男性差別、ときどき、世界への反逆。

この世界についての非主流的な意見と、男性差別についての考えをすこし。

トランプ相場に終焉の兆し。

株式市場の動向に関しては、いろんなひとが予測をたてている。

マネー雑誌もそうだし、アナリストとよばれるひともそうだ。

 

いつも思うのは、

そういったひとたちは、強気の予想ばっかりするなあ、ということだ。

口をひらけば異口同音に、

これから上がるから、いまが買いだ、という。

こればっかり。

 

株式市場は、上昇することもあれば、下降することもある。

なのに、いつも上がる、上がるとばかり言うのは、

あまりにも不誠実ではないか。

上がってほしい期待がいつもあるのかもしれないが、

下がるときには下がると、はっきり言うべきだ。

下がるかもしれないがまた持ち直す、とか、

一服とか、踊り場だとか、お茶をにごしたような言い方が好きで、

よほど下がるとは言いたくないらしいが、

一本調子で下がるよ、なんて予想を堂々とだすところは、

かえって信用したくなる。

 

去年は英国のEU離脱と、トランプ米大統領誕生という、おおきなイベントがあった。

どちらも、株式市場にとっては不安定材料とみられていたが、

EU離脱に関しては、

去年の6月におおきく下げたあとは、

実際の離脱プロセスがどうなるのかを見極めようということから

様子見となり、株価は横ばいか、わずかに上昇となった。

 

トランプ大統領誕生に関しても、その当日にはおおきく下げたが、

わずか1日で急反発し、

トランプ大統領によってかえって景気が拡大するのではないかとの

期待感から、

去年の11月から今年の3月にかけての5か月間で、

日経平均株価がだいたい3000円ほど上昇するトランプ相場となった。

 

いま、そのメッキがはがれようとしている。

EU離脱に関しては、メイ首相がハードブレグジットを選択し、

2年間の離脱交渉がスタートした。

主要企業の中には、英国から拠点を移動させる動きがひろがりつつある。

トランプ大統領にかんしては、その指導力に疑問符がつき、

主要な政策が人事の混乱や議会の反発などでつぎつぎと頓挫しつつある。

 

つまり、去年の6月の英国のEU離脱、11月のトランプ大統領誕生、

それ以来つづいてきた様子見、期待感は、

裏切られるかたちで結末をむかえようとしているのだ。

それを見越してか、日経平均株価は3月下旬あたりから下落がつづき、

きょうも年初来安値となった。

かりに期待感からはじまったトランプ相場のメッキがすべてはがれ落ちる

とするならば、

日経平均株価は去年の11月の水準、つまり、

17000円台前半をうかがう展開になるのではないか。