この世界の不思議

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人体方位3-南極と北極。

地球上には、南の果てに南極が、北の果てに北極がある。

 

地球上を東西に移動する場合には、

途中に大海原や高い山脈、砂漠やジャングルがあれば、

事実上の移動はもちろんはばまれるが、

通常は自由に動いていくことができ、また、

大海原や高い山脈、砂漠やジャングルがあらわれる地域も、

ある特定の地帯に密集しているわけではなく、

基本的にはランダムに登場する。

東の果てには人間が近づきにくい、とか、

西の果てには人間が近づきにくい、とか、

北西の果てには人間が近づきにくい、とか、

そういったことは、ないわけである。

 

南の果ての南極と、北の果ての北極は、それとは事情が異なる。

この2か所の地帯は、

そこに近づこうとする者を、「一般的に」拒む。

その極限の寒さと、厚い氷と、風雪によって。

つまり、近づこうとする自由意志は、そこで阻まれることになる。

 

人体方位をみてきた。

人間のからだにも、南と北があった。

南は、内臓消化器官。北は、脊髄に走っている神経の束。

 

地球上の南の果てである南極と、北の果てである北極が、

アクセスしようとする人間の自由意志をはばむのと同じように、

奇妙なことに、

人間の体の南である内臓消化器官と、北である脊髄の神経束は、

人間の自由意志を、やはり、はばむのである。

 

人間は、食べないで生きられるだろうか。

もちろん、超人的な意志力で、それを実現する可能性はある。

むかしの、即身仏のように。

が、通常は、飢餓感に耐えることができずに、

食べ物を口にしてしまうだろう。

そのことをつかさどっているのが、

からだの南を支配する、内臓消化器官だ。

内臓消化器官があるから、人間は、食べろ、と命令されているのである。

 

人間は、もう1つ、命令されている。

熱湯風呂にいつまでも浸かっていられるだろうか。

あるいは、モルヒネなしで、いつまでも癌の痛みに耐えられるだろうか。

もちろん、超人的な意志力があれば、かならずしも不可能ではない。

が、通常は、無理だろう。

というのは、熱さ、痛さをつたえる神経が、人間には存在するからだ。

そのことをつかさどっているのが、

からだの北を支配する、脊髄の中の神経束だ。

神経束があるから、人間は、苦痛からは離れろ、と命令されて

いるわけだ。

 

地球上の南の果てと北の果ては、人間の自由意志をはばんでくる。

おなじように、人間の体の南と北も、人間の自由意志をはばんでくる。

自由意志をはばむというのは、人間に命令してくる、ということだ。

人間に命令してくる箇所は、

人体においては南の内臓消化器官と、北のせきずいのなかの神経束だ。

それに対応する地球上の場所は、

南の果ての南極と、北の果ての北極だ。

南へ行けば行くほど、北へ行けば行くほど、冷気が増す。

そして、その「冷」の字には、「命令」の「令」がふくまれている。

 

 

※ 人体方位、にかんする記事の一覧は、こちらから↓

 

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