この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

消費離れの隠れた原因。

消費離れということがいわれる。

ひとびとが節約志向になって、お金を使わなくなり、

個人消費が伸びない、と。

そんなふうに説明されることが多い。

 

たしかに、将来の年金がもらえるかどうかということも不確かな状況では、

お金はできるだけ使わずにとっておこうと考えたとしても、

不思議ではない。

 

ひとびとがお金を使わないのを反映してか、

デフレの再来のような予兆もある。

セブンイレブンやイオンといった流通各社は、

商品の値段を下げる動きも見せ始めた。

 

ひとびとがお金を使わない要因には、いろいろなものがあると思う。

ただ、案外単純で、見過ごされやすい要因も、なかにはあるのではないか。

 

たとえば以前、コンビニの店員などが、冷蔵庫の中にはいって遊び、

その様子を動画で投稿する、などといったことがあった。

こういった状況を消費者が目の当たりにすれば、

商業全般に対して不信感をいだくことにもなるかもしれない。

 

また、商品を買っても、ありがとうございました、を言わない店員もいる。

そういった店員に接客されたら、あまりいい印象を持てずに、

その店からは、その後、足が遠のくことになるかもしれない。

 

バイトの店員が、お客様のことではなく、自分の給料のことや、

自分の仕事への不満などを考えて仕事をしていれば、

その態度からも、お客はなにかを感じ取るはずである。

そうすれば、その店で商品を買うことから得られるお客の満足も低下し、

結果、あまりその店では商品を買うことはなくなるかもしれない。

 

サービス、顧客満足度、などといったことがさかんに語られる昨今の

世の中ではあるが、

サービスの基本中の基本は、

お客に満足や快適さをあたえることももちろんだが、大前提として、

お客に不快感をあたえないことが大切である。

無用の不快感をあたえられて、はたして、その後もその店で頻繁に買い物を

しようなどと思うだろうか。

 

消費離れの陰には、ごくごく基本的なことが隠れていそうな気がする。