男性差別、ときどき、世界への反逆。

この世界についての非主流的な意見と、男性差別についての考えをすこし。

60代のひきこもりが増えている、という記事。

60代のひきこもりが増えている、と、ヤフーニュースの記事。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

それに対するヤフーコメントでは、

手をさしのべたくはない、とか、

朽ち果てるならしかたない、とか、

勝手にのたれ死んでください、とか、そういったコメントが多いが、

いやいや、そんな簡単なもんではない、と思うよ。

 

なにか勘違いをしているのではないだろうか。

相手がモノやゴミなら、気に入らないなら処分したり捨ててしまったり

できるよね。

でも、この60代のひきこもりというのは、人間だ。

いや、人間だからもっと愛情をもって大切に扱おうよ、とかいった、

感情論のお話をしたいんじゃないよ。

人間だからこそ、おそろしい面があるよ、と言いたい。

ゴミやモノなら、処分したり捨ててしまったりしても、

反発心を抱いて逆襲してくるとかはありえないし、

捨てたり処分したりすれば、きれいさっぱり、関係は切断できるよね。

相手が人間の場合、それと同じように、はたしてうまくいくかな?

朽ち果てるのもしかたない、とか、勝手にのたれ死んでください、と

言ったところで、

いやいや、勝手にのたれ死んではくれないような気がするんだよ。

 

生活に行き詰って絶望して、勝手に自殺でもしてくれるようなひとも、

なかにはいるかもしれないが、

全員が全員、そうである保証はないよね。

生活が行き詰ったらどうするか。

行政に頼るよね。生活保護を受給するかもしれない。

そうすれば、関係を切断できるとたかをくくってた相手が、

税金の受け取りというかたちで、自分たちにしつこく関わってくるよね。

 

もし、行政に頼れない場合はどうなるか。

今度こそ、自殺でもしてくれるか。

というと、必ずしもそういうわけでもないんだよ。

追い詰められて、なにも失うものがなくなった人間というのは、

ある意味で怖いよ。

社会保障の考え方というのは、そういう食い詰め者が発生して、

社会に無用の脅威になることを防ぐ、というのも、大切な観点のはずなんだけどね。

ともあれ、行政に頼ることができなくなったとしたら、

自殺という選択をする人間がでるいっぽうで、

犯罪という選択をする人間がでてくるだろうね。

そうすると、そういったひきこもりなんかとは無関係だ、と思っていたひとの、

まあ、ごく少数であろうけれども、そういった普通の人たちの、

財産が毀損されたり、生命、身体が毀損されたり、といった事例がでてくる

だろうね。

これが、社会に対する脅威、ということだ。

そうして、そうやって犯罪をおかした人間を逮捕して、処罰すれば、

それで問題は解決か、というと、そうでもない。

死刑にでもしてしまえるならば別だけど、犯罪の軽重によっては、

すべての犯罪者がみな死刑を言い渡されるとはかぎらないよね。

ある者は、刑務所で服役することになるだろう。

そうすれば、刑務所の維持費用と受刑者の管理費用が発生して、

またぞろ税金が使われることになるよね。

 

だから、60代のひきこもりなんかは、自分とは関係のないことだ、

のたれ死ぬなら勝手にどうぞ、という考え方は、

甘い、と思うんだよね。

これにかぎったことではないけど、この世の中、

まったくなんの関係もなさそうにみえる遠く離れたものが、

じつは細い細い関係の線でつながっていた、なんてことは、

あるものだ。