この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

結婚運が悪いひとは。

結婚運が悪いひと、というのがいる。

なかなか良縁にめぐまれなかったり、あるいは、結婚生活が順調に

いっていなかったりすると、

結婚運がわるくて、なんて言ってしまうこともあるだろう。

 

占いや占星術、運命学においては、

たしかに結婚運が悪い、という人たちが存在する。

 

たとえば、紫微斗数という東洋占術においては、

夫妻宮というのが、恋愛や結婚に関することをみる場所になる。

ここに凶星がたくさんはいっていたりすれば、

結婚運はよろしくない、ということになる。

 

西洋占星術においては、ホロスコープ上の7ハウスというところが、

結婚についてのことをみる場所だ。

やはりここに凶星がはいっていたりすれば、

結婚運はよろしくない、ということになる。

 

こういった占いでは、

夫妻宮や7ハウスといったところに凶星がはいっている場合の

占断として、

結婚生活はあまり順調とはいえないでしょう、といった

結果がしめされることがある。

 

ただ、思うのは、そういった、結婚運があまりよくない人の場合は、

そもそも結婚しない、というのも、

ひとつの戦略になるのではないか、ということだ。

 

紫微斗数をはじめとした東洋占術の本、あるいは、

西洋占星術の本などを読んでいても、

結婚運が悪い人に関する占断では、ただ、

結婚生活は順調ではないでしょう、というだけであって、

結婚は回避したほうがいいでしょう、なんていう占断は、

まず書いていないのである。

まるで、どんなに結婚運が悪くても、結婚は当然するものだ、

と、頭から信じきっているかのような書きぶりなのだ。

 

でも、それはちがうと思う。

結婚という領域が、自分の運命に悪影響をあたえてくる領域である、

つまり、結婚運が悪い、というひとにとっては、

結婚しないというのも、

人生戦略、運命戦略のひとつとして考えられていいように思う。

結婚しないことによって、

人生や運命に悪影響をあたえてくるであろう、結婚という領域を、

そもそも自分の運命から遮断してしまえるのではないか。

 

世の中には、たくさんの人間がいる。

そのなかには、結婚運がいいひともいれば、わるいひともいるだろう。

結婚運がいいひとは、結婚したほうがいい。

結婚することによって開運するひとなのである。

結婚運がいいひとが結婚しないというのは、あきらかに損なことだ。

紫微斗数でも西洋占星術でも、よい影響をあたえる吉星の数というのは、

かぎられている。

結婚運をあらわす場所にその吉星がたくさんはいったということは、

それ以外の場所に吉星が入るのを犠牲にして、

結婚運をあらわす場所に吉星が入った、ということである。

つまり、そのひとが開運する可能性は、ほかの領域ではなく、

結婚にありますよ、と、教えてくれているのだ。

だからこそ、結婚運がいいひとは、まずなによりも、

結婚によって運命をひらくことを考えたほうがいいのである。

 

結婚運が悪い人は、それとは異なる。

凶星が、結婚運をあらわす場所にたくさん入ったということは、

端的に言えば、

あなたは結婚するとまずいことになりますよ、

と教えてくれているのである。

だからこそ、結婚をそもそも回避するということも、

こういったひとにとっては、立派な戦略になるのではないか、

ということなのだ。

 

いま、生涯未婚率というのが、だんだんに上昇してきている、

と報道されている。

男性の約4分の1が、50歳の時点においても、一度も結婚したことが

ないそうだ。

生涯未婚率があがってきて、ひとびとがあまり結婚しないようになるのは、

結婚運がもとから悪い人にとっては朗報になるかもしれないが、

結婚運がもともと良い人にとっては悲報になるかもしれない。