男性差別、ときどき、世界への反逆。

この世界についての非主流的な意見と、男性差別についての考えをすこし。

時代錯誤の銃剣道。

文部科学省が小中学校の学習指導要領の改定で、

中学の武道として銃剣道を選択できるようにしたとか。

 

銃剣道

戦前の軍国主義教育のもとではおこなわれていたのだろうが、

これを現代に復活させるというところに、

そういった時代に郷愁をおぼえる時代錯誤な人間がからんでいそうな

雰囲気はある。

 

それにしても間抜けだ。

銃剣道は、いったいなにを目指しているんだろう。

日本本土に上陸してきた敵を、民間人に撃退させるためなのだろうか。

それは70年ほどまえに無駄だったということが示されているのに。

当時の大日本帝国政府は、さかんに本土決戦、本土決戦などと

となえていたが、

肝心の敵の米軍は、本土決戦なんかしなかった。

ただ、2発の原子爆弾を投下しただけだった。

もし、それでも大日本帝国が降伏しなかったならば、

順次、日本の各都市に原爆が投下され続けるだけだっただろう。

いさぎよく銃剣で突撃して討死する、なんてのは、幻想にすぎない。

そんな、「はなばなしい」場は、用意されない。

近代科学のまえに、「迅速かつ完全なる壊滅」あるのみだっただろう。

それが、精神論に過度にかたむき、理性の道を放棄した、

なれの果てだ。

それでも降伏しなかったならば、後世、

ああ、日本民族という素晴らしい民族がいたなあ、

などと人口に膾炙するだろうか。

いや、たぶんしないだろう。

そんな間抜けな民族がいたなあ、と思われるだけだ。

 

銃剣道

いったい、なにを目指しているんだろう。

かろうじて銃剣道復活のいいところをあげるとすれば、

日本に侵略してきた敵国が、日本国内でゲリラ戦のような活動を

おこなった場合に、民間人が自衛できるようになるかもしれない、

ということと、

平和ボケして「たるんで」いるかもしれない日本国民の、

精神的な部分を「鍛えなおす」意味があるかもしれない、

ということくらいか。