この世界の不思議

この世界のいろんなことについて、思ったことを書いていきます。

勉強を効率的にすすめるためのリスト

自分が考えた、勉強を効率的にすすめるためのリスト。

自分が中学生、高校生、浪人生だったとき、こうしていればよかった、

と考えたことなど。

 

1 中3生、高3生になるまでに、超得意科目を1つつくっておく。

  英語、数学などのメジャーな科目でなくていい。

  日本史とか、化学とか。理科とか、社会とか。

 

2 教科書や参考書は、最初は、ただ読み通すだけでいい。

  もっというと、文章をただ視界にいれるだけでいい。

  音読する必要もないし、キーワードを別の紙に書く必要もないし、

  ノートをつくる必要もない。

  とにかく、できるだけはやく、最初から最後まで1周する。

  つぎに、それを繰り返す。

  覚えようとしなくていい。回数を繰り返すと、自然におぼえる。

 

3 性欲をあまく見ない。

  勉強しなければならない10代という時期は、とくに男子は、

  性欲が非常にたかまる時期だ。

  これを甘く見ていると、勉強せずにオナニーばっかりしていた、

  ということになりかねない。

  あまりはなはだしいようなら、浪人生などは、風俗産業を利用

  したほうが、すっきりして勉強に向かえるかもしれない。

  ふつう、勉強するなら、予備校や塾の講座や通信添削などに

  お金をかければ成績が上がる、と思うだろう。

  しかし、ひとによっては、そのお金で風俗店へ行き、勉強は自分で

  参考書と問題集でやったほうがうまくいく、という場合もあるのだ。

  性欲をあまく見てはいけない。

 

4 体力のない人間は、激しすぎる運動部の部活は避けたほうがいい。

  練習が終わって7時ごろに帰宅しても、眠くて勉強どころではない、

  という事態がおこりうる。

 

5 通学が必要な予備校や塾ばかりでなく、自宅でパソコンやスマホ

  ネット受講ができるものも検討したほうがいい。

  自宅での受講なら、通学途中の都会の雑踏で孤独感を感じることも、

  教室でボッチの悲哀を味わうこともなく、自宅で寝そべりつつ、

  鼻くそでもほじりながら授業を受けられる。

 

6 参考書や問題集には、自分との相性がある。

  ランキングで上位に入っている人気の参考書でも、自分には

  向いていないかもしれない。

  また、内容的には素晴らしくても、細かい字でぎっしり書かれて

  いて、読んでいて疲れるかもしれない。

  大きめの書店に行って、実際に手にとって選ぶのがいいだろう。

 

7 基礎知識が十分でないのに、Z会などのむずかしめの通信添削

  に手をださないほうがいい。

  通信添削というのは、基本的に、送られてきた問題を解いて

  提出する問題演習が中心になっている。

  問題を解くための知識がまだ十分でないのにこれらに手をだすと、

  問題がぜんぜん解けなくて、未提出の封筒ばかりがたまっていく、

  ということになりかねない。

 

8 はじめて知識を得るために勉強するときは、

  ~がおもしろいほどわかるシリーズとか、~の実況中継

  (語学春秋社)とか、予備校の講師が講義口調で、

  手取り足取り親切にかみくだいて教えてくれるタイプの

  参考書からはいるのがいい。

 

9 高校数学のチャート式では、赤チャートが難しすぎるのは

  いうまでもないことだが、青チャートでも難しい。

  ほとんどの高校生、受験生は、黄色チャート以下のレベルから

  はじめたほうがいい。

 

10 通学の電車のなかで単語帳をめくったり、自宅のトイレの

   壁に英単語の紙を貼り付けたりするのは、無意味である。

   あれをやると、たいていは、「そこまでして頑張っている

   自分」というのに酔ってしまうだけで、たいして頭に入って

   いないことが多い。

   勉強はやはり、夜、自宅の自分の部屋で机に向かっている

   ときが正念場で、かつ、それだけでいい。

   「怠け者の節句働き」ではないが、通学の電車のなかで単語帳

   をめくっているのに自宅の自分の部屋ではぜんぜん勉強しない、

   では、目も当てられない。

 

11 図書館や自習室での勉強も善し悪しである。

   集中できるのならいい。

   が、近くの席に座っている可愛い女の子のことが気になって、

   図書館のトイレでオナニーでもするようなことになると、

   成績はあまり上がらないだろう。

 

12 耳栓は重宝する。

   たとえ、周囲がそれほどうるさくない時でも、耳栓をすると

   やけに集中して勉強できることがある。

   市販の耳栓よりも、ネット通販で取り寄せた耳栓のほうが

   効果が高いことがある。

   ただし、ヘッドホンタイプの耳にかけて使用するイヤーマフ

   というのは、がっかりするほど遮音効果がない。

 

13 あたらしく知識を仕入れるときには、本を読んで独学するのは

   おすすめしない。

   いまならYouTubeとかでも講義動画とかがあるので、

   講義を視聴するのがいちばんである。

 

14 家の中にソファーがあると、本を読んでする勉強が

   とてもはかどることがある。

 

15 本の記述のなかには無駄な部分がある。

   おんなじことが繰り返しべつの箇所に小さい字で書いてあったり

   するので、読むのを省く。

 

16 通学時間というのは、時間も労力も交通費もとられて

   基本的には無駄な時間だ。

   いまならネット授業をまず第一に検討したい。

 

17 単語集について。

   英単語帳や古文単語帳といったものがある。

   そのなかには、1つの単語について複数の意味が列挙されている

   ことがあるが、できれば、核となる意味1つにしぼって最初は

   暗記したい。似たり寄ったりの意味を持つ言葉を几帳面に

   全部暗記するのは、時間と労力の無駄だ。

   また、英熟語集などには、解体して自分でカードにして

   リングを通すという作業を要求するものもあるが、

   これも時間と労力の無駄だ。

   また、英単語の暗記にあたっては、最初は派生語まで覚えようと

   しないほうがいい。

   暗記のスピードが遅くなる。

   さらには、英単語を暗記するだけなら、

   速読英単語のような、英文とセットになったものを使用すると、

   やはり、暗記のスピードがおそくなる。

 

18 勉強になかなか着手せずに、だらだらと無為に時間をすごして

   しまう、という問題もある。

   その問題を回避するためには、重要な勉強と、とっつきやすい勉強

   があったら、とっつきやすい勉強のほうに先に着手する、

   というのも、いいやり方だ。

   さきに簡単なタスクをこなしておくと、作業興奮によって、

   だんだんやる気がでてくる、ということも期待できる。

 

19 参考書や問題集がたくさん自宅にあるのに、

   実際に取り組んでいるものはほとんどない、というよりも、

   参考書や問題集は自宅にほとんどないけれど、

   そのほぼすべてに実際に取り組んでいる、

   というほうが、よっぽどいい。

 

20 勉強というのは基本的に、

   知らないことを暗記する、知識を仕入れる、

   か、

   理解できないことをじっくり考え抜いて理解できるようになる、

   かのいずれかの作業が重要になる。

   なので、それ以外の、ノートをきれいにつけたり、

   通学したり、といった、余計なことはなるべくしないにかぎる。

 

21 本というのは不思議なもので、

   すらすらと読み進めることができる日もあれば、

   読むのに苦労する日もある。

   すらすら読める好調な日には、

   たくさん読み進めておくといい。

 

22 参考書のなかには、やたら難しくて、

   書いてあることが全然頭に入ってこない変な本もあるものだ。

   そういう本は、たとえ買ってしまった後であっても、

   早々に見切りをつけ、他の参考書にうつるべきだ。

時間とお金を節約するリスト

時間とお金を節約する方法を、リストにまとめておこうと思う。

思いついたら、その都度付け足していこう。

 

1 初詣に行かない。初詣だけではなく、ふだんから神社仏閣の

  たぐいから距離をおく。お守りやお札、お賽銭、道中の交通費

  を節約できるほか、往復の移動時間、労力の節約にもなる。

  たぶん、行っても行かなくても、運気にはあまり関係がない、

  はず。

 

2 風俗関係にお金をつかわない。ソープ、イメクラ、ヘルス、

  個室ビデオといったものにお金をつかわず、ネットの無料動画

  ですませる。病気もふせげる。

 

3 髪をカットに行く回数をへらす。ただし、自分で髪をカットするのは、

  効率が悪い。

 

4 ネットやスマホの料金プランを見直す。

 

5 時間のある人であれば、相続登記などを司法書士にたのまず、

  自分でやる。不動産売買などに関する税金の申告が必要な場合にも、

  税理士にたのまず自分でやる。裁判で弁護士をたのまず、

  本人訴訟をする。

 

6 たまに、寿司や焼き肉など、1回の食事でどばっとお金が出る

  ものを食べたくなる衝動にかられる時期がくるが、そこを乗り切る。

  しばらくしたら忘れる。

 

7 映像作品を見たくなったら、ネットで無料で視聴できるものに

  しておく。ツタヤとかでDVDをレンタルしに行くと、

  借りるときと返す時の往復移動時間、料金がとられる。

 

8 お金だけでなく、時間も大切にする。労働に対する時給は、

  ひとによって異なるが、かりに、時給1000円とすると、

  3分の価値と50円の価値は等しくなる。

  ということは、たとえば、30円安い商品を買うために5分

  余分にかけて遠くのスーパーへ行くことは、損になる。

 

9 自分の労働に対する時給をいつも計算しておく。

  不当に安い賃金でこき使われているなら、その時間は働かずに

  自分でその時間を味わったほうがいい。

 

10 将来かならず使うものは、まとめ買いしておく。

   何度もその場所に足を運ばなくてすむ。

   ただし、本をまとめ買いすると、読まずに積んでおく可能性

   が高まる。

 

11 腕時計の電池は、自分で交換する。そのための精密ドライバー

   を100均で買っておく。

 

12 図書館は、お金の節約にはなるが、時間をうしなう可能性がある。

   借りに行くとき、返しに行くとき、往復の移動時間、労力を

   とられる。図書館が遠い場所にあるのなら、なおさらだ。

 

13 1000円以下でカットしてくれる格安の美容室、理容室

   であっても、待ち時間がすごく長いかもしれない。

   自宅の近所にあって、予約ができる美容室、理容室であれば、

   時間の節約になる可能性がある。

 

14 保険を見直す。

   家財道具が全部合わせても100万円もしないのに、

   家財道具600万円までを保障する火災保険などは不要。

 

15 100均を利用する。

   100均でそろうものは多くなっている。ふだんから100均

   にある品物をチェックしておくといい。

 

16 スポーツジムには通わない。

   簡単なタスクであればあるほど、習慣化に成功しやすい。

   ダイエットや健康のためであれば、まずはウォーキングを。

   ふつうの服装、ふつうの靴で、やりかたなどは意識せず、

   ふつうに近所を歩きまわって帰ってくるだけでいい。

   最近のスポーツジムは老人のたまり場になっていて、

   リフレッシュ効果も期待できない。

 

17 払っても払わなくてもいいお金を、思いつきで払ってしまわない。

   たとえば、同窓会費とか、災害に際しての寄付金とか。

0.999…は、本当に1か?

0.9999…と、小数点以下に9が無限につづく数は

1である、と、数学ではそのように考えるらしい。

その証明方法は、いろいろある。

たとえば、X=0.99999…とする。

この式の両辺を10倍すると、10X=9.99999…

になる。

最初の式と2番目の式の辺々をそれぞれひくと、

9X=9になる。よって、X=1。

ゆえに、0.999…=1である、と。

 

ウィキペディアにも、これについての記事がある。

0.999…が1と等しくなるのは、

直観に反するかもしれないが、数学的には真実である、

と述べられている。

その理由の一つにあげられているのは、一般人は、

0.9999…のその先のどこかに、

「最後の9」が存在するだろう、と考えるのかもしれないが、

そんなものはなく、実際には無限に9が続くのだ、

ということである。

 

だが、ほんとうにそうなのだろうか。

自分は数学の門外漢であって、高校数学までしか学習したことは

ないのだが、このことについて考えてみたい。

 

1という数字がある。

この数字のうち、10分の9を確保すると、0.9という数字が

できる。確保した残りは、0.1だ。

つぎに、残りの0.1のうち、やはり10分の9だけ確保して、

それを最初の0.9にくっつけると、0.99になる。

この作業によってあらたに生まれる残りは、0.01だ。

さらに、残りの0.01のうち、10分の9だけを確保して、

それをあらかじめつくっておいた0.99にくっつけると、

0.999になる。

この作業によってあらたに生まれる残りは、0.001だ。

 

0.999999…という数字は、小数点以下に9が無限に

続いている、ということなのだが、ここでは、

その数字がどういう数字なのか、ということを総体的に考えるのではなく、

どういう作業の繰り返しによってこの数字はうまれてくるのか、

ということを考えてみよう。

先にみたように、小数点以下に9をひとつ増やそうと思ったら、

「残っている部分の10分の9を確保して、それを最初に確保

しておいた部分にくっつける」という作業(作業R)をしてやればいい。

0.9999999…という数字は、小数点以下に9が無限個くっついて

いる。

ということは、作業Rを無限回繰り返した、ということになりそうだ。

 

ところが、である。

作業Rは、あくまで10分の9だけ確保して、それをもとの部分に

くっつける、という作業にすぎないのだ。

その量は、10分の9を超えない。

いいかえれば、10分の9しか、あらたに確保することはできないのだ。

それが、作業Rである。

つまり、作業Rを1回おこなうと、かならず、10分の1という

「残り」が生じる。

数学者はいうかもしれない、いやいや、10分の1などという残りは

生じないよ、残りが生じようとした段階で、すかさず、あらたに

10分の9は奪われるんだから、と。

 

べつにかまわないよ。

10分の9はうばわれる。それも、永遠に。

それはたしかに真実だ。

しかし、10分の1が残り続ける、各段階で。

それも真実だ。

0.999…は、なんとかして、のこりをゼロにしよう

と奮闘するのだ。10分の9を奪い続ける、という作業を無限に

繰り返すことで。

しかし、この作業を何千回、何万回、何億回、何兆回、無限回

繰り返したところで、相手をゼロにしきることはできないだろう。

だって、その作業は、10分の9を奪う、ってだけなんだから。

1回でも、10分の10を奪う、っていう段階が、どこかの作業に

存在すればべつだよ。でも、ちがうよね。