男性差別、ときどき、世界への反逆。

この世界についての非主流的な意見と、男性差別についての考えをすこし。

メリットで結婚するものではない、とは言うけれど。

非婚化が進行している、などといわれる。

最新の調査によると、生涯未婚率は男性でおよそ4分の1にもなり、

過去最高を記録した。

 

非婚化の原因には、さまざまある。

内閣府男女共同参画局というけったいな役所のサイトには、

非婚化すすめる結婚損得論、なんていうページもあったりする。

ひとびとがドライになってきて、結婚を損得でしか考えられないようになった、

ということが非婚化の原因だと言わんばかりだ。

 

でも、よく考えてみたら、損得で考えるということ、

メリット、デメリットを検討するということは、こと、結婚の場面だけで

ひとびとがやっていることでもなくて、

人生を生きていく上では、いろんな場面でふつうにやっていることであって、

かつ、必要なことでもある。

 

どんな学校に進学するか。

どんな本を読むか。

どんな住宅に住むか。

どんな車を買うか。

どんな夕食を食べるか。

どんな企業に就職するか。

どんな取引先と取引するか。

どんな国に旅行するか。

どんな国と国交を結ぶか。

 

一人の人でも、グループでも、企業でも、国家でも、

損得やメリット、デメリットをまるで度外視してしまっては、

なんの判断もできなくなってしまうだろう。

にもかかわらず、ただ結婚においては、メリット、デメリットで考えてはいけない、

のだろうか。

なんだか、おかしくはないか。

 

百歩譲って、メリット、デメリットだけで判断するのがよくない、としよう。

だとしても、あからさまにデメリットのほうが大きすぎるような対象に、

いやいや、メリット、デメリットで判断するのはよくないことだぞ、

どれだけデメリットが大きくてもそこへ突っ込んでいくべきだ、

なんて、討ち死にを奨励するような輩がいたら、

そういった輩こそ、排除しなければいけない害虫のような存在、

ということになろう。

だれが好き好んで討ち死にするだろうか。マゾかなにかですか。

 

結婚の問題、非婚化の問題について考える際にたいせつなのは、

結婚をメリット、デメリットで考えない、ということではなく、

デメリットがあるのならば、それをなくしていくような努力こそが

必要なのではないだろうか、ということだ。

男性にとってのデメリットもあれば、女性にとってのデメリットもあるだろう。

一方に偏することなく、公平にデメリットをなくす取り組みをすすめるべきだ。

ここが公平でなければ、不公平に取り扱われていると感じて不満をつのらせた

側は、

結婚を回避するようになるだろう。