このやり方を使えば、まだ自分が実際に会っていないような相手でも、
そのひとが自分にいい影響をあたえる人なのか、
それとも、よくない影響をあたえる人なのか、という予測がつく。
これから交際をはじめようかな、恋愛関係になろうかな、
と思っているような相手でも、
これを使って相性をみることができる。
これは、自分に身近な、親しい、せまい関係にあるようなひとだけに
適用できるものではない。
もっと広い範囲の人、広い範囲の事象に適用できる。
たとえば、この日本という国は、はたして、
自分と相性がいいのだろうか。
日本という国にいて、自分は活躍、発展できるのだろうか。
そんなことを考えたときには、次のホロスコープを調べてみるのが、
役に立つかもしれない。
① 日本国憲法が公布、施行されたときの年月日
② 神話、伝説上で、この日本という国ができたとされる、
紀元前660年2月11日
③ 今上天皇の生年月日
④ 現在の内閣総理大臣の生年月日
①は、新憲法下での新生日本において自分が活躍できるかどうか。
②は、古来より続くこの日本の地から、自分は支援を受けられるかどうか。
③は、平成という時代が、自分にとって運のいい時代なのかどうか。
④は、現政権は、自分と相性のいい政権なのかどうか。
そんなことを、みることができると思う。
そのほかにも、たとえば、アメリカという国は、自分と相性がいいのか。
中国という国は、自分と相性がいいのか。
そんなことを知りたければ、アメリカや中国の建国年月日でホロスコープを
出してみればいいかもしれない。
そうすれば、たとえばアメリカや中国へ旅行に行ったり、あるいは、
アメリカや中国でビジネスをしたり、といったときに、
それがうまくいくかどうかについて、ひとつの示唆をあたえてくれるだろう。
会社でもそうである。
会社には、その会社の設立年月日と、創業者の生年月日、
現在の代表取締役の生年月日がある。
それらを調べれば、その会社にたとえば入社するとき、
あるいは、その会社と取引するとき、あるいは、
その会社の株を買おうとするとき、
はたしてそれらがうまくいくかどうかにかんして、示唆がえられるだろう。