくさんのサービスをたくさんのお金をはらって受けるのか、

それとも、

すくないサービスをすくないお金をはらって受けるのか、の選択は、本来、

お客の側が自由に選択できてよいものである。

お客から後者の選択肢を奪って前者の選択肢しか提供しないのなら、

そのような事業者は結局のところ、

自分の利益しか考えていない、ということになろう。